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地鎮祭って、何のためにしているの?

  • 2018年03月05日更新

家を建てたことのない人にとって、「地鎮祭」はあまり馴染みのない言葉なのではないでしょうか。最近では新築の住宅を建築する際にも、地鎮祭を行わない人や、略式で簡単にすませる人が増えてきています。では、そもそも地鎮祭は何のためにしているものなのでしょうか。

地鎮祭の持つ意味

日本には八百万(やおよろず)の神という言葉があり、自然界のあらゆるものなどに神が宿るとされてきました。地鎮祭には、これから家を建てようとしている土地に宿る神様(氏神様)を鎮め、土地を使うことに対する許可を得るという意味があります。日本の神はないがしろにされると怒り、祟るという性質もあるとされていますが、地鎮祭で土地を利用する許可を得ることによって、祟りを防いで工事の安全を祈るという意味もあります。これらの意味から、建築工事を着工する前に地鎮祭は大安の日を選んで行われることになります。一般的には神道の神主を呼んで祝詞(のりと)をあげてもらいますが、実は霊魂の供養などの意味を込め、仏式で行うケースもあります。地鎮祭は神様のためだけの形式的な行事ではなく、家づくりを依頼する施主や施工業者はもちろん、設計者や棟梁、職人などが一堂に会する機会ととらえることもできます。お互いの顔を知っておくことで信頼関係が生まれ、「あの人にまかせたから安心」「あの人のためにいい家をつくろう」と思えるようになるかもしれません。

やらなきゃダメ?地鎮祭の実態

地鎮祭は、必ず行わなければならない儀式ではありません。特に最近では施主の意向を反映し、地鎮祭を勧めないハウスメーカーも増えており、都会では地鎮祭をする人が少なくなってきています。ただし昔からある工務店では、地鎮祭を勧めるところが多いようです。地鎮祭にかかる費用は、主に神主への謝礼です。「玉串料」「初穂料」と呼ばれ、神社によって金額が異なり、2~5万円前後が目安。ハウスメーカーによっては、見積もりの費用に地鎮祭の玉串料を含んでいる場合もあるので、重複しないよう注意しましょう。お供え物などの儀式に必要なものは、多くの場合神主もしくはハウスメーカーの担当者が用意してくれます。自分で用意するべきものがあるか、担当者に確認しましょう。工事関係者と顔合わせができるため、地鎮祭をすることで良好な関係を築きやすいというメリットはありますが、やらなかったからといって心証が悪くなるということはありません。するもしないも、施主の気持ち次第。ただ、誰もが経験できることではないので、家づくりの記念と考えてやってみてもよいかもしれません。

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