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元浪費家「貯まらない5大原因」で借金100万円から年100万円貯金に成功

  • 2023年06月27日更新

こんにちは。
独身時代は消費者金融から「約100万円の借金経験」があったものの、今は5人家族で「年100万円の貯金」に成功しているヨムーノライターのNagomy(なごみー)です。

過去の私と現在の私を比べた1番の違いは、「貯まらないマインド」から「貯まるマインド」になったこと!
今回は、元「超」がつくほどの浪費家から、貯められるようになった私が気づいた、「貯まる人と貯まらない人のマインドの違い」について分析してみました。

【貯まらない原因1】言い訳“おブスワード【3D】”のオンパレード

おブスワード【3D】➝でも・だって・どうせが口グセ

お金が貯まらないのはもちろん、部屋が片づかないのも、夫婦関係がうまくいかないのも、何かにつけて、「言い訳」が多かったです。

  • 「でも」、子どもが小さくて手がかかるから部屋を整理できない。
  • 「だって」、夫のお給料が安いから貯金ができない。
  • 「どうせ」、私は料理が下手だから食費がかさむのは仕方がない事。

口を開けば、【でも・だって・どうせ】でした。

「貯まるマインド」はこう変えた

  • ピンチの時こそ、不平・不満の前に「情報収集」する

➝言い訳をしたくなったら、SNSの「家計アカウント」を見ることも。中には、我が家より収入が少なくても「きちんとやりくりをしている人」も。例えば、給料日前で「お金が残っていない」というピンチの日は、その人たちのアイデアを集めてマネすることで、乗り切ることもできます。 限られたお金の中でやりくりする時に 【方法はいくらでもあるのに、言い訳をしているなんて、まだ甘い】 と痛感しました。

【貯まらない原因2】「暮らしを楽しむ」という考えがなかった

極論を言えば、【お金を使える=幸せ】と思っていました。
なので、「毎日、家事や育児に追われて、自由に使えるお金も少ないなんて、私は不幸だ」と思っていました。

「貯まるマインド」はこう変えた

  • 暮らしの「小さな検証」を楽しむ

➝「忙しい、大変だ」と思うより「何時までに起きると、その日1日がスムーズに過ごせるか」、「子どもたちを何時に起こせば、ご機嫌で登園するか」、など生活の中で「小さな検証」を楽しむようになりました。
その結果、生活自体もどんどん改善されていき、暮らしのストレスが激減!「ストレスから散財すること」がなくなりました。

  • 「ある物だけで楽しむ」工夫をする

➝「お金が使えるから幸せ」ではなく、「満足のいくお金の使い方ができたから幸せ」を感じるのだと今では思います。
「ここまで冷蔵庫を空っぽにして、今日の夕飯も作れた私って天才なんじゃない!?」「こんなに何も入ってない冷蔵庫、なかなかないと思う!この冷蔵庫作った人も驚きね!」などと楽しむようになりました。
ないことを悲観することは止めて、「今あるものの中で、どう楽しむか」を考えるようになりました。

【貯まらない原因3】「お出かけ=お金を使う場所」と思っていた

休日どこかに行こうと考えた時、真っ先に思い浮かぶのは「遊園地」「ゲームセンター」「映画館」「日帰り温泉」「ショッピングモール」など、お金を使わずに楽しむのが難しい場所ばかり。
「逆に、それ以外で、どこに行くの?」と思っていました。

ですが、ある日おにぎりを持って近くの公園に出かけた時、子どもたちに「お外で食べるごはん、おいしいね!」と満面の笑みで言われたことが。私は「子どもたちが楽しめる場所」ではなく、「自分が楽しめる場所」に行こうとしていたんだ、と気づかされました。

「貯まるマインド」はこう変えた

  • 「子どもファースト」で楽しめる場所に行く

➝ふだん行かない大きな公園、お弁当を持って行くピクニック、好きな本がたくさんそろっている図書館、友達がいる児童館の方が、子どもはショッピングモールに行くより、じつは思いっきり遊べて楽しそう。「0円で楽しめるレジャー」こそ、そこかしこにありました。
もちろん、たまには、「お金を使って楽しむ場所」にも出かけます。そのためには、家族みんなで「いつまでに、いくら貯めて、ここに行こう!」と目標設定。そのお金を貯める過程も楽しむようにしています。

  • 「平日はできない遊び」こそがレジャー!

➝部屋中をプラレール化する、汚れてOKの粘土遊び、縄跳びや自転車の練習など、平日は親も忙しくてつき合えない遊びも、休日ならできます。親も一緒に楽しむことで、子どもたちの満足度もアップ!

