超大地震、東日本襲う 死者、行方不明者多数 町のみ込む大津波 | リフォームならリフォーム・オウチーノ

リフォームオウチーノ

リフォームの「達人」を探す

  • 売却査定はオウチーノ

会員商談ページへ

超大地震、東日本襲う 死者、行方不明者多数 町のみ込む大津波

2011年3月14日掲載

3月11日午後2時46分ごろ、国内最大規模のマグニチュード8.8の大地震が三陸沖で発生、東日本を襲った。気象庁によると、震源は宮城県牡鹿半島の東南東約130キロ、深さは24キロ。東北から関東までの広い範囲で揺れを感じ、宮城県栗原市で震度7、東京でも震度5強を観測した。

東北地方沿岸には大津波が押し寄せ、甚大な被害を出した。大津波はその後日本列島全体を襲った。 この地震の後も、最大マグニチュード5?6クラスの余震が100回以上も起こり、鉄道もストップ。仙台空港には大津波が襲いかかった。 総務省消防庁によると12日正午現在、死者、行方不明者は約1400人を超え、負傷者も多数出ている。 気象庁はこの大地震を「平成23年東北地方太平洋沖地震」と名付けた。地震の規模は阪神淡路大震災の180倍と発表した。 関東地方にも大きな被害をもたらした。建物損傷などによる犠牲者が出たほか、公共交通が麻痺した。JR東日本が全線でストップしたり、私鉄も運行を見合わせたりしたため、多数の帰宅困難者が出た。

首都圏は震度5

住宅新報社がある東京・西新橋地区も過去にない大きな揺れに見舞われた。断続的な揺れは、事務所内の書棚などにある書籍や資料などを崩れ落とし、エレベーターは停止、階段室内の壁にも亀裂が走った。管理事務所担当員が被害状況の把握とオフィスワーカーの避難誘導に駆け回った。 周囲のビルからも慎重に屋外に避難する人が道路にあふれた。そこでも余震とも新たな本震とも分からない大きな地震動が続き、周囲の超高層ビルから低層ビルまでを不気味なまでに揺さぶった。JR、地下鉄は止まり、回復の目途も立たない。近くの指定避難場所・日比谷公園は近隣のビルで働く人たちであふれた。公園内にある市政会館では専門学校の卒業式が行われていたが、袴姿の女子学生が緊張した表情で避難して来る姿もあった。 帰宅の途に就こうとしても公共交通は不通。そのうち道路交通も動きが鈍くなる。残されたのは徒歩帰宅だけか。携帯電話はつながらない。家族の安否を確認するため、公衆電話には長蛇の列ができる。仕事に復帰するため、立ち寄るコンビニエンスストアはすでに、食料が枯渇状態で、緊急時の緊張の様相がますます強まっていった。

新着記事一覧

記事カテゴリ

このページの先頭へ