非地上波番組の最高視聴率!『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』の見どころをマニアが解説

  • 2021年11月26日更新

こんにちは、エンタメのことならお任せ、映画ライターのmotoです。

映画『パラサイト~半地下の家族~』を皮切りに、世界中の注目を浴びることとなった韓国サスペンス。映画だけでなく、一度観始めたら止まらない、中毒性の高い名作サスペンスが続々と誕生しています。

そこで今回ご紹介するのは、韓国サスペンスドラマの中でも“大傑作”と言われる『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』です。サスペンスで圧倒的存在感のキムソヒョンが主演を務めたことでも話題になりました。

このドラマ、動画配信サービスでリリースされ始めてから人気度がさらに加熱し、“SKYキャッスル・シンドローム”という言葉まで誕生するほど。

放送当時は、最終回で視聴率23.8%という驚異的な数字を叩き出した本作の魅力を、韓国の特徴的な教育事情と共にマニアが余すことなく解説します。

『SKYキャッスル』は、こんなドラマ

本作は、韓国の上位0.1%の富裕層に限り居住を許される「SKYキャッスル」が舞台。

子どもの輝かしい将来のため、韓国の一流大学に合格させようと必死に奮闘する家族たちを描いたストーリーです。

そもそも“SKYキャッスル”という言葉は、韓国郊外にある高級住宅街を指すと同時に、「ソウル大学(S)」、「高麗大学(K)」、「延世大学(Y)」の韓国屈指の名門大学の頭文字でもあります。

韓国の学歴競争社会をリアルに描いたこのドラマでは、見たこともない壮絶すぎる受験戦争の実態が明かされます。

日本では見慣れないお受験事情を目の当たりにし、「そんなことまで、ありえない!」と衝撃を受ける視聴者が続出。

今回は、「SKYキャッスル」の世界から見えてくる韓国の、恐ろしくなるほど壮絶過酷な受験戦争・教育事情について、深堀りしていきます!

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全体のあらすじ

高級住宅街「SKYキャッスル」に住む親たちは、自分の子どもたちを一流大学に合格させるため日々奮闘しています。

整形外科医の夫、二人の娘と一緒に生活するハン・ソジンは、隣人ミョンジュの息子ヨンジェがソウル医大に合格したことを聞きます。

ソジンは入試に関する情報を得るため尽力しますが、ミョンジュは秘密の受験資料を誰にも見せたくありません。

そこでミョンジュがソジンに手渡したのが、ごく僅かの顧客だけが参加できるという「入試説明会」の招待状でした。

そこで合格の秘訣が、“入試コーディネーター”と呼ばれる受験のプロフェッショナルを、高額で雇うことだと知ります。

しかしその数日後、謎の事件が発生します。

ミョンジュが雪の降る深夜に銃で自殺を図り、残されたタブレットには、息子ヨンジェからの復讐のメッセージが残されていたのでした。

『SKYキャッスル』がもっと楽しくなるポイント

韓国の教育事情は、とにかくハード!

韓国の公立小学校では、3年生になると英語の授業がスタートし、なんと私立小学校では1年生の内から本格的な英語教育が始まるそうです。

韓国では、“将来安定した企業に就職するためには、英会話は必須”という根強い考え方があるんだとか。

また、日本と違って入学試験が大学受験だけに集中するため、受験戦争が熾烈化するのも韓国の特徴です。

そんな韓国の壮絶過ぎる教育の、3つの背景を知ることで、もっと「SKYキャッスル」が楽しくなること間違いなしです!

ここがスゴイ①~進学率~

言わずと知れた、超学歴重視社会の韓国

この「SKYキャッスル」作中でも、“熾烈な受験戦争の勝者=社会の勝者”であるかのように描写されています。

そこで注目したいのが、韓国の驚異の進学率。

日本の進学率は60%(専門学校、短大、4年制大学を含め)であるのに対し、韓国では4年制大学進学率が64%、そこに短大や専門学校への進学率を併せると98%もの進学率に跳ね上がります。

ほとんどの学生が、高校卒業後に進学しているという実情が見えます。

ここがスゴイ②~受験コーディネーターの存在~

「SKYキャッスル」に登場する“受験コーディネーター”という言葉を、みなさんは聞いたことがありますか?

日本で聞き慣れない職業ですが、なんと韓国では実際に存在する、受験生を管理するプロフェッショナルなのです。

作中では、受験勉強はもちろん、交友関係や勉強部屋の間取りまでコーディネートし、「そこまでやるか!」と思わずツッコんでしまいそうになるシーンも豊富。

しかし、そんな“受験コーディネーター”という職業の需要は、「SKYキャッスル」のドラマ効果で徐々に高まっているそうです。

ここがスゴイ③~“国”が受験生をバックアップ~

韓国の「大学修能能力試験(スヌン)」の日は、日本で言うところセンター試験に該当する、非常に重要な日。

この日は、カンニング防止のため警察が出動したり、会社の出勤時間を調整することで交通トラブルを防止したり、万が一トラブルに遭遇してしまった学生のためにパトカーや白バイが動員され、送迎をしたりなど、国が総力を挙げて受験生をフォローします。

“受験生の人生が決定される日”と呼ばれるだけあって、その徹底的なバックアップは凄まじいものがあります。

まとめ

今回は、「SKYキャッスル」の見どころを、その舞台裏と併せてご紹介させていただきました。

ドラマを通して、韓国の教育事情が日本とここまで違うことに驚いた方も多いのではないでしょうか?

有名なイケメン俳優が出演していなくても、誰もがときめくピュアな恋愛要素がなくても、充分過ぎるほど楽しめるのがこの『SKYキャッスル」というドラマの魅力です。

韓国ドラマらしい、“マクチャンの真髄”とも言えるエンターテイメントを、是非みなさんもお楽しみください!

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