2023/11/15よりくふうLIVE!はヨムーノに名称変更しました。

ニットにハンガー跡(泣)洗ったら縮む?全解決!「冬の衣類ケア」おうちで簡単アイデア5選

  • 2022年11月19日公開

こんにちは、くふうLive!編集部です。

寒い日が増え、ファッションも冬支度!一方で、冬物衣類の正しい洗濯方法や保管方法など、衣類のお手入れは悩みどころ。

自宅でケアにも限界があるし、“クリーニングに頼っている”という方も多いのでは? しかし相次ぐ物価高騰などで、ひとつのものを大切に長く使いたい!そんな意識から、衣類ケアを見直す人も増えているようです。

今回ヨムーノ編集部は、パナソニック株式会社が主催する「家庭の衣類ケアセミナー」に参加し、冬に向けた衣類ケアのコツを学んできました。

テーマは「自宅でできる!冬物の衣類ケア」

衣類を少しでも長く愛用するためには、こまめな「衣類ケア」が大切です!今回ご紹介するのは、便利なアイテムを使って、自宅で簡単にできる衣類ケア。

パナソニック株式会社洗濯機担当の佐藤弘和さん、アイロン担当の山下恵さん、花王株式会社ファブリックケア事業部の福本梨紗さんに、衣類ケアで大切なポイントと、今すぐできる衣類ケアの方法を教えてもらいました。

▲左から、山下さん、佐藤さん、福本さん

衣類ケアのコツ①「洗濯絵表示をチェック」実はおうちで洗える冬物は多い!

洗濯トラブルを減らすことを目的に作られた「洗濯絵表示」。繊維製品の取り扱い表示で、2016年末に新たなマークに生まれ変わりました。

基本的な見方さえ覚えれば、冬物衣類も、洗濯機を上手に活用しておうちでケアできます。

冬物のニットやストールなどのおしゃれ着は、洗濯機にかけられないと諦めていませんか。冬物の洗濯絵表示を見てみると、実は家で洗えるものも多いんです。(佐藤さん)

例えば...

絵表示の種類はとても多く感じますが、このマークのいずれかがついていれば、洗濯機で水洗いが可能。なかでも、冬物に多い絵表示は「温度の上限」と「水流の強さ」です。

数字が40であれば「40℃以下で洗わないといけない」、桶の下の横棒が多いほど「弱い水流で洗わないといけない」という意味。温水での洗濯、弱い洗いが設定できる洗濯機を活用すれば、目的に合わせて冬物を洗うことができるんですね。

衣類ケアのコツ②「洗う前の下準備」長く着るための洗剤選び

洗濯絵表示を確認したら、より衣類を長く使うために洗剤にも注目してみましょう。
冬物衣類は、弱い力で洗ういわゆる「おしゃれ着洗い」がぴったり。水流を作ってしっかりと汚れを落とす通常洗剤と、おしゃれ着洗い用の洗剤を目的に合わせて選びましょう。

▲おしゃれ着用洗剤「エマール」(左・アロマティックブーケの香り/右・リフレッシュグリーンの香り)

おしゃれ着用洗剤「エマール」は、2022年4月にリニューアルされて登場!

従来のおしゃれ着洗いでは衣類ダメージの予防はできても、一度ついてしまったシワやヨレは諦めていた方も多いかもしれません。そんなダメージを「エマール」なら「戻す」こともできるんです(福本さん)

「縮みそう」「形崩れしそう」という心配があった方も、これならおうちでニット を洗濯できます。

洗う前にチェック!「汚れ・シミ」「色落ちが心配な時」のひと工夫

さらに、洗う前に「汚れ・シミ」が気になるときは、洗う前に「エマール」原液をつけ、指やタオルなどで優しく押さえます。

濃色・柄物など「色落ちが心配な時」は、原液を目立たないところにつけて、5分後に白い布で押さえ、色がつくようなら単独で洗うのがベスト!

衣類ケアのコツ③「衣類が傷まない洗い方」

伸びが気になるニット類は、洗い方にもコツがあります。

  • 飾りボタンなどは全て留めておく
  • ビーズなどが付いている場合は、絡まないように裏返しする
  • 袖を内側にして畳む

  • 汚れが気になるところがあったら、外側にして洗濯ネットの大きさに合わせて畳む

  • ストールなどのフリンジは内側にして畳む
  • 毛布などの大物は、畳み方にコツがあるので、正しく畳んでから洗濯機に入れる

ちょっとした工夫ですが、一度傷がつくと直すことが難しい繊細な素材だからこそ、洗う前の準備が大切なんですね。洗った後のお手入れのしやすさも変わってきそうです。

衣類ケアのコツ④「型崩れせずに衣類を保つための干し方」

洗濯後は、できるだけすぐに干しましょう。
脱水したら、軽くたたみ直してから叩いてシワを伸ばし、形や毛並みを整えて陰干しします。ウール類は、陰干しすることで黄ばみを防げます。

干し方にもコツがあります。参加した編集部も、揃って目からウロコだったアイデアをいくつかご紹介します。

  • ニットはハンガー干しよりも、できれば「つり干し」がおすすめ(写真奥)
  • ローゲージニットなどボリュームがあり、水を含むとさらに重く感じるものは「平干し」がおすすめ(中央)
  • 平干しネットがない場合は、ピンチハンガーを代用するのも一つの手(写真手前)

※型崩れしやすかったり、伸びやすいので、一度バスタオルなどに給水させてから平干ししましょう。

100均やスリーコインズ、ホームセンターなどで購入できる物干しグッズを使って、小物類も上手に干すことができます。

  • ニット帽は、中にタオルを入れて、形を整えた状態で干す(上段)
  • ローゲージマフラーや、ざっくり編みのマフラーは、伸びを防ぐために平干しします(中段)
  • ストールは、ハンガーにかけ日陰でM字干しする(写真奥)

衣類ケアのコツ⑤「気持ちよく着るためのお手入れ」バタバタの朝も、時短でOK!

