気圧で頭痛!湿気で不調(泣)【天気が悪いと体調が悪い】を自分で治す「天気痛ドクター直伝」のコツ

  • 2022年03月29日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部コラム担当です。

頭痛、めまい、肩こり、腰痛、関節痛、むくみ、体のだるさ、うつ、気分の落ち込み...。天気の変化により、私たちの体や心には、「気象病」と呼ばれるさまざまな症状があらわれます。

ここでは、天気痛ドクター・医学博士の佐藤純さん著書『1万人を治療した天気痛ドクターが教える「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』(アスコム)の中から一部抜粋・編集してご紹介します。

頭痛のタイプによって、症状が起きるきっかけが違います

頭痛には脳に異常が認められない「一次性頭痛(慢性頭痛)」と、脳梗塞や脳腫瘍といった病気に端を発する「二次性頭痛」の2つのタイプが存在し、一次性頭痛はさらに「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つに分けられます。

天気が大きくかかわってくるのは、片頭痛と緊張型頭痛で、前者は気温が上昇するときに、後者は気温が下降するときに、それぞれ起こりやすいです。

片頭痛の特徴は、こめかみあたりが脈を打つようにズキズキと痛むこと。血管の拡張が痛みをもたらし、片側だけでなく両側に症状が出ることもあります。

天候の変化以外では、空腹、睡眠不足、月経、運動過多、ストレスなどがおもな要因として挙げられ、ほかにはまぶしい光、大きな音、強いにおいといった過度の刺激を受けたときや、赤ワイン、チーズ、チョコレートを食べたときに起こりやすいという報告もなされています。

緊張が解けたときに痛みが出やすい傾向にもあり、その週の仕事が終わって休みに入る金曜日の夜から土曜日の朝にかけて、片頭痛を起こす人も多いです。

緊張型頭痛の特徴は、ズーンと頭を締めつけられるような痛みに襲われることで、血管が収縮することによって起こります。

体の筋肉が緊張して血行が悪くなったときが発生のきっかけで、肩こり、首や背中まわりのこりと連動するケースが大半です。
根を詰めて仕事をしているときやパソコンに向かって作業に没頭しているときなど、身体的ストレスが大きくなっているタイミングで起こりやすいです。

両者ともに痛みを起こすきっかけが天気(気温や気圧の変化)という人は全体の約3〜5割で、複合的な要因を抱えているというパターンが一般的。発症のメカニズムは異なりますが、気象病としての対策はほとんど同じです。

梅雨の体調不良の原因は、汗です

一年を通じて、気象病の人にとっていちばんの鬼門といえる時季は、おそらく梅雨ではないでしょうか。
雨が多く、湿度が高く、気圧の変動も大きいため、体が痛くなり、気分的にも憂鬱になる……。これが典型的なパターンです。

とくに湿気が苦手な人にしてみれば、心身ともに大きな不調をきたす、最悪なシーズンといえるかもしれません。

体調不良を引き起こす湿気のことを東洋医学的には「湿邪(しつじゃ)」と呼び、これが体内に取り込まれて水毒となって溜まってしまうために、体の至るところでマイナスの症状が発生する内に取り込まれて水毒となって溜まってしまうために、体の至るところでマイナス と考えられています。

食欲不振、消化不良、便秘、体のむくみ、頭痛や関節痛、めまい、喘息の悪化、うつにつながるような精神的不調など、影響を受けて現れる症状は枚挙にいとまがありません。

では、状況を改善させるにはどうしたらいいか?
体の中に溜まっている水毒を外に出せばいいのです。

水毒を体の外に出すには、たくさん汗をかくのが、もっとも推奨できる方法です。
梅雨の時季は湿度が高いだけにとどまらず、温度が低めで乾燥しづらいという特徴があります。

これはすなわち、皮膚の水分が蒸発(不感蒸泄【ふかんじょうせつ】)しづらい気象条件ということです。梅雨に限らず、湿度の高さに起因した体調不良は、皮膚の水分がすぐに蒸発できないようなときに起こります。

日本に住んでいる以上、毎年必ず梅雨を経験しなければなりません(北海道に梅雨はないとされていますが、ほぼ同じ時期に蝦夷梅雨という似たような現象が起こります)。

であれば、湿気が苦手な人は、汗をかきやすくするように体を調整していけばいいのです。

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