【貯まらない原因4】夫婦で「お金の話はタブー」と思っていた

お金の話をするたびに、喧嘩になっていた時期があり、「夫と家計を共有すること」を諦めていました。実際に「私1人でも何とかできていたこと」で、ますますタブー化!
ところが、3人目の娘を授かったことで、状況は一変。上の2人分の幼稚園代は私のパート代で賄うつもりが退職することになり、もう夫の協力なしにはどうにもできない危機に直面しました。

そこで 「ワンオペ育児と同様、“ワンオペ家計”にも限界がある」 と、再度話し合い。
おかげで、月10万円ほどの収入が減った今の方が、むしろ生活も整い、赤字になる月もなく、貯金ペースが安定しました。

「貯まるマインド」はこう変えた

  • 「お金の話を共有すること」をあきらめない

➝夫が一生懸命稼いでくれた「大切なお金」だからこそ、無駄にしたくない。だからこそ「貯める目的やお金の使い方を共有したい」と思いました。
そこで夫と私の意見をすり合わせ、ライフプランを書きだすことに。「いつまでに、いくら必要か」「今は、何に、いくら使っているか」の共有をすることで、自分だけでは気づかなかった無駄も発見。「貯める目的を共有すること」で、夫も自分の金銭感覚の甘さを自覚し、「格安スマホへの乗り換え」や「お小遣いの減額」にも協力してくれました。

「どう削るか」の前に「何のために貯めたいか」という夢や目的を夫婦で持つことで、その後の話し合いがスムーズになると思いました。

  • 夫婦で「同じ金銭感覚」をもつ

➝夫のおこづかいは必要経費だと思い、どんなにピンチの時も、減額しませんでした。ですが、家計はピンチなのに夫1人だけが潤っている状態。おまけに家計を共有していないことで、ますます夫婦間の金銭感覚が合わなくなっていました。
共有している今は、夫が会社帰りに「おつとめ食材」を買ってきてくれたり、「職場の近くに激安スーパー見つけた!」と2人で大興奮したり、休みの日のお出かけには、夫が軽食を作ってランチ代を浮かせてくれることも。やっと同じ方向を向いて歩けている感覚があります。

【貯まらない原因5】「貯まる方法」を知っても試さなかった

世の中、たくさんの「家計管理の方法」や「家計簿のつけ方」が溢れています。
いろいろな記事を読んでは「これは私には向かない」「こんなチマチマした方法だと、やる気が出ない」「このやり方はもう知っている」など、やってもないのに知ったかぶりをして、できない理由・やらない理由をつけていました。

「貯まるマインド」はこう変えた

  • 「トライ&エラーの経験値」が家計を進化させる

➝正直、見たり聞いたりしただけでは、どれが自分に合っているかはわかりません。よさそうと思ったら、とりあえず試してみる。合わなかったら、別の方法を試してみる。そうして「トライ&エラーを繰り返すこと」でしか、「家計管理を上達させること」はできない と感じています。
なんでも初めから上手にできる人なんていません。小さな子どもだって、初めは片方の靴を履くのに5分かかっていたものが、毎日繰り返すことでいずれ5秒で両足履けるようになります。「トライ&エラーが身になる」、まさに家計も同じだなと思います。

  • 経験値が増えると「貯まるスピード」が上がる

➝万が一、収入が減るなどのピンチに直面しても、乗り越えるためのアイデアの引き出しがたくさんあるので慌てずにすみます。経験値が上がることで、家計管理にもどんどん磨きがかかり、無理なく支出を抑える工夫ができるようになりました。

おかげで貯まるスピードがアップ。貯金ゼロから、年100万円貯まるようになりました。

お金は「マインドが9割」で貯まる

「貯めるための第一歩」を踏み出せるかは、いつも自分次第です。
「この支出は本当に必要なのか?」「代替え案はないのか?」「その支出は本当に家族のためなのか?」など常に自問自答を繰り返すことで、「貯まらないマインド」から「貯まるマインド」も強化されていくものだと思います!
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

この記事を書いた人
節約系整理収納アドバイザー
Nagomy

首都圏在住。夫、子ども3人(7歳♂,5歳♂,2歳♀)の5人家族です。
35日間を6万円でやりくりする「家計管理術」「節約術」や「ポイ活」、
2LDK賃貸アパートでも「すっきり暮らす」アイディアを紹介しています。

整理収納アドバイザー 節約

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