簡単で美味しい【生姜焼きの作り方】専門店が番組で教えた裏ワザも
- 2021年06月09日更新
みなさんこんにちは、ヨムーノライターのMarinaです!
お弁当やご飯のおかずにも大人気な生姜焼き。ちょっとした工夫で、お家でも専門店並みの美味しい生姜焼きが作れたら嬉しいですよね。
今回、TV番組『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』で紹介されていた「専門店が教える美味しい生姜焼きの作り方」を実践してみます!
いつも作る生姜焼きと比べて、どれだけ美味しくなっているのか、比較してレポートしたいと思います。
専門店が教える「簡単で美味しい生姜焼き」4つのポイント
今回、『くりぃむしちゅーのハナタカ優越館!』で、美味しい生姜焼きを作るポイントを紹介されたのは、東京神保町にある「しょうが焼きBaKa」さん。
美味しい生姜焼きを追及した専門店が教える、作り方のポイントを紹介します。
ポイント1. 肉は常温に戻す
常温に戻すことでフライパンの熱が素早く均等に内部まで伝わり、ジューシーに焼き上げることができます。
ポイント2. 料理酒ではなく日本酒に
塩分が含まれている料理酒に漬けてしまうと、お肉の水分が出てしまい硬い食感になってしまいます。
ポイント3. 生姜は豚肉につけてから焼く
生姜は事前に豚肉につけておくと、風味がしっかりとつき、お肉を柔らかくする働きもあるそうです。
生姜を使う分量は、「肉100g」に対して「生姜40g(1/2個が目安の大きさ)」が専門店のおすすめです。
ポイント4. タレに漬けこまない
一番びっくりしたのがこのテクニック。
なんと、塩分が含まれているタレに豚肉を漬けこむと、お肉に含まれている水分や旨味が逃げて硬い食感になってしまうんだそう。
お肉を柔らかく仕上げるポイントは、お肉に含まれている水分をできるだけ残すこと◎。
専門店が教える!簡単な生姜焼き|焼いてみた
「しょうが焼きBaKa」さんが教える方法で実際に生姜焼きを作っていきます。 どれくらい美味しくなるのでしょうか?
①豚肉を常温に戻す
豚肉は、調理する前に冷蔵室から出して常温に戻しましょう。
触ったときに冷たく感じない程度が目安です。
②豚肉を日本酒に漬ける
豚肉に日本酒を10分程度漬けておきます。
日本酒は「もみ込む」のではなく「漬けておく」のがポイントです。
③焼く前に生姜をつける
焼く前に生姜のすりおろしを、お肉にまんべんなくつけておきます。
生姜はチューブタイプでも、充分美味しく作れます!
④タレに漬け込まないで焼く
フライパンに油を少量引いて、日本酒としょうがにつけたお肉を中火で焼きます。
お肉の生っぽさがなくなってきたら、ここでやっとタレを入れて、絡めながら焼いていきます。
実食!驚くほど柔らかくて"ジューシー"
噛んだ瞬間にじゅわっとお肉のうま味と生姜の香りが口の中に広がりました。
硬くなりがちなロースのお肉ですが、驚くほど柔らかくてジューシーです。いつもの生姜焼きより、生姜の風味がしっかりしています。
一般的な「豚肉をタレにつけて焼く方法」で生姜焼きを焼いてみた
次は、豚肉をタレに漬け込んでから焼く一般的な方法で作っていきます。
豚肉をタレに漬け込む
豚肉にタレと生姜を入れ混ぜ、10~15分程度漬け込んでおきます。
焼いて完成!
フライパンに油を少量引いて、漬け込んだ豚肉を中火で焼いて完成! あっという間にできて簡単ですね。
【専門店の焼き方VS一般的な焼き方】徹底比較!
(左:専門店が教える方法で作った生姜焼き、右:一般的な方法で作った生姜焼き)
見た目はあまり変わりませんが、タレに漬け込んだ一般的な生姜焼きの方が少し色が濃いですね。
実際に食べて比較してみると、「一般的な焼き方」で作った生姜焼きは、ほんの少しパサパサしていて淡泊な印象です。タレに漬け込んでいるので味はしっかりと濃いめで、食べ応えがあります。
「専門店の焼き方」で作った生姜焼きは、なんといってもお肉が柔らかくてジューシーです。タレには漬け込まず日本酒に漬けているおかげで、うま味がお肉の中にしっかりとキープされています。
生姜の風味もしっかりしているので、生姜濃いめが好きな人はこちらの作り方の方が断然おすすめです。
ちょっとした工夫で専門店並みの美味しさに!
今回、『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』で紹介されていた「簡単で美味しい生姜焼きの作り方」を実践しました。
ちょっとの工夫で、生姜焼きがこんなにも劇的に変わるなんて驚きです!みなさんもぜひ、参考にして作ってみてくださいね。
カリフォルニア在住のフリーライター。五感を使って食品の評価を行うパネリストのお仕事もしています。忙しいおうち料理人のみなさんが、少しでも「簡単に・楽しく・美味しく」料理ができるような記事を目指します!毎日作るご飯は完璧じゃなくてOK☺!
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