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「お願いだから人参食べて!」スーパー青果部が安すぎて喚起【意外と間違ってる選び方】にそれ鮮度よくないです!

  • 2022年04月15日公開

こんにちは、スーパーの青果部で働くヨムーノライターのテツです。

野菜はアタリハズレがあり、甘さや柔らかさなど個体差が出やすい食材です。

美味しい野菜の選び方を知っておくことで、ハズレを買うことを防ぐことができます。

そこで今回は、「おいしい人参・鮮度のいい人参」の選び方を紹介していきますね。

今年は人参が安すぎる!

先日ツイートしていますが、今年は人参が体感でも例年の3~4割ほど安いので、ぜひ積極的に食べてくださいね!

おいしい人参の選び方

選び方①軸が小さい

▲写真左:軸が大きい人参、写真右:軸が小さい人参

写真右のように「軸が小さい人参」を選びましょう。軸が小さい人参ほど柔らかくて味もよく、栄養価も高いんです。

逆に軸が大きい人参は、可食部の栄養を葉に取られやすく味が落ちてしまいます。

売り場で軸の大きさを見比べて、より軸が小さいものを選びましょう。

選び方②ひげが少なく傷がない

人参の表面が滑らかなものは、順調に成長した証。表面が滑らかでひげが少なく、傷がないものを選びましょう。

写真のように、ひげが出ているものは食べごろが過ぎて熟しすぎています。

傷やヒビが入っているものは論外なので選ばないように気をつけましょう。

選び方③逆三角形で細長い

これは農家さんから聞いた話なんですが、形はふっくらしているものより、写真下のような「逆三角形で細長い」人参がいいそうです。

ふっくらしている人参はキメが荒く舌触りが悪いと教えていただきました。

選び方④オレンジ色が濃い

人参はオレンジ色が濃いものほど、栄養素のβカロテンを多く含んでいるといわれるので、色が濃いものを選びましょう。

選び方⑤本来は「手で持ってみる」のも手

手で直接触ることがあまり歓迎されないご時世なので、今はなるべく手で触らずに購入したいところですよね。

ただ、感染症の感染・拡大などが落ち着いたときには、購入前に一瞬だけ手で持ってみるのも、じつは一つの手。その際のチェックポイントは、「ずっしりとした重さ」です。

重みのある人参はきめ細かくみずみずしいので美味しいんです。ずっしり重いものを選びましょう。

レタスや春キャベツを除き、多くの野菜は重い方が水分量が多くて美味しいので合わせて覚えておきましょう。

鮮度のいい人参の選び方

次に、私が仕事で人参の鮮度チェックをする時の基準を紹介します。

より鮮度のいいものを選ぶことで、長持ちするので冷蔵庫でいつのまにか腐っていた...というリスクを減らすことができますよ。

鮮度の見方①葉の切り口がみずみずしい黄緑色

多くの人参は葉をカットした状態でスーパーに陳列されます。その後、収穫後時間が経った人参は葉の切り口が黒ずんでしまいます。

なので、葉の切り口はみずみずしい黄緑色をした人参を選ぶといいですよ。

鮮度の見方②皮が黒ずんでいないもの

表面の皮が黒ずんでいる人参は、陳列後時間が経っている証拠。

軸の切り口と皮が黒ずんでいないものを選びましょう。

鮮度の見方③ツヤやハリがある

陳列後時間が経った人参は、表面のツヤやハリがなくなります。

バラ売りとセット売りどっちがお得?

たまにお客様から「バラ売りとセット売りの人参はどっちがお得なの?」と聞かれることがあるので、ここで紹介します。

バラ売りはLサイズなど大きいものを販売し、セット売り(3本袋や徳用袋)はMサイズ以下の小さい人参を詰めていることが多いんです。

どちらがお買い得かは入っている数と大きさを比べて判断することにはなりますが、100g当たりの値段で比べると、大抵「セット売りの方が断然お得」になることが多いので参考にしてみてください。

アタリの人参を選んでおいしく食べて

今回はスーパーの青果部で10年働いている私が「おいしい人参・鮮度のいい人参」を紹介しました。

ぜひ今度お買い物に行った時、実践してみてくださいね。

この記事を書いた人
スーパー青果部・テツ

スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!

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