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中学受験の面接は合否に影響しない?問われる「コミュニケーション能力」と「よくある質問7選」

  • 2020年02月05日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

中学受験の面接はあくまで参考程度に行われるものですので、面接の出来が合否を分けることはまず無いようです。
そのため、あまり緊張せずリラックスして面接に臨めば大丈夫なのですが、やはり最低限の準備はしておきたいものです。

ここでは、「中学受験の面接対策」としてよく聞かれる質問や当日にリラックスする方法を、過去に中学受験塾で個別指導・集団指導を担当し、今は私立の中・高等学校で国語科の講師として活動中の横山さんにお話を伺いました。

中学受験で面接を実施する理由とは?

中学受験でメインになるのは、学力による選抜=筆記試験です。
しかし、筆記試験だけでは知ることのできない「コミュニケーション能力」を学校が最低限知っておくために、少なくない私立中学・中高一貫公立中学が面接を実施しています。

以前は、「家庭環境」の質問をする中学校も多かったのですが、最近では避けられるようになっています。家庭のことをそれとなく話題に混ぜることはありますが、単独の質問項目にすることはかなり減っている傾向です。

そのため、面接では子どもが面接官ときちんと意思疎通ができるかを確かめるような質問がほとんどです。

中学受験の面接でよく聞かれる質問7選

(1)受験番号と名前を言ってください

面接会場へ入室後、最初に聞かれる定番の質問です。
面接官との受け答えは「ゆっくりと、ハキハキとした声」を心がけるようにしましょう。

「受験番号○○番、△△△△です。」という定型文で答えられる質問ですので、発声する感覚を確かめるウォーミングアップができます。

(2)試験はどうでしたか?

1つ目の質問と合わせて、面接のアイスブレイクによく聞かれる質問です。
「算数のこの問題が難しかったです」、「国語の漢字問題があまりできませんでした」と少し具体的に答えられると面接官も安心して次の質問に移れます。

変に合格を意識して、曖昧な受け答えをするとコミュニケーションが苦手な印象を持たれてしまうのでハッキリと答えるようにしましょう。

(3)志望理由を聞かせてください

学校としては、「どうしてウチに来たいのか?」は聞いておきたい質問です。
ここで「通いやすいから」、「合格が狙えるから」と、どこの学校にも当てはまるような答えを言ってしまうのは避けましょう。

面接官に「ほかの学校が本命なのかな?」と思われてしまいます。
中学校のホームページで教育理念や教育目標などを公開していますので、「○○中学校の考え方に賛同し、通いたいと思ったから」と学校の方針に合わせた回答を考えておきましょう。

(4)長所と短所を教えてください

自分自身の長所と短所を客観的に見れているかが問われる質問です。
長所を聞かれると恐縮して控えめに答えてしまう子どもも多いですが、素直に答えるようにしましょう。

また、短所については自分の悪いところ、苦手なことを言うだけでなく、今後どのように改善しようと考えているかまで答えられるとベターです。

(5)今日はどうやって学校まで来ましたか?

自宅から学校までの通学経路を把握しているかを確認するための質問です。
受験当日は保護者に送迎してもらう子どもも多いと思いますので、その場合は「今日は車で来ましたが、最寄りの○○駅から△△駅まで電車で移動し、そこからスクールバスで登校します」と学校までの具体的な経路を答えるようにしましょう。

(6)ほかの学校も受験しましたか?

併願先としてよく使われる中堅校では、「合格したらウチに来てくれるのかな?」という気持ちがどうしてもあります。
子どもにとっては少し意地悪な質問ですが、正直に答えて大丈夫でしょう。

面接官が子どもに求めているのは進学の保証ではなく、あくまでもコミュニケーションです。答えにくい問いに対する反応を見るための質問と言えます。

(7)最近読んだ本や、気になるニュースを教えてください

受験勉強以外にも、読書やニュースを見ることで広く知識を得る姿勢があるかどうかを確認する質問です。
勉強は抜群に出来るけれど、世の中の動きに全く興味のない子どもというのは可能性がどうしても限られてしまいます。

子どもの将来性を測る質問ですので、受験期にも息抜きで読書やニュース番組の視聴は適度にさせるようにしましょう。

面接をリラックスして受ける方法とは?

コミュニケーションが苦手な子どもは、どうしても面接で緊張してしまうものです。
面接官もそのことはよく分かっていますので、緊張しているからといって減点されることはありません。

と言っても、緊張しすぎて何も話せなかったとなると合否に悪影響を与えてしまう可能性があります。

面接で緊張してしまう原因は、「大人とコミュニケーションを取った経験が不足している」というケースがほとんどです。面接をリラックスして受けるためにも、事前に面接練習をしっかり行っておきましょう。

保護者や学校の担任、塾の校長など普段から関わりのある大人が相手ですと緊張感が持ちにくいので、面識のない先生に面接の練習を引き受けてもらうのがおすすめです。

初対面の相手とのコミュニケーションに慣れておくと、本番でも面接官相手にリラックスした受け答えができるようになります。

まとめ

中学受験の面接でよく聞かれる質問や、当日の面接でリラックスする方法をお聞きしました。

中学受験の面接はあくまで子どもにコミュニケーション能力が備わっているかを確かめるのが目的です。
受け答えの内容が合否に影響を与えることはほとんどないと言っていいでしょう。リラックスして受け答えできれば大丈夫ですので、よく聞かれる質問を想定した面接練習を何度か行っておいてくださいね。

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