子ども部屋は
成長に合わせて&将来を見越して!

かつての子ども部屋は、単なる勉強部屋として位置づけられることが多く、家族とのコミュニケーション不足が生じる原因ともなっていました。注文住宅を建てるときには、こうしたコミュニケーションの問題をクリアする間取り計画に加え、子どもの成長を見越してプランニングすることが重要です。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

成長に合わせた子ども部屋を!

注文住宅の子ども部屋の間取りは、子どもの成長度合いに合わせて考えるのが理想的です。例えば生まれて間もない乳児期などは、専用の子ども部屋を設ける必要はあまりないと言えます。両親の目が届く位置にベビーベッドなどを置く程度でも十分でしょう。
小学校低学年くらいの子どもはまだ自分専用の個室を必要とする機会も少なく、リビングやダイニングなど、家族があつまるスペースを好みます。もし専用の個室を設ける場合でも、こうしたパブリックスペースに近い場所に配置するよう間取り計画を立てるとよいでしょう。
小学校高学年以降になると、そろそろ個室を欲しがるようになります。子ども専用の個室は、間取り計画上2階に配置されることが多くなりますが、家族と顔を合わせる機会を多く設けたいなら、リビングなどのパブリックスペースの近くに配置するか、自然と家族と顔を合わせるような動線計画を立てることをおすすめします。

使いやすさのポイントは「更新性」!

子ども部屋は、住まいの中でもっとも流動的な空間です。そのため、子どもが成長したときや、将来独立したときに、その部屋の使い道がなくなってしまわないような工夫が求められます。
例えば、2人の子ども用に仕切られた2つの空間を、将来1つの部屋にできるよう、間仕切り壁を可動式にするといった方法が考えられます。さらに思い切るなら、はじめから子ども部屋をつくらないという選択肢も考えられるでしょう。幼児期~小学校低学年までは、1つの広いスペースを子ども部屋として使用し、プライバシーを必要とする年齢になったら、可動式の間仕切り壁や家具で間仕切ることで、個人用の空間をつくることができます。
こうした工夫は、建築家の最も得意とするところです。子ども部屋にこだわりたいという人は、ぜひ建築家との注文住宅づくりを検討してみてはいかがでしょうか。

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上記の記事は、2011年11月4日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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