意外にスペースをとる!
パーキング設計のコツ

家を建てる際、敷地内の利用計画を見て、意外に広いスペースをとるパーキングエリアに驚く人も多いようです。雨の日こそクルマで外出したいのに、貸駐車場まで傘をさして歩いていくのは避けたいもの。また、クルマを持っていなくても、お客様はクルマで来るかもしれません。パーキングエリアは、現代の住宅には必要不可欠と言えます。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

建物と一体のピロティーがオススメ

工費をとにかく安く抑えたいなら、敷地の一部にコンクリートの打ち放しでスペースをとり、パーキングエリアとすればよいでしょう。屋根がないので、クルマは早く傷みますが、全体の印象が明るくなるというメリットもあります。しかし、家屋やクルマは高級なのに、パーキングエリアが安っぽくては台なしです。できれば、パーキングエリアの敷地素材をアプローチと統一するなどの工夫をしましょう。もう少し工費を確保できるなら、簡単な屋根のついたカーポート・タイプにすべきです。各メーカーが、様々なスタイルの商品を提供しています。家の屋根や門扉、外壁周りとのデザインの調和を考えて選択しましょう。
工費はかかりますが、建物の一部を高床式(ピロティー)にして、一部をパーキングスペースとする方法もあります。上部は部屋や物置として活用できるので、平面的な敷地利用を節約できます。住宅との境界を耐火または防火構造にする、延焼のおそれのある場所は不燃材で覆うといった義務はありますが、デザイン的に優れたものができますし、一般的にガレージを作るよりは安上がりです。高級車を持っている人には、ガレージが一番オススメです。工費はかなりかさみますが、クルマを長持ちさせるベストな方法だからです。道路との間に高低差があるなら、庭の地下にガレージを作る方法も。いずれのスタイルを採用するにせよ、幅4.5m、奥行き6mぐらいのスペースは必要です。

サービスヤードとの一体化も

パーキングエリアを広めに作り、サービスヤードとして利用するのもよいでしょう。自転車や乳母車の置き場、カー用品の収納場所は共用が一般的です。別に作るとしても、デザインの統一性は確保します。漬け物や果実酒など保存食品の貯蔵庫として、分別ゴミの一時保管場所として、庭仕事用品や日曜大工用品、アウトドア用品、ペット関連用品置き場として、サービスヤードを設けておくと大変便利です。

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上記の記事は、2011年7月25日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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