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脱・無難!「無印のレトルト」はマンネリ打破にぴったり!旨辛好きさんに試してほしいBEST2

  • 2022年05月12日更新

こんにちは、ヨムーノライターの小町ねずです。

キッチンに立つのも嫌、コンビニに行くのも面倒……。何にもしたくない日に活躍するのが、レトルト食品です。最近はお店と遜色ないクオリティの商品も多く、レトルトとはいえ侮れません。

手軽に食事にありつけるのは助かりますが、飽きがくるのが困りもの。カレー、パスタ、牛丼の定番食品ばかりだと、別の味が恋しくなります。

変化のないレトルト生活にパンチを与えるのが、無印良品の「ごはんにかける」シリーズ。和風、洋風、中華まで揃い、他では見られない個性的なラインナップに目を見張ります。
多彩なラインナップから今回は290円(税込)で買えるリーズナブルな商品を2つピックアップ。お手頃価格のレトルト食品の実力とは……?

ごはんにかける「麻辣鶏絲(細切り鶏肉の辛味和え)」

具材★★★
旨味★★
辛さ★★★
からだへのやさしさ★
リピート★★★
(※個人的な感想です)

舌にビリビリくる辛さが刺激的な麻辣鶏絲。

スープ仕立ての商品なので、深めの器を使用してください。 具材は、鶏むね肉と、にんじん、大根といった野菜たち。くったりと柔らかく煮込まれていて、やさしい口当たりです。

鶏肉は細かくほぐされた状態でたっぷり入っていて、満足度高し。具材の半分ほどは鶏肉でした。お値段を考えると贅沢に感じます。
ニンニクも入っていますが、ガツンと主張する感じはありません。風味付け程度の使用量なので、お昼に食べても安心ですよ。

花椒と赤唐辛子のピリ辛な味付けで、食欲がガツン!と刺激されます。辛さは強めなのでご注意を。辛いものが得意な私でもおっ!?と思うレベルなので、辛さが不安な人はご飯大盛りをおすすめします。

おもしろいのが、ただ辛いだけでなくサラッとした旨味も一緒に楽しめるところ。鶏肉や野菜の旨味がスープに出ていて、パッケージの印象からコッテリ系かと思いきや、意外とさっぱり。
使われているお肉が鶏肉なので、さっぱり系の旨味が出るのかも。

変に後を引かない後味の良い仕上がりで、“旨辛”好きさんにおすすめです。

暑さでバテそうなときの景気づけごはんにイチオシ。
スープごはんはツルっと食べられるので、食欲が落ちているときに向いていますよね。味にクセがないものの、ふとしたときに食べたくなる中毒性のある一品です。

ごはんにかける「黒豚と大麦黒酢の酸辣湯」

具材★★★
旨味★★
辛さ★
からだへのやさしさ★★★
リピート★★
(※個人的な感想です)

パッケージを開けた瞬間、豊かな香りがふんわり。この時点でおいしそう! 軽くとろみがついている中華丼タイプで、ご飯とよくからみます。

おいしさの秘訣は、具材の食感の良さです。具材の主役は、きくらげ。大きめサイズのきくらげがゴロッと入っていて、コリコリとした食感が楽しめます。レトルトでここまで具材がしっかりしているのも珍しいかも。

細切りされた竹の子もシャクシャクとした歯ごたえで、かみごたえあり。全体的なボリュームは控えめですが、具材の食感のおかげで物足りなさはありません。

酸辣湯といえば、“すっぱ辛い”味が特徴ですよね。酸味は感じられるものの大麦黒酢が使われているためか、まろやかに落ち着いています。個人的には、酸味が強い味付けは苦手で……。口に入れた瞬間に酸味に全てを持っていかれる感じがするんです。

この商品はツンとくる鋭い酸味はなく、噛んでいるとじわっと押し出てくる感じ。黒酢らしい柔らかい酸味が楽しめます。
辛味は後味でほんのりと追ってきます。酸辣湯にしては辛さ控えめかな?唐辛子のビリッとした強い辛さではなく、香辛料の合わさった和やかな辛さ。じんわりとした刺激が心地よく漂います。

酸味と辛味のバランスが良く、体が疲れているときに欲する味です。黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれているので、夏バテしやすい時期にストックしておくと重宝しそう。

残念なのが、お肉によるコクが感じられないこと。黒豚が入っていますが、ジューシーさが少なくヘルシーな味わいです。中華系のこってりごはんが苦手な人向きかもしれません。

ちなみにカロリーは1袋119kcal(※商品パッケージより)と、中華料理にしては低め。ヘルシー志向の人向けに作られているのかもしれませんね。

無印良品の「ごはんにかける」シリーズを選ぶワケ

無印良品のごはんにかけるシリーズは、化学調味料、合成着色料、香料を使用していないこだわりの見られる商品です。
化学調味料を使用しないと旨味を出しにくいので、味付けがイマイチになりがちですよね。ぼんやりした薄味だったり、逆に塩辛かったり……。

ですが、今回ご紹介した2商品は最後のひと口までおいしく食べられるクオリティの高い仕上がり。食べてみて感じたのが、両方ともスパイスがしっかり効いていることです。

実は無印良品のレトルト食品は、商品によって製造所が異なります。
「麻辣鶏絲」は(株)にしき食品が製造。レトルト商品専門メーカーで、素材のおいしさを引き出したカレーが得意な会社です。

「黒豚と大麦黒酢の酸辣湯」の方は、ハチ食品(株)が製造。日本で初めて国産のカレー粉を製造した会社で、レトルト食品メーカーであると同時にスパイスメーカーでもあります。

どちらの会社もスパイスの扱いはお手のもの。こだわりのスパイスのおかげで味の単調さが回避され、最後までおいしく食べられるのかな?と推測しました。
両方とも本格的なのに多くの人が食べやすい味に仕上がっています。個性的な商品ですが、奇をてらっていないまっとうなおいしさが楽しめますよ。

無印良品のレトルト食品で脱・無難

レトルトは飽きる!と思っている人に試してもらいたい無印良品の「ごはんにかける」シリーズ。
レトルトでこの味が楽しめるのは、かなり新鮮です。自宅ではなかなか食べられない個性的な料理で、マンネリ打破にぴったり。

リーズナブルにワンランク上のレトルト生活を楽しみたい人におすすめです。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

※記載の情報や価格については執筆当時のものであり、変動する場合があります。また販売終了の可能性、及び在庫には限りがありますのでご了承ください。

この記事を書いた人
小町ねず

100均&グルメライター。生粋の面倒くさがり屋で、手抜きができるアイテムを日々探索中です。

最近は近所のカルディに週1で通う常連客に。世界各国のクセが強めなグルメの発掘にはまっています。ピリ辛党で、お酒はたしなむ程度。
シビアにコスパを判断する倹約家なので、口コミは少々辛口です。

出没スポット:ダイソー、キャンドゥ、セリア、カルディ、ときどき無印良品、たまにニトリ。

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