お得？イマイチ？【無印良品】「長さ5倍のトイレットペーパー」正直レポ！備蓄用にはアリかも

2021年11月24日更新

こんにちは、ヨムーノライターの小町ねずです。
品揃えが豊富な無印良品。中には「こんなものまで！？」と驚くものもありますよね。
私が見つけたときに思わず「嘘でしょ？」とつぶやいたのが、『トイレットペーパー』です。

「なぜ無印が……？」と疑問に思いつつ、「いや、無印が販売するなら何か意味があるはず！」と信じて買ってみることに。
実際使用すると、なるほど無印らしさを感じる商品でした。
お得なのか？イマイチなのか？使用した感想をレポートしていきます。

無印良品の2種類のトイレットペーパー

無印良品のトイレットペーパーには「長巻ダブル」と「長巻シングル」の2種類があります。セット売りはなく、1個ずつの販売です。
両方とも1本で長持ちする長巻タイプ。交換の回数が減らせることと、収納場所を取らないのがメリットです。

ダブルは通常の【約5倍】、シングルは【約4倍】の長さがあるのだとか。長巻タイプのトイレットペーパーは他にもあるけれど、5倍はスゴイ！
価格はどちらも税込150円。1ロールでこの価格は高い気もしますが、長持ちするならコスパは悪くなさそうです。

日本製の再生紙で作られ、包装は紙でぐるっと巻かれているだけの脱プラな仕様。環境に配慮した商品です。
紙芯はなく、無駄なゴミが出ないところも無印らしさを感じます。

見た目は普通のトイレットペーパーです。（当たり前ですかね。）
一般的な幅は114mmですが、無印は少し狭めの107mm。これは使用量を自然に減らすための工夫なのだとか。
ホルダーにセットしたときに横に少し余裕があるかな？と気づくくらいで、使用中に狭さが気になることはありませんでした。

持ってみると、1ロールだけでもずっしり！400g前後の重さがあるので、まとめ買いをしたい方はネットストアをおすすめします。

トイレットペーパー長巻【ダブル】

ダブルタイプは、ダイヤのエンボス模様入りで、ミシン目入り。
紙質はなめらかだけど、ふっくらとした柔らかさはありません。
ダブルなのである程度の厚みはあるけれど、優しさがないと言うか……。紙がしっかりしすぎているんですよね。
高級トイレットペーパーを愛用中の方は硬さが気になりそうです。

1ロールは125ｍ。一般的なダブルトイレットペーパー（25ｍ巻き）比べると、約5倍の長さがあります。
ダブルは早くなくなる印象ですが、これは本当に交換までが長かった！通常は2、3日でなくなるところをは10日くらい使用でき、長持ち効果を実感しました。

トイレットペーパー長巻【シングル】

シングルタイプはエンボス加工もミシン目もない、シンプルな仕様です。
紙質ははっきり言って薄い！下に置いた手が透けて見えるほどです。
ただ、再生紙にありがちなザラつきやゴワつきはありません。ツルッとした質感で、紙を引っ張るとホルダーをスルーッとなめらかに回転します。

1ロールは250ｍ。一般的なシングルトイレットペーパー（60ｍ巻き）比べると、約4倍の長さがあります。
こちらは現在使用中ですが、なくなるのはまだ先になりそう。
長持ちしそうな気配ですが、紙が薄いので多めに出しがちなのが気になるところ。私のようなガサツな人間はザザーッ！と一気に出してしまうので、長持ち効果は2～3倍程度になりそう……。

使用中に気になるところもありました。
まず気になったのが、先端が探しにくいこと。ロールは圧縮されているし、紙質もなめらかなので、先端を見失いがちなんです。どこ！？とコロコロと探すはめに……。
トイレットペーパーの「三角折り」は、コロナ禍では衛生リスクが上がると言われているので、悩ましいところです。

また、一枚だけのシングルは、硬さをよりダイレクトに感じました。カサつく感じがするんですよね。再生紙だから、ある程度は仕方ないんですけど。
我慢できないレベルではないけれど、お尻にトラブルを抱えた方は避けた方が良さそう。

ただ、紙質がしっかりしている分、湿気には強い！雨続きのときもヘタらず、気持ちよく使うことができました。