2023/11/15よりくふうLIVE!はヨムーノに名称変更しました。

「ピカール」が金属磨きに最強!買った時の輝きカモン【実際に試してみた】

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ヨムーノライターのなないろのしずくです。
ステンレスや鉄といった金属製品は、使い始めはピカピカでも年月が経つにつれて汚れやくすみが目立ってきます。

長年蓄積された頑固な汚れは、スポンジでこすってもそう簡単に落とせるものではありません。 でも家庭用の金属研磨剤「ピカール」なら、あっという間に新品のような光沢を蘇らせることができるんです。

そこで今回は、金属磨きの定番品ともいえるピカールの魅力を余すことなく紹介します!

ピカールとは?

ピカールとは、日本磨料工業株式会社が販売する家庭用の金属研磨剤のことです。 あまり馴染みがない方も多いかと思いますが、実は金属磨きの定番品として古くから親しまれています。

ピカールは主にホームセンターで購入でき、プロも愛用する実力派ながら安価に入手できるところも好ポイントです。 使い方が簡単でお手入れがしやすいため、初めて金属磨きに挑戦する方にもピカールはおすすめです。

ピカールの種類、特徴

ピカールは、「ピカール液」「ピカールケアー」「ピカールネオ」「ピカールネリ」の4種類あります。 商品によって使い心地や研磨剤の含有量が異なるため、それぞれの特徴を詳しくご説明しますね。

ピカール液

出典:楽天

販売ページを見る(楽天)

販売ページを見る(Amazon)

乳化液タイプのピカール液は、「金属磨きといえばこれ!」と言っていいほど広く知られているロングセラー商品。 こちらは水分が多く含まれているため、伸びが良く広範囲に使用したい時におすすめです。

ほとんどの金属製品に使用でき、使い勝手が良くコストパフォーマンスも高いピカールの代表的アイテムです。

ピカールケアー

販売ページを見る(楽天)

販売ページを見る(Amazon)

4種類の中でも特に初心者の方におすすめしたいのがピカールケアーです。 チューブ状になったクリームタイプなので、液垂れの心配がなく金属磨きが初めての方でも使いやすいですよ。

ピカール液と使用している成分は同じなので、異なる点といえば液体かクリームタイプかといった使用感の違いだけです。 クリームタイプのピカールケアーは、少量ずつ出すことができるため金属でできたアクセサリーのような小物磨きにも重宝します。

ピカールネオ

出典:楽天

販売ページを見る(楽天)

販売ページを見る(Amazon)

ピカールの成分には灯油が含まれているため、わずかにガソリンのような特有のにおいがします。 それほど気にならない方もいれば、においに敏感な方だと苦手と感じてしまうこともあるかもしれません。

そんな方におすすめしたいのがピカールネオです。 ピカールネオはにおいの元となる成分を見直し、マイルドにすることでにおいが敏感な方でも使いやすくなっています。

研磨効果はピカール液と変わりませんが、液が乾きにくいので長時間の作業に適しています。

ピカールネリ

出典:楽天

販売ページを見る(楽天)

販売ページを見る(Amazon)

油性練りタイプのピカールネリは、研磨剤が多く含まれているため研磨効果が非常に高いです。 液状タイプでは落ちにくい頑固な汚れもしっかり落としてくれる、頼もしいアイテムです。

ピンポイントの汚れを取り除くのに適しているため、状態を見ながら液状タイプと使い分けるのもおすすめです。

ピカールで磨けるもの・磨けないもの

ピカールは、ステンレス、真鍮、銅、アルミ、スズ、鉄、その他の金属、プラスチック類とほとんどの金属製品に使用できます。 身近なものとしては、キッチンのステンレスシンク、ドアノブ、シルバーアクセサリー、自転車などが挙げられます。

ただし、塗装やコーティングされたものや金銀メッキ、または特殊な表面処理がされたものは使用NGです。 ピカールはいわば液状のヤスリであるため、これらに使用すると塗装やコーティングが剥げてしまうので要注意です。

また磨ける金属の中でも、材質によっては傷や変色をおこすこともあるため、目立たない場所で確認してから使うようにしてください。

ピカールの使い方

用意するもの

  • ピカール
  • 磨く用の布
  • 拭き上げ用の布
  • ゴム手袋

ピカールで金属磨きをする時に用意するものは3つだけです。 布はクロスでも良いですし、おうちにあるやわらかい布であれば何でも大丈夫です。

特別な道具がいらないので、気軽にお手入れできるところがピカールの良さですね。 また磨き始める前に、金属製品に付着したゴミやホコリは取り除いておきましょう。

ピカールケアーの使い方を紹介します。

(1)磨き用の布にピカールを適量とる

ピカールは成分に灯油が含まれているため、必ずゴム手袋をはめてから作業を行うようにしてください。 また少しガソリンのようなにおいがするので、部屋の換気をしながら作業をするようにしましょう。

準備ができたら、磨き用の布にピカールを適量とります。 ピカール液やピカールネオの場合は、缶をよく振ってから使用してください。 クリームタイプのピカールケアーは、出す量を調節しやすいため、少量ずつ出して磨いていくのがおすすめです。

(2)汚れやくすみがとれるまで磨く

ピカールをつけた磨き用の布で金属製品を磨きます。 ついゴシゴシと力を入れてしまいがちですが、力の入れすぎは磨きムラや磨き傷の原因になるので注意しましょう。

優しく馴染ませていくだけでも汚れやくすみが落ちるため、ダメージを与えないよう強くこすらないようにしてくださいね。 軽度のサビであれば一緒に取ることもできますが、厚くなってしまったサビを取り除くことはできません。

