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歴20年でわかった(涙)【やめて正解!意外な節約術】1,000万円貯めた3児の母の最終結論

  • 2021年10月28日公開

こんにちは。 貯金ゼロから2年で350万円、貯金1,000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライター あき(@aki_kakeibo) です。

私が家計を預かるようになってから早いもので約20年が経過しようとしています。

紆余曲折を経て、様々な節約を試したり、やめたりしながら今でもできる節約は続けています。

そんな私の長年の経験から、今回は「これはやって失敗だったな」と思う節約について紹介します。

節約を頑張っているけど、効果がでない…と感じている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

【失敗した節約1】飲料などのまとめ買い

スポーツをする子どものために清涼飲料水を購入したり、晩酌する夫のための飲料を購入したりするとき、「あ、今日は特売になっている!」と思うと、ついつい1週間分や1ヵ月分をまとめて買うことがありました。

一本当たりの飲料の単価は特売なので、いつもよりぐっと抑えられているはずです。

初めのうちは、お得に買い物ができ、節約に成功したことを喜んでいたことがあります。

でも、「たくさんある」という安心感からか、家族も「今日は一本多く飲もう」などと思うようで、消費スピードはいつもより加速…。

一本当たりの値段は安くなっても、たくさん飲んでしまうので、結局1ヵ月で見た最終的な飲料にかかる金額は以前より増加。

それ以来、習慣化している飲料の購入などは、単価が高くても、必要なものを必要な分だけ購入する方法に変更しました。

頻繁に買い物に行けない時にまとめて買う場合も、多くても1週間分まで。

定量を決めることで、単価の安い高いに振り回されない買い物ができるようになりました。

【失敗した節約2】おさがりのためすぎ

わが家は子どもが3人いるので、衣料にかかるお金も馬鹿になりません。

少しでも下の子にかかる衣料費を安くしようと上の子のおさがりを積極的にとっておいた時期があります。

下の子が本当に小さいころはその節約もうまく行っていました。

親が好きなように洋服を着させても、小さいうちは嫌がることもなく、喜んできてくれていたからです。

そのため、「いつか着てくれるかも」とタンスに入っている服のほとんどはおさがり。

すぐにサイズアウトしてしまうので、小さいころのおさがりはとても貴重でした。

でも、子どもの体が大きくなってくるにつれ、おさがりにする子ども服のサイズも大きくなりさかばるようになり、もっと大きなタンスに買い替えないとはいらなくなりました。

それでも、「子ども服の節約になるなら」とたくさんのおさがりを新しい収納ケースを購入してとっておいたのですが、いざおさがりを着られる時期になったら、子どもからは「この服は好きじゃない」と一言・・・。

おさがりをしまうために、収納ケースを購入してまで保管しておいたのに、子ども自身が着てくれないので、最終的におさがりは希望するお友達にくばったり、メルカリに出したりして処分しました。

収納ケースを購入してまでおさがりをとっておいた意味はなかったなあと反省したものです。

それ以来、おさがりはほとんどなし。

状態がよくて、気に入ったものだけに厳選してとっておくようにしています。

季節のたびに洋服も見直して、収納ケースを増やさないようにすることで、無駄な服を買うこともなくなりましたよ。

【失敗した節約3】子どもの学習費をケチる

子どものための学習費は、子どもの将来のための投資ですから、もともと節約しなければならないと強く思っていたものではありませんでした。

適度に学習費はかけていたつもりですし、お金をかけなくてもできる学習も取り入れていました。

子ども達もそれほど学習に困っていなかったので、特に問題にはしてこなかったのですが、正直今振り返ってみると、もっとかけても良かったな、かけどころを間違えたなと思うことがあります(現在、下の子の学習費はこれまでの反省をもとに修正中です)。

もちろん無料でできるプリントや教科書の予習復習でも充分なのですが、興味を持った本はもっとたくさん買ってあげても良かったなと思いますし、資格を取得するための教材は、学年以上に進んだ学習をしないとならないことも多いので、もっと小さいころから取り入れておけばよかったと思います。

わが家では今のところ一般的な塾にはほとんど通わなくてもそれほど学習には困らない状況ですが、将来塾に通うことを考えたら、小さい頃の学習費は本当に大切です。

節約をしている人の中には、子どもの教育にはお金を全くかけなくても大丈夫と言う人もいますが、子どもまかせにお金をかけずに学習するだけではなかなか成果が出にくい人も多いと思います。

将来の塾の費用が増えるだけになるような子どもの学習費の節約は、あとから後悔するので、やめた方がいいですね。

やって失敗だった節約術

長い間節約に取り組んできた結果、失敗したなと思うこともたくさんありますが、今一番良かったのは、節約をそれほどしなくても回るような仕組みを整えられるようになったことです。

数々の節約の失敗を経て、自分の身の丈に合った選択を自分でできるようになったことが一番大きいですね。

ぜひ皆さんも、「ここは節約しなければよかった…」と思うような失敗を減らして、楽しく将来のためにもなる節約を生活に取り入れてくださいね!

この記事を書いた人
家計簿・家計管理アドバイザー
あき

家計簿・家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。 マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー。 日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。 「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」を運営中。 著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」他

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