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貯金ゼロから1,000万円貯めた達人告白「子ども3人いてもできる」「簡単に成功する3つのコツ」

  • 2024年03月03日更新

貯金ゼロから2年で350万円、貯金1,000万円貯めた、子ども3人の母、ヨムーノライター あき です。

わが家には3人の子どもがいますが、数年前から貯蓄ができないことで困ったことがありません。数年前まで貯蓄ゼロだったことを考えると、信じられない進歩です!

今回は、貯蓄が苦手だった私が子ども3人でも貯められるようになった理由を紹介します。

子どもの費用で貯蓄が難しいと感じる人は、参考にしてみてくださいね。

子ども3人でも貯まる理由1 子どもが小さいうちに無理をしない

わが家が子どもが3人いても、「貯蓄ができない…」と困らない理由のひとつは、子どもが小さいうちに無理をしなかったことが挙げられます。

貯蓄ができなかった頃は、何にいくらかかるかもどんぶり勘定。貯められない不安ばかりがつのる日々でしたが、貯められるようになってからは将来の教育費などもしっかり計算。

わが家には子どもが3人いるので、習い事に塾、と小さいころから3人のやりたいことを全部やらせてあげたら破産してしまうことが分かりました。

もちろん、子どもの将来ために、際限なく子どもの教育に力を入れてあげたい気持ちは分かります。

でも、だからといって無理をしすぎて破産することになったら、子どもの将来はもっと大変です。

だから、わが家は、破産をせずにできる範囲のことをすると決めました。

特に、子どもが小さい頃の習い事や塾の費用が多くなりすぎないように気を配ってきました。

もちろん何でも好きなだけ習い事や塾で学べたらよいのでしょうが、全部はしてあげられないことだと分かっていましたので、その分、劣等感を感じさせないだけのフォローは家庭でできるように工夫しました。

とはいえ、すべての習い事や塾をやらないというのも、「やってみたい!」という子どもの気持ちを無視することになってしまいかわいそうだと感じたので、何ならできるのかを子どもとじっくり話し合い、できる範囲のことは取り組むようにしました。

子どもの教育費は何もしなくても年々上がっていくものです。

このような子どもの教育費の増加もあらかじめ見据えて計画を立てておけば、将来の教育費の増加にびくびくすることもありません。

子ども3人でも貯まる理由2 ここまでが限界をつくる

子どもが1人というご家庭と違い、3人もいると、子どもにかかる費用も2倍3倍に膨れ上がります。

子どもが中学生になれば、交通費だって大人料金ですし、食べる量も大人と同じかそれ以上になります。

子どもが1人ならできることが、子どもが3人になると、費用的に難しいと思うこともしばしばです。

日頃から子どものやりたいことはできるだけやらせてあげたいと思っていますが、わが家では同時に「ここまでが限界」というラインも作るようにしています。

例えば、習い事は1人につきひとつか二つまでなど、数も決めました。

代わりに、やると決めたことは、しっかり深いところまでやりこむようにし、広く浅くというよりも狭く深くやるようにしました。

旅行も年に何回までと決めることで、ダラダラ費用をかけるのではなく、行く時にはしっかり費用をかけるといった一回当たりの満足度を重視しました。

ひとつのことをしっかり味わい尽くすぐらいに取り組むと、かけた費用に見合った成果も得られます。

ひとつふたつの数少ない習い事や塾でも、一生懸命に取り組めば、数は少なくても充実しますよ。

子ども3人でも貯まる理由3 将来と今のバランスをとる

習い事や塾の費用はここまでならかけられるけど、これ以上は難しいというラインが自分で分かっていれば、教育費を理由に貯蓄ができないと悩むことはなくなります。

将来的に教育費が増加しても、小さいうちに無理をせず貯蓄をしておけば、将来の教育費も貯蓄でカバーできます。

しかし、その分、今の生活があまりに窮屈になってしまいすぎるのも考えものです。

将来のための貯蓄だけで精一杯になりすぎ、今の楽しみがなくなりすぎないように配慮することも忘れないようにしていましたよ。

将来と今のバランスをとることで、ストレスも減り、貯蓄をするモチベーションも保ち続けることができています。

子どもの教育費に苦労しないためには

ときどき「子どもがやりたいということを全部やらせてあげなければ子どもがかわいそう」「親は子どもがやりたいというなら借金をしてでも全部やらせてあげるべき」という人がいますが、それは子どもと一緒に全国または世界的なレベルを目指すほどの努力が必要な時で充分だと私は思っています。

全国や世界など、大きな舞台を親子で目指すのであれば、そのための費用は惜しむべきではないと思いますが、そこまでのものを子どもも親も目指していない一般的な範囲であれば、子どもの教育費はできる範囲でサポートするぐらいでも充分ではないでしょうか。

子どもが大きくなってから「教育費の備えができていない」「塾と習い事に全部使ってしまい貯金がない」と焦っても、子どもが小さい頃に戻ってやり直すことはできません。

子どものやりたい気持ちとやらせてあげられる現実との折り合いをつけながら、それでもできるだけ子どものために頑張る姿勢で頑張っていくことが、「子どもの教育費で貯蓄ができない」と悩まないわが家のコツです。

この記事を書いた人
家計簿・家計管理アドバイザー
あき

家計簿・家計管理アドバイザー。キャッシュレスの専門家。1000件以上の家計相談に回答。 マネーライフプランナー、住宅ローンアドバイザー。 日本テレビ、NHK,フジテレビなどのテレビにも出演。 「2年間で350万円貯めた!ズボラ主婦の節約家計簿管理ブログ」を運営中。 著書に 「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」他

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