(3)最後に拭き上げ用の布で拭き取る

汚れがとれたら、拭き上げ用の乾いた布でピカールを拭き取ります。 このとき拭き残しがないよう、しっかり拭き取ることを心掛けましょう。

一度では取り切れない頑固な汚れも、定期的にお手入れすることで徐々に目立たなくなっていきます。 ピカールならたった3ステップで金属磨きが完了するため、掃除のついでにさっとお手入れできるのが嬉しいですね。

こんなところでもピカールが大活躍

金属製品の光沢を蘇らせることができるピカールは、一家に一つは常備しておきたいスグレモノです。 おうちのいたるところで活躍するうえ、使い方も簡単なのでお手入れを習慣づけられるといいですね。

でも金属磨きといっても、ぱっとイメージが浮かばない方もいるかもしれません。 そんな方のためにピカールのおすすめ活用法を紹介します♪

ピカールはステンレス製シンク掃除でも大活躍

長年使っているキッチンのステンレスシンクは、水垢や油膜が蓄積されてくすんだ状態になりがちです。 そうなってしまうと洗剤では落としきれないため、そんな時こそピカールの出番です。

もちろん使い方も簡単です。布にピカールを適量とり、シンクをこするだけ! これだけで頑固な汚れやくすみもみるみるうちに取れてしまいます。

ステンレス製の蛇口であれば一緒に磨けるので、シンクが見違えるほどピカピカになりますよ。 ただし、鏡面仕上げなど磨き傷が目立ちやすいシンクもあることと、キッチンによって素材は異なるため、目立たない場所で試してから磨くようにしましょう。コーティングなどの表面処理をしたものは、使用に適しませんので気をつけてくださいね。

【実際にピカールで磨いてみました】

【before】

蛇口まわりのこの部分。ピカールで磨いてみました。

【After】

手垢や水垢が綺麗になりました。蛇口下のくすみも改善されたような気がします。

他にもシンク掃除といえばクレンザーが定番ですが、ステンレスシンクにはクレンザーよりもピカールの方が実は適しているんです。 ピカールはクレンザーよりも粒子が細かいので、表面がなめらかできれいな仕上がりになるんですよ♪

真鍮の仏具やアクセサリー磨きに

真鍮は使い込むうちに味わい深い色合いへと変化していきます。 この風合いの変化を楽しむのもいいですが、アイテムによっては手垢や黒ずみが気になることも。

真鍮を使った身近なものには、仏具、アクセサリー、ドアノブなどがあります。 特にお手入れをする機会が少ない仏具は、ピカールで磨いてあげると新品のような輝きが戻ります。

仏具やアクセサリーといった小物類は、液垂れしないクリームタイプのピカールケアーがおすすめですよ。

銅製の調理道具もピカピカに蘇る

銅は酸化によって変色しやすいといった特徴があり、定期的なメンテナンスが欠かせません。 たとえば銅製のやかんや鍋といった調理道具も、使っていると徐々に黒ずみが目立ってくることがあります。

【実際にピカールで磨いてみました】

【before】

コッパーケトルのふた、注ぎ口部分を磨きます。

【After】

かなり使い込んだケトルで頑固な汚れが蓄積していたので、磨くのに結構力が必要でした。
ケトルすべてを磨くことはできませんでしたが、磨いた部分は鏡のようにピカピカに。

ケトルのふたと注ぎ口の上が鏡のようになっているのがおわかりでしょうか。人が映るくらいピカピカになりました。

銅はきちんとお手入れをしておけば、何十年と使い続けることのできる丈夫な素材です。 ピカールがあれば美しい状態を保てるので、大切な調理道具もピカピカに磨いて気持ちよく使いましょう。

自転車のサビ取りにもピカールが便利

ピカールは金属の汚れを落とすだけでなく、軽度であればサビも一緒に取ることができます。 そのため自転車やバイクの金属部分や、メタルラックのサビ取りにもピカールはおすすめです。

とっても万能なピカールがあれば、わざわざサビ取り剤を買う必要がないんです。 ただし、塗装面には使えないので、塗装されていない部分にだけ使用するようにしてくださいね。

他にもゴルフクラブ、楽器、金属食器など、幅広い用途でピカールは活躍してくれます。

ピカールを使う時の注意点

ピカールには研磨剤や灯油が含まれているため、肌が弱い方は必ずゴム手袋を装着してから作業を行ってください。 また子どもの手の届く場所には絶対に置かないようにしましょう。

ピカールは金属製の食器磨きにも使えますが、作業後は食器用洗剤で食器を十分に洗ってから使用するようにしてください。

手軽にお手入れができるため色々な場所に使いたくなりますが、金属磨き以外の用途には使わないよう注意してくださいね。

万能なピカールは適量をつけてじっくり磨くと汚れが落ちるため、余計な力を入れずに滑らせるような感覚で使うのがおすすめです。 美しさが蘇る楽しさを味わいながら、優しく磨いてあげてくださいね。

万能ピカールでお手入れラクラク

金属磨きというと面倒なイメージがありますが、ピカールなら日々の掃除と同じように手軽にできるのが嬉しいですね。 輝きを失い存在感が薄れていた金属製品も、ピカールでさっと磨き上げれば新品のような輝きを取り戻せます。

くすんでしまったステンレスシンクや、大切なアクセサリーのお手入れにもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。 楽なお手入れで無理なくできるピカール。ぜひ金属磨きに挑戦してみてくださいね。

この記事を書いた人
なないろのしずく

スリーコインズ歴5年。ネットショップは毎週欠かさずにチェック。 クリンネスト1級、整理収納アドバイザー準1級。 毎日を〝ちょっぴり楽しく〟がモットーの1児の母です。 日々の暮らしを心地よいものにしてくれるモノやアイデアを紹介していきます。

3COINS クリンネスト

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