ズバリ、栄養ドリンクは過労死を招く!?「隠れ疲労」の原因はカフェインやアルコールのせいだった

  • 2019年10月18日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

何をやっても疲れがとれない、寝てもスッキリしない。そんなあなたにこそ試してもらいたい疲労回復法がありました。

ここでは、医学博士で大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授の梶本 修身さん著書『疲労回復の名医が教える誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

大音量の目覚まし時計がぐったり目覚めの元凶

目覚まし時計の大音量ではなくやさしい光で起きる

目覚まし時計やスマートフォンのアラーム機能など、大きな音で目覚める習慣は、脳と体に負担をかけてしまいます。

眠っている間は副交感神経優位だったのに、大きな音が交感神経を一気に刺激し、血圧や心拍を急激に上げてしまうからです。
野生動物にとって、近くの大きな音は、捕食者の鳴き声など身に危険が迫っているサインです。従って、目覚まし時計の大きな音で起きるのは、朝起きていきなりライオンと戦闘態勢になるようなものです。

サバンナの動物たちが最も自然に目覚めるのは、「太陽の光」です。
脳の「上丘(じょうきゅう)」が、まぶたを通ってきた光を感知すると、脳は「朝になったよ。そろそろ起きて!」という指令を出します。

このようにして起きると、脳を急激に働かせる必要がなく、血圧や心拍はゆっくり上昇し、体は徐々に日中のモードに移行します。

このとき注意したいのは、光の強度です。
強烈な光で起きるのは、大きな音で起きるのとまったく同じです。
できれば、寝室の足下のほうのカーテンを少し開けておき、朝はその光で目覚めるように、習慣づけましょう。日の出の時間と起床時刻が大きく違うときは、光で起こす目覚まし時計も販売されていますので、それを利用するのもよいでしょう。

また、テレビの番組予約機能を使って起きるのもひとつの方法です。
この場合、普段寝室で聞いている音量にしておきます。朝のニュース報道などが耳から入ってきて、それに対する関心や興味で脳の中から自然に目覚めるようにするためです。

朝起きるのが苦手な方は一度試してみてください。

ズバリ、徹夜には栄養ドリンク?

栄養ドリンクはむしろ隠れ疲労や過労死を招く

コンビニエンスストアなどで、陳列棚にずらりと並ぶ栄養ドリンク(医薬部外品)やエナジードリンク(清涼飲料水)。
「日本の栄養ドリンクの消費量は世界トップクラス」というデータがありますが、栄養ドリンクの発売以来、今までのところ臨床試験で疲労回復効果が実証された商品はありません。

栄養ドリンクを飲んで「疲れがとれた」と感じるのは、カフェインが眠気をとり去って、微量に含まれるアルコールが気分を高揚させてくれるためです。
疲れがとれるどころか、子どもに与える健康被害の可能性も指摘されています。疲労回復効果がないだけならまだよいのですが、カフェインやアルコールで「疲れがとれた」と錯覚し、そのまま仕事を続けてしまうのは大変危険です。

前述の通り、本当は疲れているのに、脳が「疲れていない」と判断してしまうことを「隠れ疲労」といいますが、「隠れ疲労」が限界に達すると、最悪の場合「過労死」に至ります。

人間はほかの動物に比べて、意欲や達成感を司る前頭葉が発達しているため、カフェインやアルコールの効果も助けになり、「疲労感」を消し去ることができます。

一方、野生動物は、前頭葉が人間ほど発達していないため、疲労感に忠実に行動し、疲れたら休みます。
人間だけが疲労感を無視して働いてしまい、過労死を招くのです。栄養ドリンクの摂取はやめて、疲れを隠さず、疲れたら休む習慣をつけましょう。

ヨムーノ編集部

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