変わり手裏剣、スリンキー、万華鏡…おやこで挑戦したい!【大作折り紙】折って遊べて達成感もハンパない♪
- 2022年05月30日公開
雨が多くなるこの時季、おうちで過ごす時間が増えてきますよね。 そんな時に、ぜひ挑戦してみたいのが複数枚の折り紙を使った大きな作品。ユニット折り紙と呼ばれるパーツを組み合わせるものから、変形する折り紙までおやこで楽しみたい大作折り紙を集めてみました。
まったく違う形に変身!「変わり手裏剣」
折り紙で作る手裏剣は定番ですが、こちらは8枚の折り紙を使った変形する手裏剣です。一般的な15cm角の折り紙の1/4サイズの紙で作ると、子どもの手のひらサイズになりますよ。
この風車のような形から、少しずつパーツをずらしていくと…
こんな風にドーナツ型に変形するんです!一見、同じ作品とは思えないほどの変身ぶりが楽しいですよね♪
同じ形のパーツを8枚折るだけで、作り方も比較的簡単です。
パーツを組み立てる工程は少し大人が手伝ってあげるとスムーズです。折り紙に慣れている小学生であれば1人でも作れる難易度です。
8色すべて違う色で作ったり、透明ちよがみなどで作っても楽しそう♪
難易度 ☆
立体になる様子に驚き!「マジックスパイラルキューブ」
輪飾りのように見えるこちらの作品は、「マジックスパイラルキューブ」という折り紙おもちゃ。広げればこれだけのボリュームですが、ねじりながら折りたたんでいくと…
こんなにペチャンコになるんです!
紙の折りたためる特性を活かした面白いおもちゃですね♪
作り方は15cm角の折り紙で2種類の部品を作りパーツを作ります。画像では、パーツを7セットつなげています。パーツは7セットでなくても短いもの、長いものなどあっても遊べますよ♪
複雑な折り方ではありませんが、2種類のものを組み合わせるところが少し難しいため、 大人と一緒にやるのがおすすめ。慣れれば子どもでも組み合わせられるようになりそうです。
多少折り方にずれがあっても遊ぶときはあまり気にならないので、そんなに神経質にならなくても大丈夫。
難易度 ☆☆
作ったあとも飾っておきたい♡6角形箱
渦巻き模様が美しい6角形箱は、ふたと受け皿、各6枚ずつ計12枚の折り紙で作ります。折り方も複雑なところはないので、幼児でも楽しめそうです。
パーツをつなぎ合わせる工程は、マスキングテープで固定する必要があったり、折り込みが難しい部分があるので、大人が手伝ってあげるのがおすすめです。
色の組み合わせを考えたり、柄のある折り紙を使ってもかわいくなりそう♡実際に物を入れて使いたい場合には、少し厚めの紙を使うと強度が増しますよ♪
難易度 ☆☆☆
不思議な動きに目が奪われる「スリンキー」
らせん型のおもちゃで、階段などの段差に置くとパタパタと落ちていくスリンキー。折り紙でも作れちゃうんです!手の上でパタパタさせるだけでも、紙が重なっていく気持ちがいい音がしますよ。
同じ形のパーツをひたすら作ったら、バネのようにつなげていきます。スムーズな動きをするためには最低でも50個以上パーツをつなげる必要があるので、おやこや友だち同士など複数人で折るのがおすすめです。
折る向きを間違えると、重ならなくなってしまうのでパーツを作るときには向きに注意して折っていきましょう。パーツの折り方自体は難しくないので、小学生ぐらいになると、一人で作ることも可能です。
パーツ同士が外れやすいので、子どもが遊ぶ場合にはのり付けしながら組み合わせていくと安心ですよ♪折るのは大変ですが、作ったあともたくさん遊べて子どもの反応がいいので、雨の日やおうち遊びの日におすすめです。
難易度 ☆☆☆☆
「スリンキー」の作り方はこちら
色がくるくる変わる!美しい万華鏡
折り紙の角に手をかけて、くるくると回転させると内側からどんどん新しい色が見えてくる、折り紙の万華鏡。一度は作ってみたいという人も多い、大作折り紙の定番です。
使う折り紙の枚数はなんと6色×32枚!通常の折り紙の1/4サイズ、7.5cm角の折り紙を使います。
さらに、最初にパーツの段階ごとに折り紙2枚をのり付けして折り始めるので、ここで間違えてしまうとパーツごと使えないことに…。細心の注意を払いながら作っていきます。
1色ずつ折っていくのではなく、6色の折り紙で作ったパーツを横につなげていくイメージです。色をしっかり揃える必要があるので、慎重に組み合わせていきましょう。
折り方や組み立て方は慣れれば難しくはないですが、コツをつかむまで時間がかかるかもしれません。
幼児~小学生低学年の場合には、大人の手助けが必須の難しさですがその分、達成感は大きい「大作」にふさわしい作品です。とにかく美しくて、何度もくるくるしたくなるので、子どもの反応も良いですよ♪
長期休みなどに、ぜひおやこでチャレンジしてみてくださいね!
難易度 ☆☆☆☆☆
***
パーツを組み合わせて作る作品は、プログラミング的思考も求められるため、知育要素もたっぷり。子どもだけでは難しい大作も、おやこで挑戦すれば子どもの達成感や創造力を刺激する良い機会になるはず。これからの雨の多い季節や夏休みなどに、ぜひ挑戦してみてくださいね。
おやこのくふうは、3歳からの「まなぶ・ 運動・食べる」をはぐくむメディアです。心と脳、体、味覚などが急激に発達する3~6歳という大切な幼児後期に親として知っておきたい知育、運動、食育、習い事に関する専門性の高い情報を発信していきます。さらに、おやこで楽しめる動画の選び方や子どもクッキング、折り紙、工作などのアイデアも満載です。
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