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仕事がある日の平均睡眠時間、4人に1人が「5時間未満」。

  • 2021年03月22日更新

人間にとって睡眠は、生命を維持するために必要不可欠なものです。睡眠に費やす時間は、一生の約3分の1ともいわれていますが、そんな「睡眠」を良質なものにするために、ビジネスパーソンはどのような工夫をしているのでしょうか。
この度オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20~59歳のビジネスパーソン450名を対象に「『睡眠』に関するアンケート調査」を行いました。「仕事がある日の平均睡眠時間は何時間ですか?」と聞いたところ、「3時間未満」と回答したのが1.1%、「3時間以上4時間未満」が4.2%、「4時間以上5時間未満」が21.8%、「5時間以上6時間未満」が39.6%、「6時間以上7時間未満」が24.0%、「7時間以上8時間未満」が7.3%、「8時間以上」が2.0%でした。また、「あなたは良質な睡眠をとるために、寝具にこだわっていますか?」と聞いたところ、50.4%が「こだわっている」と回答しました。

仕事がある日の平均睡眠時間、4人に1人が「5時間未満」。その分、休日に「寝だめ」。

仕事がある日の平均睡眠時間、4人に1人が「5時間未満」。その分、休日に「寝だめ」。

最初に、「仕事がある日の平均睡眠時間は何時間ですか?」という質問をしました。結果、「3時間未満」と回答したのが1.1%、「3時間以上4時間未満」が4.2%、「4時間以上5時間未満」が21.8%、「5時間以上6時間未満」が39.6%、「6時間以上7時間未満」が24.0%、「7時間以上8時間未満」が7.3%、「8時間以上」が2.0%でした。平成26年3月に厚生労働省健康局が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、人間に必要な睡眠時間は「6時間以上8時間未満」とされています。しかし今回の調査では、仕事がある日に6時間以上睡眠をとれている人は33.3%と、約3割に止まりました。また「仕事が休みの日の平均睡眠時間は何時間ですか?」と聞くと、「3時間未満」と回答したのが0.6%、「3時間以上4時間未満」が1.6%、「4時間以上5時間未満」が5.8%、「5時間以上6時間未満」が18.9%、「6時間以上7時間未満」が33.6%、「7時間以上8時間未満」が24.2%、「8時間以上」が15.3%でした。73.0%は仕事が休みの日に6時間以上睡眠をとっており、ビジネスパーソンは普段の睡眠時間が短い分、休日に「寝だめ」をする傾向にあることが分かりました。

50.4%が良質な睡眠をとるために、「寝具」にこだわっている。

50.4%が良質な睡眠をとるために、「寝具」にこだわっている

次に、「あなたは良質な睡眠をとるために、こだわっていることはありますか?」という質問をしました。結果、「寝具にこだわっている」と回答したのが50.4%、「寝室にこだわっている」と回答したのが36.2%、「寝る前の時間の過ごし方にこだわっている」と回答したのが34.0%、「寝る前の食事にこだわっている」と回答したのが28.9%でした。さらに具体的にどのようなことにこだわっているのかを聞きました。「寝具」は最も多かった回答が「自分に合った枕を選んでいる」(47歳/女性)で、その次が「腰痛があるので、固めのマットレスを使用している」(42歳/女性)など、自分に合ったマットレスを使う、という意見でした。また「清潔な寝具を使うよう心がけている」(31歳/女性)という意見も多く、「寝室」に関しては「外の明かりが気になるので、遮光カーテンを必ず閉める」(51歳/男性)など、寝室を暗くする、という意見が最も多かった。その次には「温度と湿度を適正に保つようにする」(52歳/女性)、「明るい雰囲気のある空間を作っている」(24歳/女性)など、過ごしやすい空間づくりを心掛けている、という意見が続きました。また「ラベンダーの香りを焚いている」(47歳/男性)など、香りに気を遣っている、という意見は意外にも、女性より男性から多く挙がりました。「寝る前の時間の過ごし方」に関しては、「なるべく落ち着いた環境で過ごす」(44歳/男性)など、リラックスするよう心掛けている、という意見が最も多く、次に多かったのが「パソコンやスマホの液晶画面を見ないようにしている」(39歳/男性)など、ブルーライトを見ない、という意見でした。「寝る前の食事」に関しては、「なるべく寝る前にはとらないようにしている」(44歳/男性)という意見が最も多く、また次に多かったのが「腹八分目にする」(57歳/女性)など、食べる量を気にする、という意見でした。

寝具にこだわっている人の半数以上が、寝具に20,000円以上を投資!

寝具にこだわっている人の半数以上が、寝具に20,000円以上を投資!最後に、「寝具にこだわっている」と回答した人に、「あなたは、今使用している寝具にいくらお金をかけていますか。」という質問をしました。結果、「5,000円未満」と回答したのが19.0%、「5,000円以上10,000円未満」が12.3%、「10,000円以上20,000円未満」が18.1%、「20,000円以上30,000円未満」が14.1%、「30,000円以上40,000円未満」が7.9%、「40,000円以上50,000円未満」が4.8%、「50,000円以上60,000円未満」が3.5%、「60,000円以上70,000円未満」が2.2%、「70,000円以上80,000円未満」が2.2%、「80,000円以上90,000円未満」が1.8%、「90,000円以上100,000円未満」が2.2%、「100,000円以上」が11.9%でした。なんと、寝具にこだわっている人の半数以上は、寝具に20,000円以上を投資していることが分かりました。具体的にどのような寝具にお金をかけているのかを聞くと、「20,000円以下」と回答した人は圧倒的に「枕」が多く、「20,000円以上」と回答した人は、「マットレス」や「ベッド」が多く挙がりました。さらに年収別に結果を見ると、年収800万円未満の人は寝具にかけている金額を「5,000円未満」と回答した人が最も多かったが、年収800万円以上の人は「100,000円以上」と回答した人が最も多く、年収によって大きな差が生じました。年収の高い人ほど睡眠を重要視し、より多くのお金を投資していることが分かりました。

※調査概要
有効回答 首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住のビジネスパーソン(男女)450名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014年7月18日(木)~7月22日(火)

この記事を書いた人
オウチーノ総研 清水

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