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日本一長い商店街は戸越銀座、じゃない!?

  • 2018年03月05日更新

全国にはさまざまな規模の商店街があります。中小企業庁では、小売店、サービス業などの事業所が近接して30店舗以上あるものを商店街として定義づけており、統計上の数は該当するモールや駅ビルなども含め、12,500以上。有名な「戸越銀座商店街」は関東では最大級ですが、それ以上の長さを誇る商店街が存在します。

直線距離で最も長いのは・・・?

「戸越銀座商店街」は東京都品川区豊町、戸越、平塚にまたがる商店街で、中原街道から東急池上線戸越銀座駅前にかけて続く「商栄会」、同駅から都営浅草線戸越駅にかけて続く「中央街」、その東側にのびる「銀六会」、3つの商店街で形成されています。「戸越銀座」の名前は、1923年の関東大震災後、銀座の瓦礫を運んで低地を埋め立てたことに由来し、全国各地にある「○○銀座」という商店街の第一号として有名です。全長1.3㎞を誇り、都内の商店街の中では最も長いのですが、日本一ではありません。どこが日本で一番長い商店街かというと、直線距離では大阪市北区にある「天神橋筋商店街」とされています。天神橋7丁目から1丁目の天神橋のふもとにかけて、なんと2.6㎞にもおよぶアーケード街が続いているのです。商店街の成り立ちは、2丁目にある学問の神様・菅原道真を祀る「大阪天満宮」の門前町として栄えたことに始まっています。店が集まって長さを増していき、明治時代に入って、現在のような商店街に発展しました。長いだけではなく、南北に伸びた商店街のいたる所に、歴史を物語る名所が点在しているのも魅力です。名所、旧跡のほか江戸時代から昭和にかけての街の様子を紹介する郷土資料館などもあります。ショッピングはもちろん、歴史散歩もできるのが、昔ながらの商店街の醍醐味です。

日本一長い歴史を持つ商店街

日本一の長さは、距離だけではありません。国内で最も長い歴史を持つのが、東京都台東区浅草にある「浅草仲見世商店街」です。その歴史は江戸時代初期に始まります。江戸幕府が開かれ江戸の人口が増えるとともに、浅草寺は参拝客で一層賑わったそうです。近隣住民には境内を掃除する賦役が課せられましたが、その代わりに境内や参道上で出店営業できる特権が与えられたのです。これが仲見世の起源で、元禄~享保(1688年~1735年)頃のことです。間もなく、今でいうカフェ・水茶屋や、玩具、菓子、土産品などが軒を連ねるようになり、次第に店が増えて日本で随一の整然とした門前町が形成されていきました。現在に至っても、古き良き仲見世の風情をとどめ、観光名所として国内外から多くの人が訪れるスポットとなっています。

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