仲介手数料無料で家を買う方法

  • 2021年03月22日更新

新築物件を購入する際必要となる諸費用の中でも、大きな割合を占める「仲介手数料」。この費用がどのような仕組みで発生しているのか、理解している人はあまり多くありません。ここでは仲介手数料の仕組みと目安、仲介手数料をかけずに家を買う方法などをご紹介します。

なるほど納得!仲介手数料の仕組み

仲介手数料とは、売り主と買い主、貸し主と借り主を結び付ける業者に支払う手数料です。新築住宅購入の場合は家を建てたハウスメーカーなどが売り主となり、購入する消費者が買い主となって、介在する不動産業者に支払うことになります。不動産の売買では、1社が売り主と買い主を直接仲介するケースと、2社が協力して仲介するケースがあります。1社の場合は双方から手数料を受け取ることになりますが、2社の場合は1社が売り主から、もう1社が買い主から手数料を受け取ります。仲介手数料の上限は宅地建物取引業法によって定められており、それ以上の金額を請求してはなりません。税抜きの売買価格が200万円以下では上限が5.4%(5%プラス消費税)となり、200万円から400万円以下だと上限が4.32%、400万円を超える金額では上限が3.24%となります。例えば500万円の物件では(200万円×5.4%)+(200万円×4.32%)+(100万円×3.24%)=22.68万円という風に、金額の区分ごとに計算しなくてはなりません。住宅購入の場合は金額が大きいので、ほとんどのケースで(売買価格×3.24%+6.48万円)=仲介手数料(税込)という式で求めることができます。この金額は上限であって、不動産業者がそれより手数料を低く設定することも可能です。仲介手数料の仕組みを理解しておき、不動産会社との交渉に役立てましょう。

仲介手数料のからくりから見える、節約方法

近年では仲介手数料のからくりを利用し、仲介手数料無料の新築物件や賃貸物件が登場するようになりました。仲介手数料は、直接所有する物件を売るわけではない業者が、利益を確保するための報酬です。そのため、売買契約によって売却益が得られる所有者が直接取引で売買する場合は、仲介手数料が発生しません。不動産会社が所有している物件であれば、仲介手数料が無料になるのです。また、それとは別にゼロシステムズなど、仲介手数料無料を前面に押し出した業者も出てきています。これらの業者は、正確にいうと買い主に対しての仲介手数料を無料にし、売り主側からだけ仲介手数料を受け取っています。仲介業者が1社だけであれば、どちらか片方の仲介手数料だけでも利益を確保することが可能です。売り主は契約が成立すると売買代金が手に入るので、仲介手数料があまり負担にならない立場といえます。買い主は売買代金に加えて仲介手数料を支払うという負担がなくなり、購入に踏み切りやすくなります。売り主は負担がかわらないままで、物件が早く売れる可能性が高まるというメリットがあるのです。まさに売り主にとっても買い主にとっても、仲介業者にとってもメリットが大きな取引形態といえるのではないでしょうか。無料ではなくても、仲介手数料を上限まで請求せず、定額で設定している会社も存在します。業者は事務所のわかりやすい位置に報酬額を掲示する義務があるので、実際に依頼する前に、仲介手数料をチェックしておきましょう。

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