カルディ激似！【ジュピター】まさかの結末に泣くかも「外れなし！人気カレー」本家と徹底比較

カルディにはレトルトカレーがいっぱい！その中でもオリジナルのスパイスカレーがおいしいと評判です。

そして、ジュピターコーヒーにもオリジナルレトルトカレーが販売中。
カルディとジュピター、どっちのスパイスカレーがよりスパイシーか。そのお味を比較してみました。

「……その前に、ジュピターってなに？」

という人のために、ジュピターコーヒーもご紹介します。全国に広がりつつある注目店ですよ。

カルディと激似！？「ジュピター」ってどんなお店？

ジュピターコーヒーとは全国展開しているコーヒー豆と輸入食材のお店。
ん？そう聞くと「それカルディじゃないの？」と思う人も多いと思いますが、違います。

カルディとは全く違うお店なのです。カルディの店舗数は全国400以上ありますが、ジュピターはまだ70店舗以上と今まさに全国に増えつつあるお店です。

扱っているものが似ているので、お店の雰囲気はカルディに似ていますが、ジュピターもカルディのようにオリジナル商品を展開しています。今回はその中でも手軽に楽しめるレトルトカレーをご紹介します。

ジュピターVSカルディ「スパイス」カレー対決！

ジュピターは「スパイス際立つチキンカレー」価格は税込407円（2021年4月現在）、そしてカルディは「スパイシービーフカレー」価格は320円（2021年4月現在）を用意しました。

どちらもパッケージに「スパイス」とあり、共にそのお店の「オリジナル」です。 パウチからカレーを取り出して見ます。

思ったよりもジュピターのほうが明るい色で、思ったよりカルディは黒い色でした。
これは比較するのも楽しそう。比較対象はその味はもちろんですが、どっちがよりスパイスが効いているかもポイントにしたいと思います。

まずはカルディ「スパイシービーフカレー」を実食！

スプーンですくいあげると、具材はゴロゴロ系。牛肉はそこまで多くなく、野菜のほうが多めでした。

ひとくち食べてみると、意外にも辛味は少なめですが、スパイスの刺激をビンビン舌で感じます。
それもそのはず、なんと12種類もの香辛料がつかわれているそう。（※公式オンラインショップでは10種類と書かれていますが、パッケージには12種類と記載があります）

その内容は非公表ですが、ナツメグがかなり効いている気がします。
そのためか、「苦み」が強く、まさに「大人のカレー」という刺激。胡椒的な辛味が苦手な人は食べるのが難しいかもしれません。

その刺激の向こうにトマトが感じられますが、甘味や酸味のバランスうんぬんよりとにかくスパイス！！強い！！という印象です。（唐辛子的な辛さはさほどありません）

スパイスが効いているのでインドカレーっぽいかというとそうでもなく、あくまで「家系スパイスカレー」。甘味はさほどないので、福神漬けやラッキョウがあると調和するザ・日本のスパイスカレーというレトルトカレーでした。

スパイス★★★★★（苦みと刺激でスパイス好きにはたまらない）
辛さ★★★（中辛以下）
甘味★
コク★★

ジュピター「スパイスが際立つチキンカレー」実食！

さて、次はジュピターの「スパイスが際立つチキンカレー」。
こちらは鶏肉も国産のものを使用（※ジュピターのオリジナルレトルトカレーの肉類は基本国産使用）で、具材というか鶏肉がゴロゴロで入っています。

さて、ひとくち……！
こ、これはカルディのスパイスビーフカレーを食べた直後に口に入れてしまったので、完全にカルディのスパイスに負けてしまいシチューに感じてしまいました。

あわてて、水を飲んでカルディのスパイスを抜きます。（カルディ強ッ）

改めてひとくち食べた印象は「スパイスが際立つ」というよりは「マイルドな」チキンカレーという印象です。
比較対象のカルディスパイシービーフカレーがあまりにスパイシーだったため、スパイス的には完敗です。

あちらが12種類ならば、こちらはスパイス4種類くらいの刺激を感じます。（あくまでも印象です）

ただし、今回食べたジュピターのレトルトカレー全般に言えることですが、甘味と酸味のバランスが絶妙。
その理由はチャツネやデミグラスソースが入っているから。コクと甘味がきちんと加わって味のバランスは素晴らしいものがあります。

……と言ってもここは「スパイス対決」。スパイスカレーという名においては、カルディの刺激にはまったくかないません！カルディおそるべし。

スパイス★（スパイスを求めて購入すると足りない）
刺激★★
辛さ★★★（スパイスは少なく感じるけれど辛味はある）
甘味★★★★
コク★★★★

結論、実は両者を混ぜるとめっちゃうまい

スパイスをこれでもかと感じる苦みの強い家系スパイスカレー（カルディ）と、スパイスはほどよく甘味とコクのバランスがとれたカレー（ジュピター）……はっきり言います。

この2種類、混ぜて食べるとめちゃくちゃおいしかったです（笑）！
互いの足りない味を補い合う絶妙なスパイシーカレーになりました。

結論：合い掛けカレー最高！！

ジュピターの他2種のレトルトカレーのお味は？

「クミンが香るキーマカレー」も味のバランス良し◎

こちらはジュピターオリジナルレトルトカレーの「クミンが香るキーマカレー」。価格は税込363円（2021年4月現在）。豚肉も牛肉も安心の国産使用です。

そのお味は、辛みはさほど強くなく食べやすいカレーでした。トマト、チャツネ、デミグラスソースが入っていることで、酸味と甘みとコクのバランスが素晴らしい！

ただ、塩分が濃い目なので、ごはんの他にゆで卵や目玉焼き、茹で野菜を添えると味の濃さがちょうどよく食べられました。
キーマといいますが挽肉感はあまりないので、炒めた挽肉を加えたら絶対おいしい！

「大人の贅沢ビーフカレー」は辛さあり！

こちらがジュピターの「大人の贅沢ビーフカレー」。価格は税込374円（2021年4月現在）です。こちらも牛肉は国産を使用。

そのお味ですが、チャツネの甘味と酸味のバランスが筆者的に超好み！理想的な辛味・塩味・甘味・酸味のバランスで、まさに「大人」のカレー。辛さも中辛以上です。

牛肉はゴロゴロしたものではなく溶け込んでいる感じなので、別途牛肉を焼いて添えたら豪華になりそう。
クミンが香るキーマカレーに感じた「塩分が濃い」ということもなく、ごはんとのバランスもちょうどよく食べることができました。

ジュピターレトルトカレーはバランス良し！

ジュピターのオリジナルレトルトカレーはどうやら「甘味と酸味のバランスが良い」というのが特徴のようです。バランスがとれていないレトルトカレーやカレールーは多いので、外れがないことが素晴らしいですね！

もし、お近くにお店があったら一度レトルトカレーコーナーものぞいてみてくださいね。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。