体の痛みや不調は肩甲骨が硬いから!?30歳すぎると肩甲骨の衰えは加速する

  • 2019年11月19日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

年齢を積み重ねるとともに、少し運動しただけで筋肉痛になったり、怪我の治りが悪くなったような気がするなど……30歳を超えてくると体のケアが心配ですよね。

ここでは、体幹ストレッチインストラクターの吉田佳代さん著、医学博士川本徹さん監修「その不調、背中ストレッチが解決します。」(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集して、「背中ストレッチ」についてご紹介します。

30歳すぎると肩甲骨の衰えは加速する

肩甲骨に付着している腱や靭帯は、加齢とともに少しずつ硬くなります。
また、関節がなめらかに動くように分泌されている滑液(ずいえき)の量も少なくなります。

さらに、肩甲骨を支える筋肉も30歳くらいをピークに少なくなります。
とくに大きな筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)は、衰えるスピードが速くなります。

「背中ストレッチ」で肩甲骨まわりをほぐさないまま放っておくと、腱や靭帯は硬くなり、筋肉も衰え、肩甲骨はどんどん硬くなります。

逆に、肩甲骨をよく使っていれば、腱や靭帯の老化を防ぎ、筋力の衰えをゆるやかにすることができるのです。

筋肉に限っていえば、90歳を超えても、筋力トレーニングによって筋力が向上することがわかっています。
この時点でもまだ、「肩甲骨が硬いと言われてもねえ……」という方がほとんどでしょう。

しかし、肩甲骨が硬い人は、日常動作に肩甲骨まわりの筋肉をあまり使っていないということです。もう少し正しく言うと、肩甲骨まわりの筋肉をバランスよく使っていないということです。

私たちの体には約600の筋肉と約260の関節がありますが、それぞれに役割があります。
肩甲骨も肩甲骨のまわりの筋肉もそうです。硬くなった筋肉の代わりに、ほかの筋肉を使って動けば、体を動かすたびに負担がかかります。

当然、無理強いするとやがて悲鳴を上げることになります。
あなたの体の痛みや不調は、もしかすると肩甲骨が硬いのが原因かもしれません。

背中は上半身の血流の最重要ポイント

肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると、血流が悪くなります。

筋肉には体のあらゆる器官を動かしたり、体温をつくったりする重要なはたらきがありますが、血液の循環をサポートするのも重要なはたらきのひとつです。

私たちの体を維持するために栄養や酸素などを運ぶ血液は、心臓から全身に送り出されています。

しかし、全身にくまなく行き渡らせるには、心臓の力だけでは困難。そこで、滞りなく血液が流れるように手助けしているのが筋肉です。

それが、筋肉のポンプ作用といわれるものです。筋肉が収縮することによって血管を圧迫したり、ゆるめたりしながら、血液の流れをスムーズにしています。

あなたは、「ふくらはぎは第2の心臓」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、下半身に流れてきた血液を重力に逆らって上半身に戻すために、ふくらはぎの筋肉が重要な役割を担っているからです。

上半身の血流サポートを担っているのが、肩甲骨まわりの筋肉群です。
肩甲骨を支える筋肉は主な筋肉だけで5つ。細かいものを含めると18種類の筋肉があります。

つまり、肩甲骨が硬くなるということは、それだけ血液の流れが悪くなるということなのです。

血流が悪くなって栄養や酸素の供給が少なくなったり、遅れたりすると、それを待っている臓器や器官の動きは鈍くなります。

筋肉のポンプ作用はふくらはぎだけでなく、筋肉自体がポンプの役割をするので、肩甲骨まわりの筋肉は内臓や脳にも近いだけに、血流が悪くなると体のあちこちの不調につながる可能性が出てくるのです。

頭がすっきりしないのも、頭痛が続くのも、自律神経が乱れてくるのも、小さなことでイライラするのも、もしかすると、肩甲骨がガチガチに硬くなっていることが原因かもしれないのです。

筋肉のバランスを崩す、その姿勢が危ない!

デスクワークの人や長時間パソコンを使っている人は、前かがみの姿勢で知らず知らずのうちに背中が丸まっている状態で長時間座っています。

スマホが手放せない人は、電車の中でも、自宅でも、待ち合わせしているときも軽く首を傾けて下を向いた状態が長く続きます。

この背中が丸まった前傾姿勢のまま肩甲骨が固まり、肩が内側に入ってしまうのが、いわゆる猫背。

原因は諸説ありますが、猫背の状態で肩甲骨が硬くなると、体にとってデメリットばかり。

まず、肩甲骨まわりの筋肉の使い方のバランスが悪くなります。
本来、頭は背骨の真上に載り、体重の約10%といわれる重量を背骨のS字カーブがクッションとなり支えています。しかし、それが少し前方に傾くわけですから、首の後ろから背中にかけての筋肉は余計に頑張らないといけなくなります。

支えとなる部分に大きな負担がかかり過ぎても筋肉は硬くなり、やがて痛みを発症することになります。それが、しつこい肩こりや肩の痛みの原因でもあります。

また、腕を上げるときに、肩甲骨まわりの筋肉をうまく使えなくなると、肩だけで動かそうとするため肩関節に負担がかかり、四十肩、五十肩につながることもあります。

使うべき筋肉を使わないと、ほかの場所に負担がかかることになるのです。

ヨムーノ編集部

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