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塾に通わせる学年は小4!通塾は中学受験だけでなく「勉強の習慣」を身に付けさせる場所

  • 2020年02月05日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

子どもの将来や、高校受験ではなく中学受験を頑張って中高一貫の6年間に集中させる教育が今注目されています。
問題は、その中学受験に取り組むタイミングです。

子どもは遊びたい気持ちがいっぱいの小学生です。
早過ぎると子どもの負担になりそうだし、遅過ぎて受験勉強が追いつかないと焦りが出てしまいます。

ここでは、中学受験を始めるベストな学年や、中学受験のメリット・デメリットを、過去に中学受験塾で個別指導・集団指導を担当し、今は私立の中・高等学校で国語科の講師として活動中の横山さんにお話を伺いました。

中学受験を始める最適なタイミングは小学4年生?

塾の業界では、中学受験を意識して塾通いを始めるなら小学4年生がベストなタイミングというのが通説です。
小学校中学年~高学年に差し掛かる時期になると、受験勉強に必要な思考力や記憶力が身に付き始めているので効果的な学習が期待できるといわれています。

ただし、小学4年生の子どもぐらいですと、いわゆる「早生まれ」の影響が強く出てしまう年頃でもあります。
小さなお子さんを持つ保護者の方でしたら、学業やスポーツにおいて「早生まれ」の子どもは不利というのを知っているかと思います。

そのため、同じ小学4年生でも心身の成長度合いには個人差があるため、必ずしも「小学4年生=中学受験を始めるベストなタイミング」とは言い切れない側面があります。

「塾に通わせる=中学受験のスタート」という訳ではない

中学受験を目標に塾通いを始めたら、すぐに受験勉強が始まると思っている保護者の方も多くいらっしゃいます。
確かに、いずれは志望校合格に向けた受験勉強に取り組んでもらう必要があるのですが、まずは「勉強の習慣」を変えるのが先決です。

子どもは、学校から家に帰った後に必ず宿題をしているでしょうか?

また、授業で分からないところや、テストで解けなかった問題は分かるまで復習をしているでしょうか?

実は、塾でまず教えるのは「宿題はきちんとやるようにする」、「分からない問題は、分かるまで復習する」という基本的な姿勢を身に付けさせることです。こういった「勉強の習慣」ができていない子どもに、受験勉強を”形だけ”始めさせても意味がありません。

そのため、私は保護者の方が自分の子どもに中学受験を受けさせたい、と思ったらなるべく早く塾に通わせるのをおすすめしています。
「勉強の習慣」が身に付いてさえいれば、中学受験のスタートは小学3年生でも早くはありませんし、逆に小学5年生から始めても成績の大きな向上を望めます。

もちろん、自分の偏差値と志望校がかけ離れていると小学5年生からではどうしても間に合わない、ということもあります。
ですので、中学受験を意識したら早めに塾の担当者まで相談するようにしてください。

中学受験のメリットとは?

  • 質の高い教育が受けられる

私立中学校に進学すると、その学校独自のカリキュラムによる質の高い教育が受けられます。地元の公立中学校と比べると施設も格段にキレイなので快適な学校生活を送れるでしょう。

また、学校生活を共にする同級生が同じ受験を突破した仲間というのも大きなポイントです。地元の公立中学校では、どうしても生徒の学力に差が出てしまいます。

授業のスピードも理解の遅い生徒に合わせざるを得ないため、高い能力を持つ生徒が学力を伸ばしにくい環境になりがちです。

選抜を受けた同級生と質の高い授業を受けられるのは、中学受験に挑戦した子どもだけが手に入れられるメリットと言えるでしょう。

  • 中高一貫なので大学受験を意識した授業が受けられる

中学受験を受けた子どもは、中高一貫の学校に通うというケースがほとんどだと思います。中高一貫というのは、言い換えると「高校受験が無い」ということです。

中高一貫の学校に入学すると、中学校の3年間+高校の3年間=6年間という余裕のあるスケジュールで大学受験に挑戦することができるので、学校も最初から大学受験を意識した授業が行えます。
そのことが受験の最終的なゴールである大学受験を目指す上で大きなメリットとなるのは言うまでもありません。

中学受験のデメリットとは?

  • 金銭的な負担が大きい

中学受験において発生する金銭的な負担とは、大きく分けて次の2つ。
1つは受験勉強にかかる費用と、もう1つは私立中学に進学した際にかかる学費です。

受験勉強にかかる費用とは、主に塾に支払う授業料やテキスト代、そして意外と大きな負担となるのが「夏期講習」や「受験直前講習」といった特別講習です。

これらの講習は基本的には自由参加、という体裁を取っている場合が多いのですが、受験のことを考えれば出来るだけ講習に参加させてあげたいのが親心でしょう。入試の受験料も含めると、それなりの負担は覚悟しなければなりません。

次の、私立中学の学費については言うに及ばずでしょう。公立中学では3年間で約100万円程度の学費がかかりますが、私立中学では3年間で約300万円はかかります。学費が気になる方は、公立中高一貫校を狙っても良いですが倍率もかなりのものです。

  • 勉強以外がおろそかになりがち

中学受験というのは、見方を変えれば小学校時代の少なくない時間を勉強に”投資”することでもあります。地元の公立中学校に進む子どもが遊んだり、スポーツをしたりする時間のほとんどを勉強に充てることになるため、どうしても同世代の子どもと比べるとそういった経験がおろそかになってしまいます。

まとめ

ここでは、中学受験をスタートするのに最適な学年や、中学受験のメリット・デメリットをご紹介しました。

通説としては小学4年生がベストなタイミングと言われていますが、「早生まれ」の要素などを考えると必ずしも「○年生」という区切りだけでは決められない側面があるようです。

むしろ、学年に関係なく「勉強の習慣」を身に付けるようにして、受験勉強に必要な準備を早くからしておくようにしてくださいね。

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