3分で流れが分かる!はじめての住宅ローン

家づくりを考えている人の多くは、住宅ローンの利用を検討していることでしょう。住宅ローンは金利のタイプなどさまざまな種類があり複雑に感じるかもしれませんが、契約までの流れはシンプルです。まずは住宅ローンの申込手順について確認しておきましょう。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

まずは事前審査から!

住宅ローンを申し込むには、まず貸し主である金融機関が行う「事前審査」を通過しなければなりません。
事前審査は仮審査とも呼ばれ、その金融機関で住宅ローンが借りられるかどうかを調べるためのものです。通常3日から1週間程度の審査期間の後、結果が通知されます。事前審査では、返済負担率(年収に対する住宅ローン返済額の割合)や、自己資金の割合、勤務状況などがチェックされます。このとき、本人確認証や所得証明書類などの提出が求められます。
事前審査を通過したら、「本審査」を行います。本審査は信用保証会社が行うため、審査期間は通常、2~4週間程度と長くなるケースが多々あります。

金消契約を終えたら融資実行へ

審査を通過したら、契約に移ります。
金融機関から住宅ローンを借り入れる場合、住宅に抵当権をつけて担保とし、金融機関と契約を結びます。これを「金銭消費賃借契約」、略して「金消契約(きんしょうけいやく)」と呼びます。この日までに、住宅ローン返済のための口座を用意しておく必要があるので準備しておきましょう。

ただし、金消契約後、すぐに融資を受けられるわけではありません。融資実行(指定した口座に金融機関からお金が振り込まれること)を待つ間、着手金や中間金の支払いが必要な場合は、「つなぎ融資」が必要になることがあります。住宅ローンでは通常、建物が完成してからでなければ融資を受けることができません。そのため、建物が完成するまでの間に支払うお金としてつなぎ融資が必要となることも覚えておきましょう。

金消契約が終わると、いよいよ融資実行、引き渡しとなります。銀行にもよりますが、ローン返済は融資実行日の翌月から始まることが多くなっています。

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上記の記事は、2011年12月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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