みんなどうしてるの(泣)？意外と知らないベッドフレームの捨て方・処分方法【不用品回収プロ監修】

こんにちは！Zehitomo Journal編集部です！

毎日使うベッド。
1日の疲れを癒す場所だからこそ、心地よい環境にしておきたいですよね。
古くなってくると、徐々に寝心地が悪くなってきたり、寝返りをうつと嫌な音がしたりすることも。
そんな時は一度、マットレスではなくベッドフレームそのものの新調を考えた方が良いかもしれません。

古いベッドフレームは処分しなければいけませんが「こんな大きなものどうやって捨てればいいの？」と疑問に思う方も多いことでしょう。
そこで今回の記事では「ベッドフレーム（ベッドの枠）の捨て方」について解説します！

ベッドフレームの処分方法5つ【正しい捨て方を知る】

ベッドフレームを処分するには、次の5つの方法があります。

・ゴミとして処分する
・不用品回収業者に回収を依頼する
・無料で人に譲る
・リサイクルショップや買取サービスを利用する
・新品の購入時に引き取ってもらう

これらを順番にみていきましょう。

1.ゴミとして処分する

寝ていて軋みやガタつきを感じたら、まずマットレスを取り除いて、床板が破損していないか調べましょう。
サイドフレームとヘッドボードやフットボードを固定する金具やボルトの緩みも点検しましょう。

破損箇所を見つけたり、ボルトを締め付けても固定できないようなら処分の考えどきです。
よほどのお気に入りか、高級ブランド製品なら修理も考えられますが、新規購入の方が安いことも。

快眠のためにも、古くなったベッドは早めに処分することをおすすめします。

2.不用品回収業者に回収を依頼する

寝室から搬出するために細かく分解したり、重いキャビネット式ヘッドボードを持ち上げたり、大きなマットレスの搬出経路に悩んだり…
ベッドの処分は思いのほか人手がかかります。

引越し前などの時間のないときは、搬出から最終処分まで任せられる不用品回収業者に回収を依頼するのが便利です。

3.無料で人に譲る

引き取り手がいるなら、無料で譲ることが可能でしょう。
譲る相手がすぐに見つからないこともあるので、処分を急ぐ場合は不向きです。

4.リサイクルショップや買取サービスを利用する

高級ブランド製品で美品なら、ベッドフレームであれば買い取ってくれる業者はあります。
マットレスは開封前のものでなければまず買い取りはしてくれないでしょう。
古いものは、むしろ有料引き取りの対象になります。

5.新品の購入時に引き取ってもらう

新規に購入したベッドの搬入と同時に、処分するベッドを搬出してもらうのが便利です。
金額や条件は確認しましょう。

何よりのメリットは、搬出日当日までベッドを使い続けられ、当日から新しいベッドで眠れるところです。

【ベッドフレームの捨て方①】ゴミとして処分する方法と費用

以上のことから、ベッドフレームの処分は「ゴミとして処分する」パターンが最も多くなります。
ゴミとして処分する場合の方法や費用について解説します。

粗大ゴミとして処分する

東京23区で粗大ゴミを出す場合、回収でも、持ち込みでも事前の申し込みが必要です。

粗大ゴミの申し込みは、各区の粗大ゴミ受付センターに申し込みます。
「自分の住んでいる区　粗大ゴミ」などで検索し、どこのセンターが該当なのか調べてください。

ごみの分別やリサイクルの取組みは、居住地のルールにより異なります。
各区とも粗大ゴミの定義は
「短辺30センチメートル以上のもので、耐久消費財を中心とした大型ごみ」
に当てはまるものを粗大ゴミと呼んでいます。

処分手順【江戸川区の例】

粗大ゴミの処分手順、江戸川区の例です。

①インターネットか電話で居住地担当の粗大ゴミ受付センターへ申し込む

②申し込み時に、持ち込みか収集、どちらがいいか希望を伝え、実施日、手数料などを確認する

③持ち込み、または収集指定日までに、各区指定の有料粗大ゴミ処理券を購入する
※有料粗大ゴミ処理券は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、清掃事務所で販売しています

④収集の場合、粗大ごみ処理券に名前、または受付番号を記入して粗大ゴミに貼り、収集日の朝8時までに玄関先などに出す

⑤持ち込みの場合、指定日に粗大ごみ持込施設へ粗大ゴミ処理券を貼った状態で持ち込む。
搬入時間は午前9時から午後3時まで。
搬入には、運転免許証や保険証など、住所・氏名が確認できるものが必要。

以上が大まかな流れです。

ベッドを粗大ゴミとして処分するためにかかる費用

ベッドの収集手数料は、区により料金を記載している品目と金額が若干異なります。

例えば杉並区は
・折りたたみベッド、介護用ベッド（モーターを外したもの）が1,200円
・ソファーベッド2,000円　パイプベッド（マットレスを除く）1,200円
・ベッド（マット除く）はキング2800円、クイーン、ダブル、セミダブル2,000円、シングル1200円、二段ベッド2,800円、ベビーベッド800円

例えば練馬区は
・シングルベッド（マットレスを含む）1,200円
・ダブルベッド（マットレスを含む）2,000円

一般に手数料は、持ち込みの方が収集より割安になります。

【ベッドフレームの捨て方②】不用品回収業者に回収を依頼する場合

「自分で粗大ゴミに出すのはめんどくさい」そういった場合には、不用品回収業者に回収を依頼すると便利です。
搬出から最終処分まで請け負ってくれるので、ご自身の手間を省きたい場合には良いでしょう。

しかし、業者に依頼をすると、粗大ゴミとして処分する場合と比べ料金は割高になります。
業者により詳細は異なりますが、回収料金はおおよそ次の相場となっています。

ベッドフレーム：5,000円（シングル）～10,000円（ダブル）
マットレス：5,000円（シングル）～10,000円（ダブル）

粗大ゴミと比較すると、便利な分割高なのが分かりますね。

ベッドフレームの捨て方は「粗大ゴミ処分」することが多い！

今回の記事では「ベッドフレーム（ベッドの枠）の捨て方」について解説しました。

ベッドは毎日使うものだからこそ、寝心地の良い物を使いたいもの。
睡眠の質にかかわる大切なものなので、寝心地が悪く気になっている方は一度ベッドフレームの買い替えを検討されてはいかがでしょうか。