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そこはセリアじゃなく「無印良品の神ケース」が正解!使いづら〜い玄関収納をズバリ解決

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、片づけ遊び指導士のヨムーノライター、アリカです。

先日、我が家では玄関にあるクローゼットの収納を見直しました。

間取りの都合上、土間収納をとれなかった我が家では、玄関にクローゼットを設けています。

観音開きのクローゼットで、右側にはハンガーバーがあり、コートや子どもたちの通園通学グッズを収納。

そして、今回見直したのは左側の収納です。
幅90cm・高さ195cm・奥行き28cmの稼働棚を設置しています。

▲ビフォー

一見、問題なさそう(自分で言ってしまいますが……笑)で、実際に収納したい物はほぼ納められていました。

しかし、このスペースは新居に引っ越してきて最初に整えた当時のままということもあり、使い勝手は無視した収納になっています。
そこで今回、ようやく見直すことにしました。

ステップ1:収納したい物のリストアップ

まずは、このスペースに収納したい物をピックアップします。

我が家の場合は、トイレットペーパーのストック・メンテナンスキット・子どもたちのサイズ待ちやお下がりの靴・園芸用品などの大きな物から、レジャーシート・電池・カイロ・マスク・ビニール袋・空気入れ・懐中電灯・遊び道具などの細かな物まで様々です。

ステップ2:使いづらいと感じていた点をまとめる

セリアのプレンティボックスがこの場所の用途にマッチしていない

プチプラでおしゃれなボックスとして人気の、セリア「プレンティボックス」。
しかし、よく引き出して出し入れする物の収納には、向いていませんでした。

紙製のため耐久性がなく、何度も引き出しているうちに、取手部分が劣化してきました。 加えて、頻繁に取り出す場合には「フタを外す」というワンアクションが加わり、煩わしく感じることもも。

収納グッズの見た目が揃っていない

100均でそろえたバスケット類のサイズが収納棚に対して不揃い、見た目がちぐはぐで、すごく気になっていました。

▲奥行きが合っていない

▲幅が合っていなくて無駄なスペースがある

ステップ3:用途に合った収納グッズを見つける

問題点を解決できる収納グッズを探します。

・ステップ1で挙げた物が収納できること
・丈夫でフタがなく引き出しやすいこと
・既存の棚にフィットするアイテム

以上が、我が家の必須条件。
その結果、大物は無印良品「やわらかポリエチレンケース」、小物はセリア「アレンジスライドボックスワイドW」を使用することに!

購入アイテム

無印良品「やわらかポリエステルケース・大」×6個
無印良品「やわらかポリエステルケース・ハーフ・大」×3個

セリア「アレンジスライドボックスワイドW」×10個

これらのアイテムは丈夫でフタがなく、引き出しやすさも◎と、条件をクリア!
なにより、90cm幅の棚にシンデレラフィットするサイズ感、奥行きも問題なしです。

ステップ4:実際に収納スタート!

ステップ1でピックアップした大物、小物をそれぞれ収納。

▲トイレットペーパー

「ポリエチレンケース・大」には12ロールがピッタリ収まります。

▲子どもたちの靴

サイズ待ちやお下がりの靴がいくつかあるのですが、全体を把握&時期を逃さないために一足ずつ袋に入れて管理しています。

ジップロックに入れて分かりやすいところにサイズを記載。
息子用と娘用に箱を分けて、「ポリエチレンケース・大」を2個使用しました。

▲電池

電池の種類ごとに仕切りを使って収納。

ステップ5:ラベリングしてボックスを配置

見た目に美しい収納が完成しても、どこに何が入っているか分からなければ整えた意味がありません。

取出しやすく片付けやすいラベリングと、ボックスを配置する際の注意点を紹介します。

ラベリングは基本的に「ひらがな」表記

我が家では、子どもたちでも分かりやすいように、ひらがなで記載することが多いです。

すると、「アレもってきて〜」とか「コレなおしておいて」なんてお手伝いも、お願いしやすかったり。

ラベリングはボックスの両面に記載

少し面倒ですが、ラベリングは2箇所(表と裏)に記載してしまいます。
すると向きを気にせず、ボックスを棚に戻せます。

※明らかに表裏が違うものを除く

ボックスを配置するときの注意点

ボックスを配置する際は「どこに何が置かれていると一番便利か」ということを考えて配置します。

今回の場合、「観音開きのクローゼットの左の扉」なので、棚の右側がゴールデンゾーン(ストレスなくラクに取り出すことができる一番使いやすい場所)に。

なので右側から順に使用頻度の高い物を収納していきました。
クローゼットの扉を開けきらずに取出すことができて、便利です。

番外編:既成品で見つからない場合はDIYするのも手!

上段は無印良品やセリアのグッズを使って、使いやすく見た目にも美しい収納が完成しましたが、下段はというと……。

レジャーシートやバドミントン、簡易テントなど、”超大物”が残っていました。
稼働棚の上にあげてしまって隠すことも考えました(←オイオイ!)。

が、「子どもたちでも取出しやすい」「レジャーシートは使用頻度が高い」ことなどを考えると、やはりこの場所にあることがベスト。

しかし、こんな超大物たちに合う収納グッズって……?
「ないなら作ってしまおう!」とDIYすることとなりました。

下段のサイズをきっちりはかってホームセンターへ!

カットしてもらった木材を、ホワイトに塗装したのち、山善「トライビルシリーズ」のドリルドライバーを使ってビス打ち。

「子どもたちでも取出しやすい」収納にするために、キャスターを取り付けました。

ドリルドライバーがあるとビス打ちもとっても簡単!あっという間に完成。
超大物もごちゃつくことなく収納できました。

いかがでしたか?
収納用品は、納めたい物によって取出しやすさや丈夫さなど、適材適所のグッズを選ぶことが大事!

ぜひ、収納の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
片づけ遊び指導士
arika_919

片づけ遊び指導士で、100均や無印良品グッズを使った収納アイデアなどをご紹介しています。女の子2人・男の子1人・単身赴任中の夫と5人家族です。2015年8月にマイホームを完成させました。ワンオペ育児奮闘中ですが、暮らしごこちのいいお家を目指して日々おうちを整えています。
・雑誌CHANTOの第二回『収納&片づけグランプリ』にてグランプリ受賞

片づけ遊び指導士 100均 収納

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