最後にご紹介したいのが、忙しい朝でもできる、衣類を気持ちよく着るためのケア。洗濯絵表示にアイロンマークがあるものは、「衣類スチーマー」を使うことができます。

ポイント①ハンガーにかけたまま!洗いにくい衣類をしっかり脱臭

「衣類スチーマー(2WAY)」は、360°安定してどの傾きからでもパワフルスチームが安定してたっぷりと出る、長い衣類でも裾までケアできる優れもの。

立ち上がりはたったの19秒!ハンガーにかけたまま、サッとシワ取りついでにニオイケアができるので、急いでいる時や、朝出かける前にぴったりです。(山下さん)

ジャケットやコート、ニットにつきやすいタバコやや焼肉などのニオイケアも、時短で可能であれば、こまめなケアができますね。

ポイント②衣類を傷めない!さらに洗濯後の除菌も

アイロン面でプレスもできたり(しかも生地が引っかかりにくいので傷がつかない!)、「高温、中温、低音」で衣類に優しい温度調節ができたりと、アイロンとニオイケアのハイブリッドなんです。

清潔に保ちたい衣類を、帰宅後スチーマー除菌できれば、子どもがいる家庭にも嬉しいですね。洗濯後の綿マスク、赤ちゃんの肌着などにも良いと思います。さらに、軽量で使いやすく、抗菌ハンドルも嬉しいポイント。

忙しい私たちの救世主!時短家電の「衣類スチーマー」を味方につけて、冬物衣類を手軽にケアするのも、大切な衣類を長く着るための一つですね。

ちなみに、こちらも便利♪

さらに編集部が驚いたのが、マットブラックの新製品「衣類スチーマー NI-GS410」は、大容量160mLのタンクと大量のスチーム。

スタンドタイプなので、コンセントさえあれば、そのまま置いておける点も良いところ。見た目の重厚感ほど実際には重くなく、動かしたい方向に傾けやすかったです。

スーツやジャケットなどの仕事着は、夫が自分でサッと使えるように玄関先に置き、アイロンを兼ねた使い方はリビングなどで自分用に......!など、家族で使い分けても良いですね。

▲写真奥/「衣類スチーマー スチーム専用タイプ NI-GS410」
 写真手前/「衣類スチーマー 大容量・360°スチームタイプ NI-FS780(アイボリー・左)、NI-FS780(カームグレー・右)

冬物衣類のお手入れにぴったりの最新「洗濯機」

いかがでしたか?
今回、冬物衣類のケアについてご紹介しました。 最後に、ニット/セーター、マフラー/ストールなどの冬小物にぴったりの、この度登場したパナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機」をご紹介します。

▲ななめドラム洗濯乾燥機「LXシリーズ」(NA-LX129BL/R)

ポイント①洗濯機なのにスチームでケア!「シワ取り・消臭」コースで衣類をリフレッシュ

おしゃれ着など、頻繁に洗濯しない衣類のシワやニオイを手軽にケアできる「シワ取り・消臭」コースを搭載。

▼1日でついたスラックスのシワが、「シワ取り・消臭」コースで運転後は、すっきりと取り除かれています。

「帰宅後、その日のうちにパンツのシワを取りたい」「バッグに入れておいたニットカーディガンのシワを取りたい」といった時に便利!衣類のニオイが気になる時にも◎。

スチーム、乾燥まで、30分で終えるところも嬉しいですね。

ポイント②アイテムと目的に合わせたコース選択

また、「スマホで洗濯」アプリ機能も拡充。冬に多い「ウール」も最適に洗える専用コースが登場しました。

ニット/ウールなどに適した「おしゃれ着コース」の中でも、「約40℃つけおき(黄ばみを落とす)」「約40℃おしゃれ着(黄ばみ予防)」「約30℃おしゃれ着」など、洗濯絵表示の内容や目的に応じてコース選択できます。「スマホで洗濯」アプリ内では、洗濯絵表示も一覧で確認ができるんですよ。

実は、私たちがあまり洗濯機で洗うことのない、ダウンジャケットや制服、毛布まで、幅広い衣類ケアができることにも驚きました。

さらに、窓パッキン裏につきやすい糸くずを洗濯のたびに洗い流してくれる構造も、購入者の決め手になるポイントの一つなのだとか。ニット、ウールなどを洗うとなると、痒いところに手が届くこうした機能は嬉しいですね。

衣類のニオイやお手入れなどの悩みが増える季節、上手なお手入れで、冬の衣類を長く楽しみましょう♪

型崩れを気にして洗わないのはもったいない! ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。

撮影協力/パナソニック株式会社、花王株式会社
※本記事は、2022年11月2日パナソニック主催の「家庭の衣類ケアセミナー<ななめドラム洗濯乾燥機・衣類スチーマー>」をもとに作成しています。

この記事を書いた人
くらしをもっと楽しく!かしこく!
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。 また「LINE公式アカウント」をお友達登録すると新着・季節トレンド情報をいち早くチェックすることができますよ♪

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