【水耕栽培】を始めよう!育てやすい野菜、観葉植物は?おすすめキットまで徹底解説

  • 2021年10月18日公開

こんにちは、ヨムーノライターのはむです。

おうちの中でも気軽に始められる「水耕栽培」。
おしゃれなインテリアとしても活躍してくれ、魅力的ですよね。

今回は、そんな水耕栽培の魅力や育て方、おすすめの植物などをご紹介します。
基本的には水と肥料があれば始められることも多く、初心者の方や忙しい方にもおすすめです。

水耕栽培とは?メリットを紹介

水耕栽培とは、土などを使用せずに水と液体肥料で植物を育てる方法です。

カフェのテイクアウトカップなどでもでき、広いスペースがなくても始められる点も魅力。
玄関先や出窓などのちょっとしたスペースを彩るにもピッタリです。

水耕栽培のメリットとは?

土作りが不要!

通常、植物を育てるには堆肥や肥料を混ぜて、土作りから始めることが多いです。
しかし、水耕栽培は土を使わない栽培方法なので、最初の手間が必要ありません!

水+液体肥料を用意するだけで簡単に始められるので、「植物を育ててみたいけど準備は面倒……」という方にもぴったりです。

室内で育てやすく、天候に左右されにくい

水耕栽培は室内で気軽に始められるため、天候に左右されにくいのもポイント。
室内なら温度・湿度管理もしやすく、おうち時間をきっかけに始めるのにもおすすめです。

外に出さないため、害虫などの心配もなく、植物の質も安定します。

無農薬栽培が可能

土を使わないため、土壌に潜む微生物などの被害や病気の影響を受けることがありません。
そのため、無農薬でもしっかり育てやすく、より安全に楽しむことができます。

水耕栽培って危険?

デメリットをチェック

根菜系には不向き

水耕栽培は、水に含まれる液体肥料を吸収して葉を成長させるのには向いていますが、根の部分を大きくするのには不向きです。
そのため、家庭菜園の定番野菜でもある大根や人参、じゃがいもなどは作りにくいので注意が必要です。

場合によって初期費用がかかる

循環式やLED照明付きのキットなど、水耕栽培を本格的にやるとなると数千円~数万円ほどの初期費用がかかります。
加えて、液体肥料を混ぜた水が定期的に必要なため、継続費用もかかります。

また循環式やLED照明付きのキットを使う場合、電気代などのランニングコストも必要になります。
植物全体にきちんと栄養や酸素を届けるための装置なので、常時運転させておく必要があります。

「いきなりそこまでのお金をかけるのはちょっと……」という方は、手持ちのカップやスポンジなどを用いた簡易的な水耕栽培がおすすめです。
こちらはリーズナブルに始めることができますよ。

水耕栽培のやり方

ここからは基本的な水耕栽培のやり方や、押さえておきたいポイントをご紹介します。

まずは種から栽培!

まずは種から育て、その後容器に移して栽培するという流れです。
植物によって育て方が若干異なることがありますが、詳細は後にご紹介する“水耕栽培で育てられる野菜&観葉植物”でチェックしてください。

洗い物などで使うスポンジを使用して種まきをします。
事前に適度な厚さ・正方形に小さくカットしておくのがおすすめです。

平らな容器にスポンジを並べ、カッターで十字に切り込みを入れます。
そこに水を含ませて種を撒きます。スポンジが乾燥しないように毎日水を入れ替えてください。

植物によって日の光を当てた方がいいものや、逆に日陰で育てた方がいいものもあるので、事前に調べておきましょう。それぞれに適した場所に置いてください。
芽が出てきたら適量の肥料を使い、さらに成長を促します。

植物に適した容器に移す

順調に育ってきたらいよいよ容器に移し替えます。
ここで推したいのがペットボトルを使った水耕栽培です。簡単に準備できるので、初心者の方にもぴったりです。

まずはペットボトルを飲み口から1/3程度にカットし、逆さになるようにセット。切り口で手を切らないようにビニールテープなどを貼っておくと良いです。
また、藻が発生しないようにアルミホイル等で全体をカバーすることも忘れずに。

ペットボトルに適量の水(植物によって肥料)を入れ、飲み口を逆にしたところにスポンジごと移します。あとは毎日水を入れ替えたり、規定に合った肥料を足していきます。

種類によって、ペットボトルなどの小さい容器で育つものから、バケツなど大きな容器が必要なものもあるので、育てる植物とその成長に合わせて容器を選定してください。

移し替えなどの際、根同士が近いものなどは間引きしましょう。

水耕栽培で押さえておきたいポイント

スポンジは柔らかいものを使用

種を撒く際、スポンジは柔らかいものを使用するのがおすすめです。
固めのものをえらんでしまうと、剥がしにくくなるだけでなく、根を傷つける原因にもなってしまいます。

また、スポンジネットが付いている場合は外しておきましょう。

容器は透明のものがおすすめ

根がきちんと水に触れているかなどを確認しやすくするためにも、容器は透明のものを使用するのがおすすめ。
花瓶などでも栽培自体に問題はありませんが、初心者の方は特にプラスチックのカップやメイソンジャーなどが使いやすいでしょう。

また、循環式のキットを使用しない場合は根元を空気に触れさせることも忘れずに。

肥料は無機肥料が◎

肥料を使う際は無機肥料を使うのがおすすめ。有機肥料はフンや枯葉が微生物によって分解されて栄養素を作り出す一方で、無機肥料は窒素やリンなどを元にしており、水に溶けて植物の生長を促します。

