10年後の感動が違う!運動会の撮影「圧倒的に動画を推す理由」「失敗しない撮り方」をプロ直伝

  • 2021年08月29日更新

こんにちは。「少ないもので豊かに暮らす」シンプルライフを目指す、ヨムーノライターのほっちです。

わが家には小学生の娘がいます。子どもの成長をつぶさに記録したいと願うのは、親ならば誰しも思うこと。
特に運動会などの学校行事は、1度限りで撮り直しができないので確実に撮影したいものです。

そこで、今回は映像ディレクターの夫に教えてもらった、動画撮影のコツをご紹介いたします。

……と言っても、夫の話はあまりにも専門的すぎて難しいので、映像素人の私でもわかること、できることをチョイスしてお届けします。
意外と知られていない目から鱗の情報もありますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

写真も動画もメリット・デメリットがある

以前、家族の記録を残すときに、写真と動画のどちらがいいか、夫に聞いたことがあります。
映像が専門の夫のことだから、当然「映像」と答えると思ったのですが、意外な答えが返ってきました。

「両方」

はて?
どういうことか聞いてみると、どちらにもメリット・デメリットがあるので一概には言えない、とのこと。

「映像のデメリットは、何?」と聞いてみると、逆に聞かれました。「幼稚園の運動会の動画、あれから観てないでしょ」

確かに。運動会が終わった直後にみんなで上映会をしましたが、それから観ていません。

動画は振り返ったときの「感動」具合が違う

写真は、プリントしてアルバムに収めているので、ときどき見ることがあります。
それなら、動画は撮らなくていいのでは? と思いますが、「動画と写真では、振り返ったときの感動の度合いが違うよ」と夫。

普段、観なかったとしても、例えば数年後の未来、わが子の成長を振り返ったとき、走っている姿や、歌っている声などが記録されている映像は、より深い感動を生むというのです。

だから、動画は頻繁に観るためというよりは、10年後、20年後に振り返ったときのために必要なのだと思いました。

動画撮影にはスマホと小型ビデオカメラどっち?

運動会の時、撮影するお父さんお母さんたちの風景も、以前とは様変わりしています。
今は、半数がスマホを持って撮影しています。中には、自撮り棒などのアイテムを駆使している人も見受けられます。

素人考えで言うと、何もわざわざ小型カメラを買わなくても、スマホでいいかも、と思います。
特に、最近のスマホは、カメラ性能も優れているわけですから。

動画を撮影するなら小型ビデオカメラ

ところが、「動画を撮影するなら小型ビデオカメラがいい」と夫は言い切ります。
なぜなら、そもそもスマホは動画を撮影するためには作られていないから。

特に、屋外で動く被写体(子ども)を撮影する運動会では、小型ビデオカメラが必須だというのが夫の持論です。
(最近のスマホも進化し続けているので職業柄の持論です)

“片手でしっかり持てる”ことは大きなメリット

動画撮影におけるスマホと小型ビデオカメラのメリット・デメリットを表にまとめてみました。

中でも、スマホと小型ビデオカメラの大きな違いは、カメラの持ちやすさ。 “片手でしっかり持てる”ことが、動画撮影のさまざまなポイントにつながるというのです。

まず、撮影時のスマホや小型ビデオカメラを持つ手を比べてみましょう。
小型ビデオカメラは、グリップベルトで手が固定され、片手でもしっかり持つことができています。
固定されているから、手ブレを防止できます。
被写体の動きに合わせて、カメラを動かす際も安定します。

対してスマホは、そもそも持つところがなく指で固定するしかありません。
長時間持っていると、手が痛くなったり疲れたりしてしまいます。

さらに、油断していると、撮影画面に指が入ってしまう、なんてこともあります。
これ、よくある失敗です。ほっちも経験があります。

小型ビデオカメラは、ズームイン(寄り)、ズームアウト(引き)がしやすいです。
カメラを持っている手の指でズームレバーを操作できるので、被写体を追いながらズームすることも容易にできます。

より良く撮影するためのポイントは2つ

いよいよ本題です。
運動会の撮影をする際のポイントは「ポジショニング」

どんなに腕の良いカメラマンでも良い位置が確保できなければ、撮れないというのが、夫の持論。

何と、動画の善し悪しの9割がポジショニングで決まるというので驚きました。ポジショニングの基本は、できるだけ被写体に近づくこと。
さらに、どんな角度で撮れるか、ということも大切らしいです。

例えば徒競走ならば、正面から撮ると、順位がわかりづらい。
真横から撮ると走っている表情がわからない。
だから、ゴールの対角線上が一番良い……というように、どんな絵が撮れるか、というところから逆算してポジションを選んでいくそうです。

2つめのポイントは「ちなみ絵」
聴き慣れない言葉ですね。ほっちは初めて聞きました。

「ちなみ絵」とは、運動会が始まる前の校庭や、本番を待つ子どもの様子など、撮影したいものにちなんだ映像のことだそうです。

「ちなみ絵」があると、後から見たときに「あの日は天気が良かったな」「人がいっぱいいたな」という状況がわかります。

さらに、子どもの走る姿だけではなく、スタート前の表情も撮影しておくと、本番前の緊張感などが伝わってくるというのです。

気の利いた「ちなみ絵」が撮れるかどうか、これが動画撮影センスの分かれ目らしいです。
これは知りませんでした!

撮影の失敗例

最後に、よくある失敗例と対処法をまとめました。

失敗その①Recボタンの押し忘れ

こんなことあるわけない、と思いがちですが、プロでもたまにやるらしいです。Recボタンを押したら撮影時間表示を確認しましょう。
そして、撮影中は常に冷静にいることが大切です。

失敗その②揺れが大きい

手ブレ防止機能があっても、カメラを動かすスピードが速いと画像が揺れます。
カメラを動かすときは、ゆっくり動かすことがポイントです。

失敗その③どの動画も同じ印象(子どもしか映っていない)

徒競走で競り合うエキサイティングなシーンがあったとしても、わが子ばかりを撮影していたら、子どもが走っているだけの動画になってしまいます。

徒競走に限らず、後から動画を観たときに、全体像がわからず、どれも同じ印象になってしまうこともあります。

そうならないためにも、引きで撮り始めて徐々にズームインしていく。
逆に、寄りで撮り始めて徐々にズームアウトしていくというように、ズームを効果的に使いましょう。

ただし、ズームイン、ズームアウトを頻繁に行うと慌ただしい印象になってしまいます。
また、拡大すればするほど画質が粗くなり、暗くなるので注意が必要です。

おさらい

運動会を例に動画撮影のポイントをご紹介しました。

  • しっかり持てる小型ビデオカメラでの撮影がおすすめ

  • より良く撮影するにはポジショニングが大切

  • 「ちなみ絵」を撮る

  • Recボタンの押し忘れに注意!

  • カメラはゆっくり動かす

  • ズーム(寄りと引き)を効果的に使う

5年後、10年後に観ても楽しめる動画撮影のお役に立てれば嬉しいです♪

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