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1,000万円貯めた3児の母「頑張らずに食費が減る」効果絶大!節約術

  • 2023年06月23日更新

こんにちは。
貯金ゼロから2年で350万円、貯金1,000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライター あき(@aki_kakeibo) です。

わが家は、「13歳、9歳、5歳」の子どもが3人いる5人家族ですが、子ども達が赤ちゃんだった頃と比べ、成長して食べる量が増えても、じつは食費が上がっていません。

「子どもがいても食費が安い」という人の家族構成は、「大きくても小学生以下」のお子さんだけ…というケースも多いですよね。以前は、「子どもが大人と同じ量を食べるようになっても同じ食費でやりくりできるのかしら」と疑問でした。

そして、子どもの成長とともに食事量が増え「食費は家族の健康のために削りたくない」と思うと同時に「このまま食費が増え続けたらどうなっちゃうの?!」と不安にもなりました。

そこで実践したのが、「頑張らなくてもできる」「ムリをしない」食費の節約術です!
頑張らないことで、ムリなく長い目で食費を減らすことで、子ども達が成長しても食費の予算は変わらずキープ。

今回は、「ヒルナンデス!」など、いくつかのテレビや雑誌でも紹介された、わが家の「頑張らない!効果絶大な食費節約術」を紹介します。

【頑張らない食費の節約術1】 「3日分の食材」を買うことにした

以前の私は一週間分の食材のまとめて買うようにしていました。

でも、一週間分の食材を無駄なく買おうと思うと、献立を考えてお買い物リストを作成するなど一工夫しないとかえって食費が増加してしまう可能性が。

小さな子どもの子育てをしながら毎週献立を考えたりお買い物リストを作成したりするのは私にとっては正直に言って苦痛でした。

結果、お買い物の計画を立てずにお買い物をしていたのですが、あれもこれもと必要以上に買ってしまい散財…。週の後半には使いきれない食材が大量に出てしまうこともありました。

そこでお買い物のサイクルを1週間に一度から3日に一度に変更。

3日分程度ならお買い物をしながら献立を考えることもできますし、食材が少し余っても鮮度が悪くならないうちに使いきれます。

「夫の飲み会が急に入って夫の夕飯が必要なくなった」 「子供の食欲にムラがあり思ったより食べてくれなかった」 「その日の気分で予定していた献立と違うものが食べたくなった」

といった予定外の出来事があった時でも、3日分のお買い物なら次のお買い物で調節できます。

冷蔵庫の隅で腐らせる「食品ロス」が消えた

ギュウギュウに詰まった冷蔵庫では隅っこに使っていない食材が隠れてしまうこともありますが、3日分程度の食材なら冷蔵庫の中が常に見渡せることもポイントの一つです。

【頑張らない食費の節約術2】「スーパーの回り方」を変えた

際限なく食費が増え続けていた頃は、スーパーでも特に何も考えずに買い物をしていました。

あれも必要、これも必要とカゴにいれてしまうため、「必要なものしか買ってない」のになぜか食費は増える一方!

「今日は一日2000円の予算にしよう」など予算を決めても全く守れませんでした。

「子どもも大きくなってきたし、食費が増えるのは仕方がないよね…」と半ばあきらめていたのですが、ある時からスーパーの回り方を考えるようになりました。

「野菜」ではなく「肉・魚」売り場から回る

私はスーパーに行ったらまず「肉・魚」のコーナーから回ります。

献立に必要な「肉・魚」などメインのものをまず買うことで必然的に必要な野菜も決まります。

「安いからこのお野菜も買っておこう」というついで買いがなくなり、1回の買い物で300円は節約できるようになりました。

お買い物リストがある時はその限りではありませんが、お買い物リストがない時はまずは「肉・魚」のコーナーから回るのを鉄則にしてみてください。

【頑張らない食費の節約術3】「特売かどうかは見ない」ことにした

スーパーにいくと「本日限りの特売品」など手ごろなお値段の商品が目に付きます。

値段につられて買い物をしてしまうと、ついついかごの中は特売品でいっぱいに…。

醤油などの調味料も安くなっているとつい購入していたのですが、気づけばおうちに5個も6個も醤油のストックができていました。

カゴに入れる基準は「安いか」より「必要か」

スーパーの買い物では値段で買い物をするのではなく、本当に必要なものだけ。

安いからと言って買いすぎてしまえば本末転倒です。

もちろん、特売品を買ってはいけないのではなく、欲しいものがたまたま特売だったら喜んで購入します。

【頑張らない食費の節約術4】「野菜はバラで買う」ことにした

玉ねぎ、トマト、ニンジン、大根、白菜。

これらは、私が「2分の1カットや4分の1カット」または「バラ」で購入すると決めている食材です。

一見すると袋で購入した方が単価も安くなり節約になると思われがちですよね。

でも、これらの食材はわが家では「まとめ買いにしてしまうと比較的長い間冷蔵庫に残りやすい食材」です。

バラ売り野菜なら「3日」で使い切れる

わが家では野菜は鮮度が落ちないよう3日程度で使い切るのがルール。

特別な献立の時以外は野菜はバラで買う。

このようにすることで、使いきれずに食材が余ることもなくなりましたし、冷蔵庫の中もスッキリ。

食材を詰め込まないので冷蔵庫の電気代も節約できますよ。

【頑張らない食費の節約術5】「食材の冷凍」はしないことにした

「下ごしらえをして食材を冷凍する」という食費節約術…。

雑誌に掲載されている節約主婦の方が食材の冷凍をしていると知り、真似してみたこともあります。

でも、実際にやってみると小さな子どもの面倒を見ながら、食材の下ごしらえをして、冷凍までするのは、ズボラな性格の私には手間がかかってとても面倒で苦痛な作業。

「事前に解凍すること」を忘れて、電子レンジでチンして解凍することもしょっちゅうでした。

せっかく冷凍して食費を節約しようと思っているのに電子レンジで電気代を使っていては意味がないですよね。

また、5人家族ともなると食材を冷凍する間もなく毎日大量の食材が消費されて行きます。

そこでわが家ではストレスになる食材の冷凍は一切やめることに。

「自家製」冷食ではなく「市販」冷食を買う!

「自分で冷凍するのではなく冷凍野菜を購入する」「野菜を使いきるために余り野菜であと一品を工夫して作るようにする」など、自分で下ごしらえをした食材を冷凍しなくても使いきれるよう工夫しています。

自分に合わないなと思った節約術は思い切ってやめる。

こうすることで、食費の節約のストレスも減り、結果として食材の無駄も省くことができました。

 「頑張らない」食費の節約術まとめ

やみくもに食費を節約しようと思っても、無理な食費の節約はつらくなってしまいます。

昔は節約できた食費も子どもが大きくなると段々節約することが難しくなってしまうという人も多いですよ。

頑張らなくてもできる範囲の節約を心がけることでストレスのない食費の節約ができるので参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
家計簿・家計管理アドバイザー
あき

家計簿・家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。 マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー。 日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。 「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」を運営中。 著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」他

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