無精ひげもステキ♡哀愁たっぷり若き日のヒョンビン「雪の女王」を韓国ドラママニアが徹底解説!

  • 2021年10月01日更新

こんにちは、年間480本以上の作品を鑑賞している映画ライターの白河さなです。

ヒョンビンさんといえば、今年の歴史的大作「愛の不時着」はもちろん、「シークレット・ガーデン」、「私の名前はキム・サムスン」など、大物女優と主演をつとめた作品は必ずと言っていいほとヒットする、韓国の国民的スター。

そんなヒョンビンさんの、ちょっと懐かしい作品をご紹介します。
若き日の“無精髭”や、日本でも当時流行した、輪郭を覆うようなミディアムヘアが、懐かしさをいっそう強調する作品です。

特に私が注目するのは、以下に説明する3つのシーン。ぜひ、ヒョンビンさんの魅力をたっぷり楽しんでくださいね♪

「雪の女王」のあらすじ

出典:PRTIMES

童話「雪の女王」をモチーフにした純愛物語。過去に縛られた男と難病の令嬢、それぞれ心の傷を抱えた男女の運命的な恋模様を描いています。無精ヒゲを生やしたヒョンビンが全てを諦めたような主人公に扮してみせます。わがまま令嬢役が似合うソン・ユリの好演にも注目。

貧しい家庭に生まれ、サラリーマンになり大切な家族と幸せに過ごしたいという夢を持っていたテウンは、数学の才能を見出され天才と脚光を浴びますが、その名誉と賛辞が彼から大切なものを奪っていきました。

高校を中退し、名前をドックと変えて三流のボクシングジムのスパークリングトレーナーとして働いていたところに、飛びぬけた美貌と裕福な家庭で、何一つ不自由なく育ったわがままで難病をかかえたボラと運命的な出会いを遂げます。そしてお互い凍った心が次第に溶け始め…。

「雪の女王」はあの名作「私の名前はキム・サムスン」の翌年に放送されたのですが、その時のヒョンビンとはまた違う魅力があります。やさぐれた雰囲気が哀愁たっぷりで素敵です。

「雪の女王」の見どころとヒョンビンの魅力 

1 ヒョンビンが実力派俳優に生まれ変わったと言われた作品

監督によると「雪の女王」は、お金があるからといって幸せなのではなく、多くを手に入れた成功したからと言っても幸せではない、幸せと言うのは、寂しくないこと、一人じゃないこと、質素でも誰かと共に人生を歩んでいくこと。「雪の女王」は非現実的な話ですが、現実から逃げずに成長していくドラマだそうです。

たしかに、テウンはヒーローや白馬の王子様タイプではありません。人間の弱さとそれでも生きようとするテウンの強さを表現したヒョンビンは、当時25歳ですが、貫禄があります。

夢と希望に溢れていた高校生時代と、影がある現在を演じるにあたり、ヒョンビンは「テウンを演じるときは 数学に重きを置きましたが、ボラに出会って人を愛する心を知る 辛い過去に耐えて強くなっていく過程、そこに重点を置きました。その変化に注目してください」と話しています。

私が特に注目したのは

  • ①ヒョンビンの涙の演技

  • ②迫力があるボクシングのシーン

  • ③天才を演じたヒョンビン

です。

ヒョンビンが演じた役柄上、とりわけ多かった涙の演技です。ヒロインボラを泣きながら「抱きしめていいか」と言うシーン、死んだ親友のお墓の前で泣くシーン、母親に夢を諦めたことを謝るシーン、などとにかくヒョンビンの涙が心を震わせます。

次に注目したのは、ヒョンビンのボクシングシーンでしょう。試合の場面は、本物のボクサーのような迫力がありました。減量はもちろん、ボクサーに負けない練習量で肉体と精神を作り上げましたが、ヒョンビンいわく新人王戦の撮影は、体力的にきつかったそうです。

ちなみに、テウンが住んでいるボクシングジムは実在するジムを改造したセットでした。 様々な名シーンが撮られたボクシングジムは、壊しては作り、ペンキを塗って家具を入れた制作陣の苦労の結晶ですね。

テウンの天才性が際立つシーンは、バラバラになった囲碁の駒を完璧に元の位置に戻したり、医者ではないのに専門性のある言葉を知っていたりするなど所々にちりばめられています。

ヒョンビンは、そんなテウンの天才性を演じるために「海外の映画などの資料を集めました。天才性を題材にした映画を見たり、言葉がスラスラ出てくるように努力しました。たどたどしい話し方だと、でまかせのような印象を与えてしまうからです。だから台本をよく読みました。」と話しています。

2 3話だけでも泣けて最終話で涙腺崩壊!

3話で人生に絶望し、身投げをしようとしたボラを抱きしめて引き留めたテウンが話したセリフは強く印象に残りました。 「死ぬな。死なないでくれ。何があったかは聞かない。でも生きろ。死ぬことよりつらくても生きろ。生きていたほうがいい。」一見、きつく聞こえる言葉かもしれません。

ですが、生きるために名前まで変えて、罪悪感で成功への道を捨てたテウンが言うことで力強く、深みがある言葉になっていると感じました。まるで、自分自身に言い聞かせているようにも聞こえます。

ボラが泣きだしたときに、「もう大丈夫だ」と言う場面は、辛いことを経験して今もずっと抱えているテウンだからこそ醸し出せる優しさと包容力でした。「大丈夫か?」ではなく「大丈夫だ」と安心させてくれるところがテウンの人となりが分かります。

長く一緒にいられないぶん愛しさを募らせる二人。それを表現した甘いセリフと眼差しが切なすぎます。

最終話では、ボラが抗がん剤に耐えながらも、テウンの人生を心配する姿や、そんなボラに付き添い続けることを決意しているテウン。お互いを想いあう二人の愛の美しさに涙が止まりません。

韓国ドラマ「雪の女王」見るしかない!

今回は「雪の女王」のあらすじと見どころを紹介しました。いかかでしたか?

ドラマのモチーフとなった童話「雪の女王」の重要な背景シーンはニュージーランドで撮影されました。本物の雪原で撮影されただけあり、壮大な自然と美しい映像美に感動すること間違いなし。

「雪の女王」ぜひ見てください!

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