ついに都市伝説崩壊!鼻血・ニキビ・虫歯はチョコと無関係だった「医師が教える最強の間食術」

  • 2022年04月20日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「間食は健康に悪い」「間食しないほうがいい」と考える方も少なくないと思います。確かに、「間食」で食べるものには、砂糖がたっぷりで、健康にいいとはいいがたいものが多くあります。

しかし、適度な量で、さらに健康効果が高いものを食べれば、「間食」は、食事では摂れなかった体にいい栄養素を補給する、最高の機会となるのです。

ここでは、日本小児科学会認定小児科専門医ですずきこどもクリニック院長の鈴木幹啓著書「医師が教える最強の間食術」(アスコム)から一部抜粋・編集してご紹介します。

チョコレートを食べすぎると鼻血が出るって本当?

チョコレートを食べすぎると鼻血が出るといわれるのはなぜか。
チョコレートのように栄養価の高い食品は、食べすぎると体にたまったエネルギーが行き場を失い、鼻血として出ると誤解されていた時代があったから?

はたまた、その昔、チョコレートは高価だったため、子どもたちが食べすぎてしまわないように親がそのようにいったという説も。

これは、現代の都市伝説です。
医学的には、チョコレートと鼻血にはまったく因果関係はありません。

しかし、どんなに体にいい食べ物も食べすぎは禁物。高カカオチョコレートなら1日25gを目安にしてください。

ニキビや吹き出物は、チョコレートのせいじゃない!

チョコレートを食べると翌日にニキビができる、という話をよく聞きます。
ニキビは、皮脂腺から出た脂が毛穴に詰まり、そこに細菌が繁殖するためにできるもので、ホルモンバランスが崩れやすい思春期や、体調の悪い時などに見られる症状。

したがって、チョコレートを食べることとは関係ないのです。
むしろ高カカオチョコレートを食べるのを習慣にすることで、腸内環境が整って流がよくなり、肌サイクルが改善します。

さらには、紫外線から肌を守る効果が期待できこともあり、肌にとっていいことしかありません。

チョコレートは虫歯になりやすいという大きな誤解

「虫歯になるからあまいお菓子はダメ!食べたら1分以内に歯磨きしなさい!」子どものころ、そんなふうに親からいわれたことがある人も多いのでは?

ところが「お菓子を食べると虫歯になる」という誰もが持つイメージを覆す、画期的な研究結果が発表されているのです。

驚くべきことにその主役は、チョコレート!

虫歯とお菓子の関係についての研究は、かなり以前から行われています。
代表的なのが、1954年にスウェーデンのある病院で5年の歳月にわたって行われた虫歯の原因を調べる実験です。
400人以上にチョコレートやトフィー(バターやシロップを原料とするお菓子)などのお菓子を与えて、どのような条件の時に虫歯になりやすいかを調べるというものでした(Gustafesson,B.et al:Acta Odontol Scand.,11(3-4),232-64, 1954.)。

結果は、食事の時に規則正しくお菓子を食べた場合は、虫歯になりにくかったの対し、食間にもお菓子を食べた場合は虫歯の発生率が高くなったというもの。

しかし食間に与えたお菓子の種類では、トフィーに比べてチョコレートのほうが虫歯になりにくいという結果が報告されたそうです。

これだけでも驚きですが、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは虫歯になりにくいという研究結果も報告されています。
さらに、カカオ含有率70%以上の高カカオチョコレートは、虫歯の原因になる砂糖の使用量もミルクチョコレートに比べてかなり少なめですチョコレートは実はあまり虫歯を心配せずに安心して食べられるお菓子なのです

チョコレートの隠れたチカラ、歯周病菌や口臭を防ぐ!?

歯茎がやせて歯がぐらつき、やがて抜け落ちてしまう歯周病。
歯周病菌は歯茎の管から全身を巡り、糖尿病の原因になることが知られています。

また最近では胃を通過して腸まで届き、腸内環境まで乱すことがわかってきた、とても恐ろしい病気です。

直接の原因は細菌ですが、細菌を退治しようと発生する活性酸素が、細菌だけでなく歯茎の組織まで破壊してしまうため、歯周病を発症させる要因になります。

そのため、カカオポリフェノールの強い抗酸化作用が、活性酸素を取り除くことで歯周病を予防できると考えられています。

さらに、カカオポリフェノールには口臭予防の効果があることもわかっているので、高カカオチョコレートを味方にして、丈夫で健やかな口内環境を守っていきましょう。

※画像はイメージです

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