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半額シールの嵐?【スーパー店員】本当は教えたくない「安く買える狙い目食材」「お得な買い方」徹底解説

  • 2023年11月01日公開

こんにちは、スーパーの青果部で10年働くくふうLive!ライターのテツです。

皆さんはスーパーで商品が安く販売されるタイミングをご存知ですか。

特売時は通常時の半額になっているということも稀にあります。どうせ買うなら安く買いたいと思ってはいるけど、「安くなるタイミングがわからないから結局何もできていない。」という方も多いと思います。

そこで今回は「スーパーの特売、セールのタイミングやお得な買い方」をスーパーの青果部歴10年の私が紹介していきます。

この方法を知ることでムリなく食費を抑えることができるので節約家の方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。

スーパーで安くなるタイミング① 平日は「刺身・肉」週末は「タイムセール」が狙い目

平日と週末、スーパーはどちらが安いイメージを持っていますか?

この質問に対して「週末の方が安い」と答える方が多いのではないかと思います。

そのとおりでスーパー側としても集客が見込める週末に安い特売を持ってくることで他社に客を取られないようにしたいと考えているお店が多く安くなりがちです。

ただ、だからと言って、そのイメージ一択で「週末にばかり」買物に行ってはいけません。

週末に高くなりやすい食材

  • お刺身
  • 焼肉用のお肉
  • ステーキ肉

週末のスーパーは、食品コーナーで「大赤字覚悟のタイムセールを1〜2品」組み込んで客数を稼ぎ、単価の高いお刺身や焼肉用のお肉やステーキ、大容量のお野菜などのご馳走メニューを売り込んで売上を取りに行く会社が多いんです。

食品コーナーのタイムサービスは狙うとしても、生鮮食品は100g当たりの値段は普段より安くても、そもそも高いものが広告価格になっていることが多く、節約につながるかと言われると微妙な可能性が高いです。

もちろんスーパーにもよりますが、

  • 平日の方が生鮮品を安く販売しているお店が多い

よく行くお店や近隣のお店の曜日別のチラシパターンを頭に入れておくと節約につながりやすいですよ。

スーパーで安くなるタイミング② 突然の大雨は「スイカ・冷しゃぶ」に半額シール

天気によって安くることがあります。

スーパーは天気や気温によって値段を変更することがあります。

ベテランの売り場担当者がいる場合、天気や気温によって値段を変えたり、値引きをかけることがあります。

もちろん週間の気温や天気予報をチェックして商品の発注数を決めますが、突然雨が降ったり、思ったよりも気温が上がった、逆に気温が下がった場合、商品を売り切っていかないといけないからです。

ケース①「気温が28℃予想だったが、実際は24℃までしか気温が上がらなかった」

こういう日は、

  • スイカ
  • 冷しゃぶ

などの涼味商品は売れ残る可能性がでてくるので値引きされやすいです。

ケース②「突然強い雨が降り始めた」

突然の大雨は、全体の客数が落ちてしまいます。つまり、全ての商品が売れ残ってしまうのです。

こういう日は、

  • 賞味期限の短い商品
  • 鮮度劣化の早い野菜

は早めに売り切る必要がでてくるため、値引きされやすいです。

私の知り合いのスーパー店員はこういう状況になったときは

  • 半額シール
  • 雨天セール

などを行ってなるべく売り切るように行動します。

お店や担当者の考え方次第ですが、賞味期限や消費期限はどこのお店でも同じようにあるのでどこかで売り切っていかなければいけません。雨の日や、雨の日の翌日は狙い目です。

スーパーでお得に買う方法③ 値引きや見切り品の出る時間は決まっている

お店で店員が値引きシールを貼っているのを見つけたら時計を確認しましょう。

スーパーの仕事はルーチン化されているものが多く、作業の多くは時間や期限が決められています。

特に値引き業務はアルバイトが担当しているお店も多く、時間を決めておくことで漏れや売れ数の変動をなくすように考えられています。

つまり、値引き時間を知っておくことで、お店に行くタイミングを調整することができます。

また、野菜の見切り品も同じで出さなければいけない時間を設定されています。

お店によっては出すタイミングをきっちり決めているところもありますが、値引きシールを貼るのに比べて見切りは時間のかかる作業なので売り場に出てくるタイミングは1時間程度変動がある可能性はあります。

安くなるタイミングを知って賢く買物をして

今回はスーパーの青果部で10年働いている私がスーパーの特売、セールのタイミング、お得な買い方を紹介しました。

週末だから全て安いというわけではありません。まずは平日と週末のチラシを見比べてみましょう。普段週末しか買物に行かないという方は、平日に買物に行って生鮮食品の値段を確認してみてください。

もちろん行ってみて「やっぱり週末の方が安い」と思うのであればそのまま週末に買物にいくのもいいと思いますが、平日のお買い物を何回か試してみる価値はありますよ。

また値引き商品や見切り品だからイコール全て悪い商品というわけではありません。 売り切るために安く販売する場合もあるので、雨の日や値引きのタイミングを知って値引き商品を買うデメリットはありません。

節約は細かいことの積み重ねなので、ぜひこの機会に買い方と一緒に家計の支出を見直していって頂けたらと思います。

※記載の情報や価格については執筆当時のものであり、変動する場合があります。また販売終了の可能性、及び在庫には限りがありますのでご了承ください。

この記事を書いた人
スーパー青果部・テツ

スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!

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