ウソ、エアコンは1日つけっぱなしで電気代節約?【意外と知らない本当の節約術】お金が勝手に貯まる習慣

  • 2022年02月12日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー 飯村久美著書『お金の先生!できるだけ簡単にお金が増える方法を教えてください。』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

【電気代の節約方法1】「電気をこまめに消す」とお金が逃げていく

1日中つけっぱなしのほうが割安なエアコンもある

自動で金が貯まる仕組みは、お金以外のことにも応用できます。
それが最も簡単にできるのが、電気代です。私たちが節約する際、真っ先に思いつくのが「電気をこまめに消す」ことでしょう。しかし、楽にお金を貯めたいのなら、電気はこまめに消してはいけません。
では、どうすればいいか。

契約しているアンペア数を下げて、基本料金を下げましょう。
1回の手続きだけで、あとはなにもしなくていいのです。どちらが楽かは、もう明らかですよね。

40アンペアを30アンペアに下げるだけで、基本料金は300円ほど節約できます。その際、気をつけたいのが、消費電力の高いものを同時に使わないことです。

たとえば、ドライヤーは12アンペア、アイロンは14アンペア、電子レンジは15アンペアを必要とします。そこに気をつけて、アンペア数を極端に下げなければ、ブレーカーが落ちる心配はありません。

エアコンも、部屋が設定温度になるまでがいちばん電気を使います冷房を入れると、部屋が冷えるまではフル回転ですが、設定温度を維持するのにそれほど電気は使わないのです。

1日に何回もつけたり消したりするより、1日中つけっぱなしのほうが割安な省エネタイプの機種もあります。ハウスメーカーも24時間365日冷暖房システムを採用したりしていますね。

100円節約するのに、何回スイッチを切ればいいのか

こまめに消して回ることが苦にならない人は別ですが、家の中にあるすべてのスイッチを消して回るのは、とても大変なことです。

たとえば、60Wの電気を1時間つけっぱなしにしたときの電気代は、1.5円程度です(地域や契約により異なります)トイレに行くためにわざわざ部屋の照明を消すと、100円節約するために、800回もスイッチをバチバチ切る必要があるのです。

そうすることで、電気料金が大幅におさえられるならともかく、節約できる額は微々たるものです。照明とエアコンだけでもこまめに消すようになると、相当な回数になります。それを習慣にするのはとても面倒です。

【電気代の節約方法2】電化製品のコンセントを抜く

まめに電気を消したりするよりは、しばらく使わない電化製品のコンセントを抜いたり、冷暖房の設定温度を変えたりすることで、今より電気代がおさえられます。さらには、契約アンペアを見直すほうがよっぽど効果が高いでしょう。

日ごろ、電気をこまめに消す習慣があればいいのですが、それを無理にすることで、「また消してなかった」と夫婦げんかを始めるくらいなら、楽な方法で見直しましょうというのが、私の提案です。

【電気代の節約方法3】電機会社を乗り換える

また、2016年には電気、2017年にはガスの自由化が始まっています。私も自由化にともなって、電力会社を変えました。それだけで年間1万円以上の節約になりました。どの電力会社が自分暮らしに合うのかは、エネチェンジ、価格ドットコムの電気・ガス料金比較といった比較サイトで、郵便番号や契約アンペア、電気の使い方など簡単なアンケートに答えるだけでシミュレーションできます。
電気料金を見直すだけでも、ムダな出費をおさえられます。

コンビニに3日だけ行くのをやめる

3日間で人の行動は変わる

人間には、もの以外にもなかなか捨てられないものがあります。
それは、プライドとか習慣です。

たとえば、習慣にも「お酒を飲」「タバコを吸う」などいろいろありますが、子どもからお年寄りまで、ほぼすべての人に当てはまるのが、コンビニに行く習慣ではないでしょうか。

特にこの時代、コンビニなしでは生活できないという人は多いかもしれません。
毎日コンビニのお世話になっているという人もいるのではないでしょうか。

ですから、お金を貯めるためとはいえ、全面的にコンビニを禁止するのは現実的ではありません。そこで、コンビニに立ち寄る習慣を3日だけ捨ててみましょう。

これでも、毎日行く人には、ボクサーが減量するがごとく、苦行に思えるかもしれません。「それは絶対に無理!」という人は、特に用もないのに立ち寄るのをやめてみてください。

暇だとつい、雑誌を立ち読みしに行ったりしてしまいます。その際に、ちょこちょこ買い物をしてしまうことを、私は「コンビニ脳」と呼びます。

このコンビニ脳にメスを入れることこそが、お金を貯める近道なのです。

たとえば、特に買う予定はなかったのに、コンビニに入ってしまったことでビールやおつまみ、スイーツやジュースを買ったとします。
これだけで軽く500円は飛んでいきます。これが週5日で2500円、月で1万円、年間で12万円にもなります。
もし1回1000円だとすると、年間24万円です。

コンビニに3日立ち寄る習慣を捨てるのは、こうしたムダをなくすためだけではありません。ムダづかいのほとんどは、ストレスや不安が原因です。コンビニでのムダづかいが、ストレスや不安のかっこうのはけ口になっているのです。ですので、コンビニにとらわれた心を解き放つのも目的なのです。

コンビニに行かなくなると、どうなる?

ちょっと小難しい話になりましたが、要は、あえてコンビニに行かない状態を楽しんでみましょうという提案なのです。コンビニに行かない日常なんて、今まで考えたこともないと思います。特によく行く人にとっては、「3日行かなかったら、どうなるんだろう」と予測もつかないでしょう。

もしかしたら、何も問題がないかもしれません。
なかには、2日めくらいから手が震え出す人もいるかもしれません。

コンビニに3日行かないだけで、自分がどれだけ依存しているかがわかると思います。これは、買い物自体を見つめ直すとてもいい機会です。健康のために数日食事をとらない、断食の効用に似ていると思います。毎日の食事で負担をかけている胃袋を空っぽにすることで、本来の機能を取り戻。

コンビニに週に3日行かない習慣も同じことです。ストレスによるムダづかいで負担をかけている財布と心を、デトックスするのです。3日たったら、なぜか気持ちが落ち着いて、心がすっきりしてくるはずです。

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