【新型コロナ基本方針】感染予防・備えておく物・受診の目安「今できる対策まとめ」【最新情報】

  • 2020年02月25日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

毎日のように耳にする「新型コロナウイルス感染症」関連のニュース。新たな感染者についての情報が飛び交う中で、不安を覚えている方は多いのではないでしょうか。

今回は新型コロナウイルスについて、現時点でわかっていることや、症状、受診方法、日頃気をつけておきたいことなどをまとめました。具体的に行動する際の参考になれば幸いです。

※2020年2月25日現在の情報です。状況は変わりますので、文末で紹介する厚生労働省や、首相官邸などで最新情報をご確認ください。

現時点でわかっていること

2019年12月初旬には、中国の武漢で第1例目の新型コロナウイルス感染者が公式に報告されました。

2020年2月25日現在、日本国内の複数の地域から、いつ、どこで、誰から感染したかわからない感染例が報告されています。日本国内の感染が急速に拡大しかねない状況と言えます。

感染者の状況

厚生労働省によると2020年2月24日現在、新型コロナウイルスの国内感染者は156名(患者139名、無症状病原体保有者16名、陽性確定例1名)です(※1)。

新型コロナウイルスは、どんな症状か

発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日(多くは5日から6日)と言われています(※2)。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によると、新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。

しかしながら、一部では、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。
現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます(※3)。

どうやったら感染するのか

これまでに判明している新型コロナウイルスの感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です(※2)。空気感染は起きていないと考えられます。

(1)飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出し、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染する。

【感染を注意すべき場面】
屋内などで、お互いの距離が十分に取れない状況で一定時間いるときは注意が必要です。

(2)接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえたあと、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。
別の人がその物に触って、ウイルスが手に付着。その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

【感染を注意すべき場面】
電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどは注意が必要です。

現在、感染を拡大させるリスクが高いのは、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされる環境だと考えられます(※3)。

今できる予防対策

新型コロナウイルスの予防対策としてできることは、大きくは以下の3点です(※2)。

(1)手洗い

ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。

(2)普段の健康管理

普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。

(3)適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。

適切な湿度を保つために、加湿器などを使う、家庭であれば洗濯物やタオルを室内で干すなど工夫しましょう。

職場でできること

・オンライン会議
・リモートワーク
・時差出勤
・不特定多数が出入り、触れる場所の清掃、消毒
など

それぞれの活動の特徴を踏まえて、会議の開催方法を変更したり、移動方法を分散させたり、在宅勤務などを活用するなど、できる限りの工夫をすることが大切です。

対面で人と人との距離が近い接触が一定時間以上続く環境を避け、会議や行事の開催方法の変更を柔軟に検討しましょう。

【おさらい】正しい手の洗い方

ここで改めて、正しい手の洗い方を紹介します。

(1)流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります

(2)手の甲をのばすようにこすります

(3)指先・爪の間を念入りにこすります

(4)指の間を洗います

(5)親指と手のひらをねじり洗いします

(6)手首も忘れずに洗います

(7)十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします

職場や家庭で実践できるように、正しい手の洗い方を貼っておき、見ながら手洗いするのも効果的です。 首相官邸のホームページからチラシをダウンロードできます。

参考:首相官邸「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」

【おさらい】正しいマスクの着用方法

マスクは正しく着用しないと、隙間からウイルスが入り込んでしまいます。正しく着用できているか、今一度確認しましょう。

  1. ノーズフィッターが上になるようにして顔に当て、耳にマスクの紐をかける
  2. マスクの下部分をあごの先まで伸ばす
  3. ノーズフィッターを鼻筋に合わせて曲げて、隙間ができないように調節する

鼻と口の両方を確実に覆い、隙間がないようにします。

▼詳しくはこちらの記事で
【新型コロナウイルス対策】意外と間違ってる!マスクの「正しい付け方・NGな使い方」解説

マスクがない場合

電車や職場、学校など人が集まるところでマスクがない場合は、ティッシュやハンカチで口や鼻を覆います。

とっさの場合は、袖や上着の内側で口や鼻を覆います。

何もせずにくしゃみをしたり、咳やくしゃみを手でおさえるのはNGです。
その手で触ったものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方にうつしてしまう可能性があるためです。

家でいま備えておいたほうがいいもの

  • マスク(無い場合は代用)
  • 手洗い用の石けん
  • 消毒用アルコール
  • 首相官邸のホームページからダウンロードしたチラシ

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。

予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません(※4)。

先ほど紹介した、首相官邸のホームページに掲載されているチラシはいくつか種類があります。
それぞれ、正しい手洗い方法や咳エチケット、正しいマスクの着用方法について掲載されています。家族や職場のだれもが目にできるように、わかりやすい場所に掲示しておくことをおすすめします。

マスクの代用方法

マスクがない場合は、代用も可能です。

ダイソーでキッチンペーパーや輪ゴムを購入。

警視庁のホームページで紹介されている「キッチンペーパーで簡易マスク」を参考に作成しました。

▼詳しくはこちらの記事で
【マスク売切れ対策】ダイソーだけで「簡易マスク」作ってみた!"警視庁ツイート"1万超え大反響

もし「新型コロナウイルスに感染したかな」と思ったら

相談・受診の前に(※5)(※6)

  • 発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える
  • 発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく

発熱がある、強いだるさを感じるなどがあれば、ためらわずに学校や会社を休み、体温を記録しておきましょう。

「帰国者・接触者相談センター」に相談する目安

「帰国者・接触者相談センター」に相談する目安は以下の通りです(2020年2月25日現在の情報です。変更になる可能性があります)。

  • 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
    (解熱剤を飲み続けなければならないときを含む)

  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある

※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

相談センターは各都道府県で異なる

厚生労働省のホームページに、各都道府県が公表している、帰国者・接触者相談センターのページをまとめてあります。 相談の際には、こちらのページから窓口を探してみてください。

厚生労働省「新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター」

相談後、もし新型コロナウイルス感染の疑いがあったら

センターで相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されます。

医療機関にかかる時に注意すること

帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診し、複数の医療機関を受診することは控えます。
マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診しましょう。

またマスクを着用するほかに、 手洗いや 咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)を徹底しましょう。

正しい情報を得ましょう

新型コロナウイルスは、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスです。無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があり、感染力と重症度は必ずしも相関していません。このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。

状況は刻一刻と変わります。まずは自分でできる対策を講じつつも、正確な情報を入手することが大切です。

下記の情報を参考に、最新情報に注意しましょう。

首相官邸

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」

NIID 国立感染症研究所

WHO

FORTH 厚生労働省検疫所「外感染症発生情報」

外務省海外安全ホームページ

出典

※1:厚生労働省「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(128~139例目)」令和2年2月24日(月)

※2:首相官邸「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」

※3:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 2020 年 2 月 24 日

※4:厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」令和2年2月23日時点版

※5:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」

※6:厚生労働省「新型コロナウイルスを防ぐには」

ヨムーノ編集部

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