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【いちごの正しい食べ方】ヘタをとってから洗うのはダメ!管理栄養士直伝

  • 2024年01月16日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターのayachinです!

みんな大好きなフルーツいちご。みなさんはいちごを食べる前、どのように洗っていますか?

もしかして、「ヘタ」を包丁で切ってから洗ったり、水分が残ったまま食べていませんか?これは、もったいない食べ方!

今回は、栄養学の視点から、いちごの正しい食べ方を紹介します!

雑に切ってはダメ!いちごのヘタ周りは栄養たっぷり

いちごを食べる際、日本ではヘタを取ってから食べるのが一般的ですが、海外ではヘタをしっかりと取らずにそのまま食べることも多いようです。

なぜ、ヘタを残したまま食べるのでしょうか?その答えは、豊富な栄養素にあります。まずは、いちごのヘタ付近に豊富に含まれている栄養素について紹介していきます。

いちごのヘタ付近に豊富な栄養素ビタミンC

ずばり、いちごのヘタ付近には「ビタミンC」が豊富に含まれています。

ビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミンの一種であり、体の細胞間を結んでいるコラーゲンというたんぱく質を作るために必要不可欠な栄養素です。

さらに皮膚や粘膜の健康維持に役立つほか、さまざまなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を促進したりします。また抗酸化作用があるため、有害な活性酸素から体を守る働きをしたり、動脈硬化や心疾患を予防する効果も期待されています。

以上のことから、ビタミンCには免疫力や美容効果を高めてくれる働きがあることが分かります。

さらに、いちごには100gあたり62mgものビタミンCが含まれていて、この数値はレモンを上回る高値であることも認められています。美味しいいちごを食べて、ビタミンCをしっかり摂れるなんて嬉しいですよね。

次に、このいちごの豊富なビタミンCを残すことなく摂取するための方法を紹介します。

栄養を逃さない!いちごの正しい食べ方

いちごに豊富に含まれているビタミンCを逃さず摂るための、正しい「洗い方」と「食べ方」を紹介していきます。

ちょっとしたことに気をつけるだけで大きく差がつくので、マスターしてもらいたいと思います。美味しく栄養たっぷりのいちごを食べるために、ぜひ参考にしてみてください。

いちごの正しい食べ方①ヘタを取らずにサッと洗う

いちごのヘタは取らずに残したまま、ボウルなどに入れて洗いましょう。

いちごに豊富に含まれる「ビタミンC」は水溶性であるため、ヘタを取って洗うことで、その切り口から栄養素が流失してしまうからです。

さらにいちごはとても繊細な果物で傷みやすいため、洗う際はサッと水をくぐらせる程度にとどめて、あまり触れないようにしましょう。流水で洗うだけでも十分キレイになりますよ。

いちごの正しい食べ方②水分をしっかりと拭き取る

洗った後のいちごは、ペーパータオルや布巾などを使って水分をしっかりと拭き取っておきましょう。そうすることで、水っぽくなってしまうことを防ぎます。

いちごの正しい食べ方③ヘタの部分を手で取り除く

ヘタの取り方は、手でいちごのヘタの部分だけを優しくつまみねじるようにして取り除いていきます。そうすることで、いちごにしっかりと芯が残った状態になります。

この芯とその周辺に特にビタミンCが豊富なので、しっかりと食べるようにしましょう。

いちごの栄養を余すことなく摂取しよう

いちごの栄養素であるビタミンCを、しっかりと摂取できる洗い方と食べ方を紹介しました!

せっかく美味しいいちごを食べるなら、ビタミンCも余すことなく摂っていけるように、ぜひ気にかけていきましょう。

これからいちごの時期が本格化してくるので、今回の記事を参考にしてもらえたら幸いです。

この記事を書いた人
4人の子育てに奮闘中のWebライター
ayachin

4人の子育てに奮闘しながら、フリーランスの管理栄養士として細く長く活動しています。多くの方に共感いただけるような、時短かつ節約に特化した食に関する情報を発信していきます。よろしくお願い致します。

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