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上履きおすすめの選び方は幼稚園も小学校も「フィット感」が基本!ムーンスター「ゲンキ・キッズ」に聞く

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

子どもの上履き、「足のサイズを正確に計らずに、スーパーで買い物ついでに買っている」という方も多いのではないでしょうか。

そして「幼稚園や学校で1日履く上履き、こんな選び方でいいのかしら?」と不安に思っている方もいるのでは。

今回は株式会社ムーンスターの子ども靴専門店「ゲンキ・キッズ北千住マルイ店」で、上履きの選び方から、おすすめシューズまで聞いてきました!

上履きの選び方ってあるの?

幼稚園も小学校も基本は「フィット感」

▲お話をうかがったゲンキ・キッズ北千住マルイ店の店長・木村茂さん

「基本的に、足に合っているものを選ぶことがベストです」と木村さん。

ゲンキ・キッズ各店舗には「乗るだけ」で足の幅や甲の高さまで分かる、足型計測機「フッ撮る」があり、小さな子どもでも無理なく足を計測撮影し、プリントアウトしてくれます。

▲こちらが「フッ撮る」。ここに立つだけで足のサイズが詳細に!

その内容をきちんとスタッフさんにカウンセリングしてもらえば、ぴったりの靴が選べるというわけ。

幼稚園や学校によって規定があるのも忘れずに!

忘れてならないのが、幼稚園や学校によって規定があるということ。
例えばキャラクターが付いているものが禁止の幼稚園もあれば、ラバー部分は青だったのに、翌年からいきなり白に変わった小学校も。

また、「昨今、上履きと体育館シューズ兼用という小学校も多く、より“動きやすい上履き”を求められることもあります」と木村さん。

学校だけでなく、その年度によって違うこともあるので、しっかり確認が必要ですね。

上履きの買い替えタイミングは?

指先が動くか、指が当たっていないかをチェック

▲上履きだけでこんなに種類が!もちろん各サイズ、カラーも出してくれます

「つま先部分の中で指が動かせるかどうか、ですね。履いた時につま先部分に親指が当たっている時点でもう小さいと考えて構わないです。」(木村さん)

と、明確な回答が。

なるほど!子どもに確認する時は「つま先に親指当たってない?」と聞くのが一番簡単なチェック方法のようです。
これなら試し履きの時も簡単に確認できそう。

上履きの洗い方は?どんな洗剤がいい?

上履きはドライヤー乾燥不可!陰干しが基本

上履きの洗い方の基本を伺うと、

  • ぬるま湯で洗い、しっかり注ぐ(洗剤が残るとシミになる)
  • 新聞紙などで中の水分を取って陰干しする

とのこと。
「ドライヤーなどで乾かすと、ラバー部分が傷んで変形してしまうため避けてください」とのアドバイスが。

急いでいるときに致し方なくドライヤー乾燥する時は、距離をはなして熱風をラバーに当てないようにしたいですね。

洗剤も解決!?実は「靴専用の洗剤」があった!

▲スニーカーケアシャンプー。800円程と高価ですが約40回分。月4回洗いで10か月持つ!

上履き洗剤放浪中の筆者が適した洗剤をたずねたところ、ゲンキキッズで販売しているコロンブス社の「スニーカー・ケア・シャンプー」という専用洗剤を紹介してもらいました。

弱酸性で無リン、キャンバス地の汚れが落ちやすい専用洗剤があるとは。

「上履きと一緒に購入されるお客様も多いですよ」と木村さん。
これは一度試してみたい! 我が家でも早速使ってみることにしました。

ゲンキ・キッズ店長に聞いたおすすめの上履きベスト3

幼児におすすめ!左右がわかる「MSリトルスター02」

▲MSリトルスター02(サイズ:14.0~21.0cmまで)

抗菌防臭効果のある天然緑茶由来の「カテキン」を中底に搭載し、丸洗いしやすいメッシュ素材なので、乾くのも早くて助かります。

「ぞうさんのイラストで左右が分かりやすくなっていて、足の甲をマジックテープで調節ができるので履きやすい」と木村さん。
幼児の上履きにはぴったりですね。

見た目は外履き?!「MSゲンキメイト」

▲MSゲンキメイト(サイズ:14.0~21.0cm)

スニーカーにも見えますが、実際、外履きとしてもOK。

走ったり、飛び跳ねたりという激しい動きにも対応できるので、「体育館シューズ兼用」として使用したり、習い事の上履きとしてもおすすめ。

中敷きがとれる!曲げやすい!「CR ST11」

▲CR ST11(サイズ:14.0~25.0cm)

「ぱっと見、普通のバレーシューズタイプの上履きなのですが、まず中敷きがとれるんです」と、木村さん。中敷きをスルッととってくれました。

▲奥の手、忙しい時は「中敷きだけを洗う」というのもあり!?

この中敷きがあることで、通気性がよくなり蒸れにくくなるとのこと。
しかも、この中敷き「Ag+抗菌防臭」も搭載。これは、清潔に保てそう。

▲かかとも硬く、履きつぶせない!きちんと上履き履いてもらえます

底裏にフレックスジョイントという黒い線が2本入っていて、足の曲がりと同じ位置で靴が曲がる設計になっています。

▲黒い2本の線「フレックスジョイント」で、曲がりやすく

こちらの上履き、筆者が息子のために実際に購入し、履かせてみました。
その結果この黒い線、すごい力を発揮すると判明!

実際に小学4年生が「CR ST11」を履いてみた

▲履いた瞬間「お、ゴムの位置が上だからぴったり」と感想が

実は筆者、小学4年生の息子に今までずっと、スーパーで買った500円の上履きを履かせていました。
体育館シューズとしても使っているため、「靴の中が平たくて走りにくい」「靴の中で足がすべる」という問題を知りつつ4年も放置……。

そんな息子に、上記で紹介したゲンキ・キッズの上履き「CR ST11」を履かせてみたところ、

▲「この上履き、山まで登れそう」の名言を生んだ曲がり具合

「靴の中で足がぴったり(フィット)する」
「靴の底が曲がりやすくて、靴が脱げない!これなら山まで登れそう!」

と、想像以上に今までの上履きとの違いを熱く語ってくれました。
あと2年の小学校生活に間に合ってよかった……。

たかが上履き、「されど」上履き……!

子どもが学校にいる時間は、長ければ1日7時間以上×週5日。大人の勤務時間と変わりません。
さらに同じ靴で運動まで行い、その上履きでずっと過ごす学校も。

たかが上履き、”されど”上履き。
子どもの足を毎日守るものだからこそ、真面目にきちんと選びたいですね。

取材協力

子ども靴専門店のゲンキ・キッズ

※紹介した商品や在庫は2019年1月時点の情報です。

【子供靴の選び方】小学生が運動会で速く走れる靴からおすすめの上履き選びまで

この記事を書いた人
ヨムーノライター
木月ハチ

ダイソーなどの100均や、ニトリ・無印良品の新グッズ、カルディの話題の食材など、トレンド情報を発信しています。

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