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壁にぶつかった時、落ち込んだ時にわが子に読んでほしい!幻の名作『きつねのぱんとねこのぱん』約50年ぶりに新発売

  • 2021年10月19日公開

カラフルでナンセンス、そしてユーモラスな絵本を多く手がける絵本界の巨匠・長新太さんによる幻の作品・『きつねのぱんとねこのぱん』(作・小沢 正/絵・長新太)(世界文化社刊)が新たに発売されました。

長新太さんといえば、『キャベツくん』や『へんてこライオン』シリーズなど、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

壁にぶつかった時、落ち込んでしまった時に読んで欲しい

10/9に出版されたばかりの『きつねのぱんとねこのぱん』は、世界一おいしいパンを作ることを目指すきつねとねこの物語。

きつねとねこは、それぞれパン屋さんをしています。
ある日、自分のお店よりもおいしいパン屋さんがあると聞き、お互いパンを食べてみることに。
そのあと泣いてしまう2人、そして虚勢を張り合う2人……。一体何が起こったのか、注目です! こちらの絵本を推薦するお笑い芸人・NON STYLEからは

たくさんの努力をしてやっとの思いで持てた自信。
そんな自信がポキッと折られることがある。そんなときに読んでほしい。
落ち込まなくてもいい。諦めなくていい。みんな一緒なんだと思わせてくれる作品です。

とのコメントが。
物語を通して、壁にぶつかった時、落ち込んでしまった時にぜひ読んでほしい絵本です。

約50年の時を経て出版

実はこちらの作品が誕生したのは1973年。月刊雑誌『ワンダーブック2月号』への掲載が最初でした。
その後、2007年に再録されましたが、市販化されることなくお蔵入り。
そんな中、ファンからの「あの作品は絵本化されないんですか?」という声がきっかけで、市販絵本化が決定しました。

長 新太さんが追い求めたナンセンスな絵の魅力と、小沢 正さんのちょっととぼけた、ほっこりするストーリーは、現代の頑張りすぎた日本人へのエールのようです。 巻末には長新太さんをよく知るN⽥N昌さん(放送作家)と⼟井章史さん(編集プロダクション・トムズボックス代表)のスペシャル対談付き!

もしかしたら子どもだけでなく、われわれ大人にとっても大切な一冊になるかもしれませんね。 『きつねのぱんとねこのぱん』
作:小沢 正
絵:長 新太
定価:1,650円(税込)
発行:株式会社世界文化ワンダークリエイト
発行・発売:株式会社世界文化社

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