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【塾選び】中学受験は集団それとも個別指導?元塾講師が教える親からの「よくあるご質問」5選

  • 2020年02月06日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

中学受験と一緒に検討するのが塾選びです。地元であれば、どこの塾がどこの中学受験を得意としているか、なんとなく把握できていると思います。
また、中学受験や塾選びに関しては、他の習い事とは違い、ママ友同士では相談しにくいこともありますよね。

ここでは、塾選びでよくある質問を、過去に中学受験塾で個別指導・集団指導を担当し、今は私立の中・高等学校で国語科の講師として活動中の横山さんにお話を伺いました。

塾選びでよく聞かれる質問3選

(1)志望校に間に合いますか?

中学受験に向けて子どもを塾に通わせる保護者の方に、必ずと言って良いほど聞かれるのがこちらの質問です。

やはり、志望校への合格を目指して塾を探すとなると、気になるのは「偏差値を上げられるかどうか?」でしょう。

ただし、この質問に対してNOと言えても、YESと言える塾はなかなか無いはず。
なぜなら、「志望校に合格できる」と言って実際にはできなかった場合、訴訟トラブルにまで発展する可能性があるからです。

私が働いていた塾では、入塾を検討している保護者には事前にアポを取って、親子一緒に来塾してもらっていました。保護者は校長と面談し、塾の説明や子どものおおよその学力、志望校などのヒアリングを行います。

その間、子どもには学力診断テストを受けてもらい、タイミング次第ではそのまま体験授業に入るなど柔軟に対応していました。

志望校に合格できるかどうかは入塾前の時点では判断しかねる部分があるため、この質問に対する答えよりも、体験授業の感触や実際に入塾してみてから数ヵ月以上は様子を見るなど、時間が経過しないと何とも言えないというのが実際のところです。

(2)習い事との両立はできますか?

塾以外にも、スポーツや習い事、最近ではパソコン教室に子どもを通わせている家庭も見られるようになりました。保護者としては、中学受験に向けて勉強も頑張って欲しいけど、それまで続けていた習い事を辞めさせる必要があるかどうかが気になるのは自然なことです。

私が経験したケースでは、難関校・最難関校を目指す子どもは遅くとも小学6年生に上がったら習い事等を一度休んで貰っていました。理由は単純で、勉強に集中する必要があるからです。

ただし、もともとスポーツが得意で、中学でもスポーツを頑張りたい子どもであれば受験勉強をしながら競技を続けるという例もありました。
塾と習い事を両立できるかどうかは、志望校のレベルや子どもの性格、どんな習い事かによるので杓子定規には決められません。

と言っても、受験直前期のスポーツには怪我のリスクがあるのでやはり休んで貰うのが良いかと思います。

(3)集団塾がいいですか?個別指導塾がいいですか?

中学受験で塾に通うというと、集団塾のイメージが強いかと思います。
ところが、うまく塾に馴染めず成績が伸び悩む、というケースでは個別指導塾の方が向いていることもあります。これもやはり、子どもの性格による部分が大きいようです。

この質問をされる保護者の方は、子どもを一度集団塾に通わせたけれどうまくいかなかった、という経験をしてきたのかなと面談をしていて感じます。
もちろん、個別指導塾でも中学受験対策を受けることができますが、やはり費用がかさむのがデメリットです。

また、規模の小さな塾ですと、個別指導を担当するのは大学生のアルバイト講師というケースが多発しているので、高額な費用を払っている割に成果が上がらないこともよくあります。

そのため、子どもを個別指導塾に通わせる場合は、講師のプロフィールを見せてもらうことをおすすめします。

塾通い中によく聞かれる質問2選

(1)成績がなかなか伸びないんですけれど……

塾に通っている子どもの成績が伸びるかどうかは、保護者にとっても塾にとっても切実な問題です。こんな時に必要なのは保護者と塾がしっかりとコミュニケーションを取ること。

塾は、家庭での子どもの様子を見ることができません。
一方、保護者も塾での子どもの様子を普段は見ることができません。

保護者と塾がコミュニケーションを取ることで成績向上を妨げている原因が見つかることもありますので、この質問はどんどん塾にぶつけていいと思います。

ただし、子どもの成長には「プラトー」があるので焦りは禁物。
プラトーとは、同じ努力を続けているのにどうしても伸び悩んでしまう時期のことです。成績が伸び悩むと、つい努力の量を増やしたくなってしまいますが、努力の方向さえ間違っていなければやがて成績は再び伸び始めます。

この時期に転塾してしまうケースも多いのですが、次の環境に慣れるまで勉強に集中できなくなり逆効果になりがちです。
保護者と塾とが協力して、子どもが勉強に集中できる環境を整えてあげることをまず考えましょう。

(2)家でどんな勉強をさせればいいか教えてください

こちらも、塾で成績が伸び悩んでいる子どもの保護者から聞かれることの多い質問です。塾からは毎回の宿題が必ず出ているはずですので、基本的には指示通りの課題をこなしていれば大丈夫でしょう。

ただし、実は「宿題をきちんとやる」というのが意外と大変なのです。
算数の宿題の場合、「自分で解く→答え合わせをする→間違ったところの解説を読む→できるまで解く」という4ステップをこなすのが「宿題をきちんとやる」という意味です。

残念なことに、塾通いをしている子どもでも「答えを写して、ハイ終わり。」になっているケースが珍しくありません。もし可能であれば、子どもが宿題をしている様子を時々覗いてみてあげてください。
それだけで子どもの気が引き締まって、ズルをしようと思わなくなるはずです。

まとめ

ここでは、「塾選び」・「塾通い中」とシチュエーション別で保護者からよく聞かれる質問とその回答をご紹介しました。

塾としても、保護者からコミュニケーションを取ってくれる方がありがたいものです。保護者と塾とで協力して、子どもの成績アップに繋げていきましょう。

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