最高視聴率44％の話題作！おすすめ韓国ドラマ時代劇『善徳女王』の見どころ

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

こんにちは、くふうLive！ライターで韓国ドラママニアのゆりです。

次々と新作が制作されている韓国ドラマ。韓国ドラマファンにとって新作も楽しみの一つですが、そんな中でもファンは旧作も忘れてはいません。かつて見た作品を再視聴したり、放送や配信当時は興味が無かったドラマでもある日突然見たくなるということもあります。

今回は、そんな旧作ドラマの中でも2009年に韓国で17回連続視聴率40%超えするほどの話題作、韓国ドラマ時代劇『善徳女王』を紹介します。

長年に渡る韓国ドラマファンで見た方も多いのではないでしょうか。女王を目指す王女の一代記と濃い人間模様が描かれた人気作です。

韓国ドラマ時代劇『善徳女王』（ 선덕여왕 ）

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韓国ドラマ時代劇『善徳女王』はどこで見られる？

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発売元：フジテレビジョン／ポニーキャニオン／販売元：ポニーキャニオン／価格：各￥11,000（税込）／『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

NetflixやU-NEXTでは配信されていません（2023年11月2日時点）。

韓国ドラマ時代劇『善徳女王』キャスト

イ・ヨウォン、パク・イェジン、オム・テウン、コ・ヒョンジョン　ほか

韓国ドラマ時代劇『善徳女王』の見どころ

善徳女王VSミシルの対決

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

『善徳女王』は、歴史書『花郎世記』の記述を元にドラマ化されたことで注目を浴びました。朝鮮半島史上初の女王となったトンマンと新羅王室を操る女性ミシルとの熾烈な戦いが見どころです。

『甘くない女たち～付岩洞の復讐者』イ・ヨウォンがトンマン役を、そして『あなたに似た人』コ・ヒョンジョンがミシル役をそれぞれ演じました。

このドラマでライバル関係を演じた2人。凛として落ち着いた演技のイ・ヨウォンVS強さ溢れる演技のコ・ヒョンジョンの演技対決にも見えます。

新羅王朝は日本史にも関係？

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

このドラマにも出てくる第29代王・武烈王(金春秋）は、日本に来たことがあると『日本書紀』に記録されているのだとか。

そういった日本との歴史上の横の繋がりが見るのも、時代劇を見ることの面白さかもしれません。

韓流ブームの先駆け『宮廷女官チャングムの誓い』の脚本家が執筆

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

実は当初はトンマンと天明王女姉妹の物語とする予定だった本作。

そして、舞台となっている時代が書かれた歴史書は『三国史記』ですが、このドラマは『花郎世紀』の記述を元にしているのが特徴です。この二つの歴史書は記述が違うのだとか。参考にした歴史書によって登場人物の描き方も変わるというのもまた、ドラマ制作の裏話として興味深いですよね。

当初の予定話数より12話延長＆目を惹く華やかな衣装や装身具

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

2000年代に制作された韓国ドラマでは、視聴者からの評判が良いと話数延長されることが多く見られました。そんな時代の中で12話延長となったのがこの『善徳女王』でした。

このドラマで人気を集めたミシル役のコ・ヒョンジョン。ミシルは50話まで出ており、善徳女王が単独でメインとなったのは51話以降でした。

トンマンVSミシルの対決だけでなく、仏教保護や天文台の建造などの政策を進める初の女王として活躍してゆくトンマンの物話が主となる51話以降も見どころです。女性が生き生きと活躍する時代の中で生きる女王をイ・ヨウォンが繊細に演じています。

また、このドラマの為に5000着作られた華やかな衣装も見どころです。実際に出土しているものを参考に再現した金冠なども一際目を惹きます。

今や人気俳優＆女優のキム・ナムギル、パク・ウンビンも出演

このドラマでは、貴族の子弟で組織されたエリート集団"花郎"を演じたオム・テウンら4人が「F4（少女漫画『花より男子』のイケメン４人組を指す）」と呼ばれ人気を博しました。

その中でも特に人気となった登場人物の1人が、キム・ナムギル演じるピダムでした。キム・ナムギルは当時まだ新人俳優でしたが、このドラマで人気が急上昇。その後は主演俳優として活躍しています。

また、10月28日からNetflixで配信開始の新ドラマ『無人島のディーバ』に主演のパク・ウンビンもミシルの孫役として出演しています。当時は10代でしたが、落ち着いた確かな演技を披露していました。

各話あらすじ～人間・ミシルの言葉を追いながら～

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

トンマンの敵であるミシル。このドラマで初めて悪役を演じたミシル役のコ・ヒョンジョンの独特な表情演技なども見どころですが、このドラマのファンの中で注目を浴びたのがミシルが発する言葉です。この「ミシル語録」と共に注目の回を紹介します。

第33話「口の端を上げろ、その方が強く見える」

強く、そして恐ろしく。ミシルらしい言葉です。このミシルがどのように生きてきたのかが、この一言で分かります。王宮で権力の中心となり、誰もが抗えない強い立場で生きてきたミシルの生き方そのものを表す言葉だと思います。　

第50話「愛だと？愛とは全てを惜しみなく奪い取ることだ」

「お前は恋心を分かち合うことが出来るのか。」

かつてミシルも、サダハムという男性を心から愛したというエピソードもドラマ内で語られています。

「愛とは全てを惜しみなく奪い取ることだ」これもミシルが発した言葉です。

王宮で実権を握りトンマンとは敵対。自分が権力を握る為なら何でもするミシルですが、ミシルなりの"愛"、そして"恋する心"を持つ1人の女性としての人間らしさが垣間見えた言葉でした。

純粋に恋をしていた少女が大人になり、立場や権力に執着する。そんなミシルの存在は、どこか切なさも感じます。このドラマでの"ミシル"というキャラクターはある意味、人間の欲を際立たせ搔き集めたような象徴なのかもしれません。

韓国ドラマ時代劇『善徳女王』視聴率とあらすじ

視聴率

『善徳女王』(C) 2009 MBC ALL RIGHTS RESERVED.

韓国ドラマ時代劇『善徳女王』全62話と特別編1話を合わせた平均視聴率は35.1%でした。
最高視聴率は第49話の44.9%。
最低視聴率は第1話の16%でした。

あらすじ

三国時代の新羅を舞台に、朝鮮半島初の女帝となった王女のサクセスストーリーを描く。三国時代、最も弱小国だった新羅がいかにして統一を成し遂げ、一大国家となったのか。自分の出自を知らずに育った王女トンマン（後の善徳女王）が自分の運命を知り、新羅を影から支配する悪女ミシルに戦いを挑んでいく。

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韓国ドラマ『王になった男』

『王になった男』は、2013年に日本公開され大ヒットを記録したイ・ビョンホン主演の同名映画を、ヨ・ジング主演でドラマ化した作品です。

© STUDIO DRAGON CORPORATION

鑑賞していると、「あ～その扉を開けちゃうと万事休す！？」「え～そのセリフは死亡フラグじゃん！」と思う展開が満載です。
とにかく、ハラハラドキドキ！目頭が熱くなる！泣けちゃう演出が盛りだくさんです。

個人的には、ドラマ版を鑑賞してから映画版を鑑賞したほうが最高にいいです。

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©2012-3 MBC

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この辛い状況から逃げずに戦い続ける話が49話も続く壮大さ！
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