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借金2,000万円VS500万円「破綻しやすいのはどっち?」一生お金に困らない「お金の新常識」

  • 2020年04月29日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

誰もが「一生お金に困らない生活を送りたい……」と、多くの人は願ったことがあるのではないでしょうか。また同時に「現実的に一生お金に困らない生活なんて、あり得ない」と諦めることも。

ここでは、「何が起きるかわからない今を生き抜くためのお金ドリル」として、元メガバンク支店長 菅井敏之さん著書『一生お金に困らない!新お金が貯まるのは、どっち!?』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

【読者のみなさまへ】「いま、ヨムーノがお役に立てること、考えてみました」

借金が「2000万円」と「500万円」破綻しやすいのは、どっち?

いま、あなたの借金はいくらありますか?
住宅ローンは残りいくら?
車のローンは?
少額でもスマホのローンが残ったりしていませんか?

多かれ少なかれ、たいていの人が借金を抱えているでしょう。
でも、うまく借金して幸せな人生を送る人もいれば、借金によって人生を破綻させてしまう人もいます。私は銀行員時代、借金を返済できずに自己破産してしまった人を数多く見てきました。じつは、破綻してしまう原因は、借り入れの総額ではなく、借り入れの本数にあります。

住宅ローンで2000万円を借りていても、35年ローンならば、毎月の支払い負担は5万5000円ほどですみます。これなら、返済に困るほどではありません。

しかし、30万円、50万円、100万円のカードローンなど、複数を借りている場合は、高金利によって、月々の返済額がすぐ15万円くらいになってしまいます。

全体の借金は500万円ほどでも、借り入れ本数が多いため、毎月のキャッシュ負担が大きくなってしまう。こうして結局、払いきれずに破綻してしまうケースがとても多いのです。

こういったカードローンの借り入れは、生活資金にあてる場合が多いでしょう。たとえば、高額の教材を買ったり、車を買ったりしたときのローンです。ところが、あるカードローンの返済をするために、別のカードローンを借りたときから、最悪のループが始まってしまいます。

カードローンの問題は「借り入れ期限」

住宅ローンの期限が30年や35年なのに対して、カードローンの期限はほとんどが1~5年。金利も高いので、毎月の支払いは非常に高額となってしまいます。

銀行員時代、「これほどの収入がある人が、この程度の借金で破綻してしまったのか!」と驚くケースを、私は何度も目の当たりにしました。

住宅や車のローンに縛られながら、子どもの学費も、保険の支払いもある。すると毎月15万~20万円くらい、簡単に出ていってしまいます。給料が入っても、すぐカードローンの返済で取られていくので、毎月ギリギリの状態。

借金の本数を増やしちゃいけない!

根本的な支出をコントロールしなければいけないのに、穴埋めをする借り入れのことばかり考えて、借金を繰り返すハメになるのです。そもそも傷ができる原因を取り除かなければならないのに、それをせず、次から次へとあちこち生じる傷口に必死で絆創膏を貼りまくっている──そんな状態です。

生活水準がいったん高くなってしまうと、なかなか下げることができません。
しかし、自分や家族のことを考えて、生活水準を下げる勇気が必要です。

そうしないと、落ちるところまで落ちる結果になってしまいます。夜逃げ同然で実家に帰らなければならなくなったら、こんな惨めなことはありません。

生活費を補うために、借金の本数を増やすことだけは、絶対にしないでください。借金でしのぐのではなくて、支出を削る努力をするのです。

落ちるところまで落ちる人のタイプは?

まじめで、何事にもねばり強く挑む人がいます。多少のピンチになってもあきらめずに最後までやりとげる。
一方、すぐにあきらめてしまう「いい加減な人」もいます。どちらが仕事ができるかというと、当然、前者のまじめな人でしょう。

ただし、注意が必要です。
まじめで、ねばり強い人が、じつは案外、破綻してしまいがちなのです。

大切なのは「損切り」できるかどうか

私がやっている「アパート経営」を例にとりましょう。
ある人が中古アパートを購入して人に貸し出しました。購入当時の利回りは12%で、毎月50万円が手元に残る好物件。銀行融資もすんなり受けることができました。

ところが、物件が古くて、借り手が退室するたびに60万円ほどかけて手直しが必要でした。水回りの手直しで200万円かかったこともありました。リフォームするたびこんなコストがかかるのでは、利益を出すどころか赤字がふくらみかねません。

危ないと深刻に考えてすぐ売ればいいのですが、気づかずに3室、4室とリフォームし経費がかさんでいきました。ここで、まじめで、ねばり強い人は考えます。

「もう4室もリフォームしたんだから、投資した分を取り返さなければ。いままでの人生でも何度もピンチがあった。そのたびに切り抜けてきたじゃないか。自分なら、できる!」

こうして、タイミングを失い、「損切り」ができなくなります。

結局、全11室のリフォームに700万円近くかかってしまった。
キャッシュフローがずるずる悪化していく。預金が底をつき、毎月の収入からの補填も限界を迎え、とうとうカードローンに手を出す。何本もカードローンを借りると、資金繰りがますます難しくなって、やがて何も考えられなくなってしまいます。

まじめでねばり強い彼は頑張り屋さんなので、自分で経費を削減したり、リフォームをしたり、ようするに、ピントはずれのムダな努力してしまうのです。

プライドが高いと破綻しやすい

プライドが高くて人に相談できないことも、破綻しやすい要因でした。
その結果、状況がきわめて悪いのに、損切りして撤退する決断ができず、なお借金を重ねて火だるまになってしまう。

少々いい加減で、「これくらいの損なら、まあしょうがない」と考えられるくらいで、ちょうどいい。ねばりすぎると、知らず知らずのうちに、地獄行きの切符を手にしてしまうのです。

答え

2000万円の借金であっても、住宅ローン中心の「いい借金」ならば破綻しない。
問題なのは借り入れの本数。これが多いと、300万円や500万円くらいの借金で自己破産することも。「まじめで、ねばり強い人」が損切りできず破綻しやすい。

【元メガバンク支店長が教える】コロナショックで破綻する人の特徴!?

菅井敏之

1960年、山形県朝日町生まれ。
学習院大学卒業後、1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。

48歳のときに銀行を退職。
その後、起業し、アパート経営に力を入れる。現在では、10棟70室のオーナーとして、年間6000万円の不動産収入がある。また2012年から8年間、東京の田園調布にカフェをオープンし、お金に関するさまざまな相談を受けた。

銀行員としてお金を「貸す側」、不動産賃貸オーナーとしてお金を「借りる側」、どちらの視点も持っていることで、安定した定期収入を築くことに成功。そうした経験から得た、一生お金に困らない方法を紹介している。

テレビ朝日系「庶務行員 多加賀主水シリーズ」をはじめ、銀行を舞台にしたテレビドラマの銀行監修を務める。

ヨムーノ編集部

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