お金のプロが選ぶ生命保険はどんな保険!?覆面座談会で赤裸々に語る

  • 2021年03月23日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

今回は、キッズ・マネー・ステーションに所属する現役ファイナンシャルプランナーのママたち4名が集まって、「ぶっちゃけ生命保険ってどう?どんな保険に入っている?」という座談会を開催しました。

座談会メンバープロフィール

アイさん

資産運用が得意のファイナンシャルプランナー。40代。2児の母。多数の保険の見直しを手伝う中、結局自分自身は20代で加入した保険のままでそのまま何もせず。老後資金はすべてリスク商品で運用。

ユリさん

ファイナンシャルプランナー歴2年。30代。FP会社勤務。子どもと夫と3人暮らし。
FP取得を機に、貯蓄代わりに多数入っていた保険の多くを「払済」にばっさり。生きるリスクのほうを重視して確定拠出年金(iDeCo)等で貯める決意をしたばかり。

クミコさん

投資信託を販売する会社勤務経験あり、現在は子どもの金銭教育の活動をしているファイナンシャルプランナー。40代。死亡保障は夫のみで、自身がなくなった場合はこれまで貯めた貯蓄で補ってもらう予定。老後資金は個人年金保険で一定額を確保し、残りを投資信託で準備中。

エリカさん

保険代理店業、ファイナンシャルプランナー、1児の母でもある。保険現場で様々なケースを見てきたことから、残された家族にとって保険の大切さを痛感する。現在、老後資金のほとんどを終身保険などを駆使して貯蓄中。

お金のプロFPたちが、生命保険に加入した理由

アイさん
私たちはファイナンシャルプランナーですが、今日は、自分の家の保険はどうやって判断してどう加入したということを、ヨムーノ読者さんのために、セキララにしたいと思います! 今回は、保険の中でも生命保険にフォーカスします。

生命保険とは、そもそも亡くなったときに、どれぐらい保障が必要か=死亡保障が大きな役割。皆さん、どういう理由やきっかけで生命保険に入ったかを教えてください。

ユリさん
ほっといたら貯金が増えるわけではないし、強制的に貯金ができるのだったら、何もしないよりはいいだろうということで、以前は、多数の貯蓄型の生命保険を契約していました。そもそも加入のきっかけは、単に相談したら楽天ポイントがもらえるってだけで、来店型の保険ショップに行きました。

クミコさん
え! ポイント目的で行っちゃう(笑) !?

ユリさん
あ、FP取得する前ですよ(笑)。
その後、FP取得して、冷静に判断して、ほとんどの保険を払済(※1)にしましたが、ドル建て終身保険だけ残して貯蓄しています。

それは老後資金の目的です。

死亡保障としては払済のものをあわせても少なくて、夫は700万円のみ。ただ子どもも1人、家もあるので長く生きるリスクに備えたいと思って、iDeCoなどをやっています。

クミコさん
私が加入したのは結婚したタイミングで、母の知り合いの保険会社の方を通して入りました。がん家系ということもあり病気が心配だったので、結婚を機に生活習慣病とがん保険が付いている医療保険に入りました。

そして同時に10年間で払い終わる積立型の終身保険に加入し、こちらは完全に貯蓄目的ですでに払い終えました。

アイさん
家族の知り合いから入るというのも、あるある!バージョンですね。ちなみに、終身保険の死亡保障はどれぐらいですか?

クミコさん
1000万円の死亡保障がついています。うちも夫が亡くなっても、住宅ローンは団信(※2)で支払い済になるでしょうし、1人っ子だから教育費もそんなにいらないということで、1000万円もあれば十分という話になりました。老後資金としては、投資信託と個人年金保険を使っています。

アイさん
なるほど。家あり、子ども少ない、共働き、貯蓄ありというケースでは、夫への死亡保障は少なくてもOKというご家庭というのは多いかもしれません。ちなみに、うちは2人子どもがいますが、夫2000万円の死亡保障、ネット生保で、私自身は500万円の生命保険です。

効率のよい生命保険の加入のしかた

エリカさん
うわー皆さん、保険の金額少ないですね!
私はファイナンシャルプランナーといっても先代から家業が保険ということもあり、生命保険、医療保険、介護保険と多く加入しています。保険は貯蓄する手段としていますね。

アイさん
全然貯められない人にとっては、保険で貯蓄するというのは今でも有効でしょうね。

エリカさん
ええ。私自身は自営業で少し不安定ですが、夫は会社員、家ありなので皆さんと同様、実際は死亡保障だけを考えたら少なくていいかもしれません。

ただ、私自身含めすべての人が株式とか投資信託だけで効率よく貯めることができるわけではないでしょう?そのような場合、保険を使ってでも貯めるのは重要。

そしてその場合、終身保険などはできるだけ効率よい加入のしかたをして、老後資金になるようにと思います。

アイさん
効率のよい加入のしかたって?

エリカさん
前納(※3)かつ一時払いで、保険といってもできるだけ利回りがよくなるようにと思っています。  

最近は、保険に入らない、家計をスリム化するのが流行ですが、職業的に色々な人たちを見ているとやっぱり残された人への思いやりも大切かなぁと。実際亡くなったら残された人に多少の迷惑をかけるケースも見ています。  

そのため、最低限の死亡保障は生命保険で補いたいですね。

プロからみておすすめの生命保険や注意点は?

アイさん
最後に、おすすめの生命保険はありますか?

クミコさん
万人にぴったりというおすすめ保険があるわけではないです。生命保険は貯蓄目的なのか、亡くなった人の保障(死亡保障)が目的なのか、入る目的を持つことです。目的がはっきりすると保険選びがしやすいと思います。

ユリさん
生命保険の死亡保障を考えるとき、亡くなったらいくらあると安心なのかを、ざっくりとした金額でも把握することが大切かと思います。金額がシミュレーションできたら、今ならネットで簡単に見積りができますから。

うちは死亡保障が少ないですが、それがすべての人の価値観や境遇にあてはまるわけではないと思うので、注意してほしいです。

一度は亡くなったときの生活を自分自身の頭でイメージしておくこと。そうするだけで人生の途中で思った保障と違ったということで、払済にしたり解約したりすることが減ると思いますよ。

※1:払済
契約している保険を払済保険に変更すると、その後の保険料の支払いをする必要はない。いざというときに支払われる保険金の額は減額されることになるが、毎月の金銭的負担がなくなる。

※2:団信
団体信用保険のこと。住宅ローンを返済している間に亡くなったとしても、保険金により残りの住宅ローンが免除される制度。

※3:前納 毎月支払うのではなく、一度に前もって支払う方法。

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