水耕栽培で育てられる野菜

豆苗

リーズナブルかつ2回ほど再生栽培することも可能な「豆苗」。初めて水耕栽培を行うという方でも簡単に育てることができる、言わば入門編です。

若い葉と茎が食べられ、ビタミンB1やB2などの栄養素が豊富に含まれています。

栽培方法は、陽気に入れた豆苗を根元から適度な長さ(~5cmほどが目安)を残して水平にカットし、根がしっかり浸かる程度の水を入れます。
ここで豆は水に浸からないように注意してください。

あとは日当たりの良い場所に置き、水を1日1回取り換えるだけ。夏場は2回を目安に取り換えるとベストです。

ハーブ類

続いては、湿度の高い環境や凝った手入れをしなくても育てやすいハーブ類をチェック。
ミントやバジル、パセリなどがおすすめで、イタリアン料理やデザート、ドリンクに添えたりなど、おうち料理を格上げしてくれます。

おすすめの水耕栽培方法はスポンジに種を撒く方式。スポンジを適度な大きさにカットしてから水に浸した容器に並べ、種を撒くだけでOK。あとは濡れたペーパーを上から被せて日の当たる場所に置きましょう。水は毎日取り替えてくださいね。

手間をかけず、かつリーズナブルに育てられる植物です♪

レタス

サラダに欠かせない「レタス」!いつもスーパーで購入している野菜も、家で作れたら食費の節約にも繋がります。
気温が15度以上の温暖な気候、特に春・秋頃に向いている植物です。

こちらもペットボトルをカットしたものや、瓶などの自作の水耕栽培キットで作ることができます♪

作り方はとっても簡単。
まずはハーブ類と同様にスポンジ栽培を行います。スポンジを水に浸して種を撒いたら、霧吹きで水をあげます。スポンジが乾燥しないように管理していきましょう。

無事に発芽したら水耕栽培キットに移します。

トマト

さまざまな料理に欠かせない「トマト」。鮮やかな赤色は料理に盛り付けるだけで華を添えてくれます。育てる環境としては、日当たり・風通しが共に良好な場所が向いています。

また、温暖な気候を好むので4月~5月頃に栽培開始するのがベスト。
色ツヤ良く育てるためにはこれらの点を重視した方が良さそうです。

トマトの特徴は根が深いこと。2L以上のペットボトルを使用し、深さを出すのがベストです。

まずはペットボトルの1/3程度の位置でカットしてから、飲み口部分を逆さにしてセット。水は根が半分ぐらい隠れる程度の量が◎。

水耕栽培で育てられる観葉植物

続いては水耕栽培で育てられる観葉植物を見ていきましょう!

アイビー

まずは玄関や洗面所などににピッタリな「アイビー」。
根を水につけておくだけでも育ちやすいほか、太陽光を当てる必要がないので、水耕栽培初心者の方や忙しい方にもぴったり!

肥料を混ぜなくても栽培可能なので、気軽に始めることができそうです。

アイビーを入れる容器は手作りのものでもOK。
家にある花瓶を使ってもおしゃれで素敵ですよ♪

まずは容器に合わせてつるをカットし、半分浸かる程度に水を入れます。あとはアイビーをセットして、直射日光が当たらない明るい場所に置いておきます。

サボテン

こちらも水耕栽培にぴったりな「サボテン」!出窓などはもちろん、デスクなどに置いても映える植物です。
サボテンも直射日光が当たる場所は好まない植物なので、太陽光に当てる必要がありません。温度が上がりすぎないよう、常温を保つのがベストです。

まずはサボテンの根についた土を綺麗に落とします。細かい部分は歯ブラシなどで除去するときれいに仕上がります。土を落としたら根の半分程度をカット!
その後は1日程度乾燥させ、根が1/3程度浸かるように水を入れて完成です。

ポトス

シンプルな葉で癒しを与えてくれる「ポトス」。5月~7月の春夏シーズンに育てるのにぴったりの植物です。
おうちやオフィスなどに置くのにもぴったり。容器や飾り方によっては、おしゃれなインテリアとしても活用できそうです♪

可能であれば水耕栽培用の苗か、水挿しで育ったものを使用するのがおすすめですが、土壌栽培で育ったものを使用してもOK。その場合はサボテンと同様に根についた土を手や歯ブラシを使ってしっかり落としてくださいね。

水は容器の1/5ほどの量がベスト。入れすぎて葉に水が触れてしまうと枯れたり腐ったりする原因となるので注意が必要です。
半日陰を好む植物なので、直射日光は当てずに程よい光を取り込むようにしましょう。

ヒヤシンス

美しい花を観賞したいなら「ヒヤシンス」がおすすめ。小学生の頃に理科の実験で育てた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まずは球根を冷蔵庫に入れて冷やすところからスタート。冷やすことで冬を体感させ、根を出すように促します。
水は球根の下部分(根が生えてくる方)が少し触れる程度でOK。

発芽の目安は2週間~1ヶ月程度、気長に待ちましょう。

根が出たら容器に移します。
ある程度育つまでは遮光&寒い場所に置くのがベスト。アルミや段ボールで容器を囲むのもおすすめです。

根が伸びてきたら光が当たる場所に移動します。少しずつ花を咲かせてくれるので、ここからも気長に成長を楽しみましょう。

おすすめの水耕栽培キット

循環ポンプ&水位・液体肥料も一括管理!「マスコ」

植物に十分な酸素を送るなら循環ポンプがついたホームハイポニカの「MASUCO(マスコ)」がおすすめ!
これなら酸素の循環はもちろん、水位や液体肥料の調節、さらには液体肥料の補給ポイントも教えてくれるので、失敗するリスクがグンと下がりそう。

種からでも苗からでも使用OKで、1ヶ月の電気代はわずか70~100円程度だそう。

まとめ

水と液体肥料があれば栽培開始できるため、ポピュラーになってきている水耕栽培。
テイクアウトカップやメイソンジャーなど、おしゃれで可愛い容器を使うのもおすすめです。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

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