防音施設のある住宅特集

思いっきり演奏や音楽・映画鑑賞を楽しみたいときに必要不可欠なのが、「防音室」。一概に防音室と言っても、各々の利用シーンに合わせて適した防音室選びが必要です。そこで、今回は遮音性にもデザイン性にもこだわった防音設備のある住宅をご紹介します。

利用用途に合わせて防音設備を選ぼう!

利用用途に合わせて防音室を選ぼう

◆防音室の種類

まず、防音室には「定型」と「自由設計型」という種類があります。「定型」は一般的に組み立て式でできる、ボックス型の防音室を指します。大規模な工事は不要のため、完成するのに時間も掛からず、解体もしやすいというメリットがあります。ただし、イメージとしては、お部屋の中に、さらにボックス型の部屋を置くことになるので、ひとつのフロアにスペースを最大限使用することは難しく、無駄に場所が取られてしまうので、お家全体の雰囲気としては狭く感じるかもしれません。
「自由設計型」はお部屋そのものを防音仕様にするため、「定型」より広々とした空間になり、楽器演奏向けにするのか、映画・音楽鑑賞のためのシアタールーム向けにするのか、利用用途に合わせて自由に設計・デザインできる点がメリットです。デメリットとしては、部屋の壁・床ごと防音仕様にするために、大規模な工事が必要になり、工事に時間が掛かるという点と、万が一、防音設備を外したい場合は、組立式ではないので、解体工事は困難です。

住まいの環境に合わせて遮音性能を選ぶのがポイント!

◆住まいの環境に合わせて遮音性能を選ぶのがポイント!

防音室で重要になるのが遮音性能です。遮音性能は、JIS(日本工業規格)で定められている「Dr値」という遮音性能を表す値があります。この数値が高いほど、遮音性能が良く、外部に音が伝わりにくいことを表しています。そして、利用シーンや周りの環境等を想定し、適した遮音性能の数値を決めて防音室を作る必要があります。ですが、専門的な知識がないと、何が一番良い方法なのか、自分では分かりづらいものです。そこで、家づくりのスペシャリストである建築家に相談するのがオススメです。建築家なら、専門家として、あらゆる状況を踏まえ、性能とデザイン、どちらも理想通りにするためのご提案ができます。まずは建築家に相談してみましょう。

建築家による防音住宅作品の事例

建築家がさまざまな工夫を凝らしデザインをした、防音住宅作品の事例を厳選してお届けします。

  • 遮音・防音構造の住宅

    総工費
    3000万円
    延床㎡
    -㎡
    坪単価
    -万円
    中浦弘嗣/妙子
    • 関東
    • 東海
    • 関西
    • 九州
    こだわりポイント

    近隣の事業騒音により、日常の生活に支障をきたすため防音・遮音工事を施しました。 通常の建物の仕上げの下に室内の壁には制震遮音ボード《石膏ボード+制震遮音板(アスファルト基材)》を、外部開口部の内側には二重サッシを、天井には吸音板を、床の上下階の生活騒音に対しては振動音の防振ゴムシートを施しております。

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  • 越谷の家

    総工費
    3450万円
    延床㎡
    142.0㎡
    坪単価
    80.2万円
    長浜信幸
    • 関東
    • 東海
    • 関西
    • 九州
    こだわりポイント

    広々とした庭を持つ恵まれた条件を生かすために1階をリビングとして、引き込める木製サッシュや広いデッキを設けて、庭に向かって開放的な作りとしました。ダイニング上の吹抜けは、大屋根で包まれたおおらかな空間を感じるとともに、1、2階の気配を伝えあい、家全体のつながりをつくり出す役割を持っています。2階の吹き抜け回りは単なる廊下ではなく、手摺に本棚を組み込んで、明るく風通しの良いギャラリーとなっています。

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  • 千石の屋・KSYハウス

    総工費
    3200万円
    延床㎡
    118.6㎡
    坪単価
    89.1万円
    こだわりポイント

    内部は限りなく広がりを得るため、単純な矩形の平面の中に飽きのこない楽しい生活を包み込むように設計された。3層にわたる縦の空間は緩やかな階段で繋がり一体感のあるしつらえになっている。大きな窓が特徴の正面は空を取り込み季節を感じられるよう対応し、ゆったりとしたサロンを作り出している。防音室は技術的にかなり慎重に進められた。完成後はクライアントも大満足しておられるようで、住宅の設計はこの一言が何よりのごちそうだ。

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  • めじろ台の二世帯住宅

    総工費
    5000万円
    延床㎡
    192.5㎡
    坪単価
    85.8万円
    長浜信幸
    • 関東
    • 東海
    • 関西
    • 九州
    こだわりポイント

    日当りの良いひな壇状の敷地で、その高低差を利用した地下1階地上2階建ての住宅です。1階の庭に面した部分が親世帯に割り当てられています。 親世帯は庭との繋がりを楽しめるように、水平に視線が抜ける落ち着いた空間を、子世帯の生活の中心となる2階では、周囲に開けた環境をいかして空を感じられる開放的な計画としています。 2世帯それぞれの隣り合った玄関には土間同士をつなぐ扉が設けられています。

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  • 富塚の屋

    総工費
    3500万円
    延床㎡
    141.4㎡
    坪単価
    81.6万円
    こだわりポイント

    予算の厳しい状況の中、室内環境を整え、家族の変化に対応できる長い時間にも耐えられる新鮮な空間の創造を目指す。1,5mの高低差と擁壁を持つ敷地をうまく建築の空間にとり込み活用しながら自然の風や光、影を室内に取込み、省エネルギーの活用で住み心地の良い生活を楽しめるように配慮された。

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