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基礎の耐震性能は形状とひび割れで分かる!?

耐震性能を考えるうえでは、建物と同様に基礎も非常に重要な部分です。基礎は建物を支えるだけでなく、建物にかかる力を地盤に伝えて分散させる役割を持っています。基礎の形状などによって耐震性能も異なるので、ここで理解しておきましょう。

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「布基礎」と「ベタ基礎」はどう違う?

基礎は通常、鉄筋コンクリートでつくられますが、その形状によって「布基礎」と「ベタ基礎」の2種類に分類されます。形状の違いによって耐震性能にも差があるので、両者の違いを把握しておきましょう。
まず布基礎は、家の土台にあたる部分に帯状に設置する基礎のことで、断面を見ると逆T字型をしているのが特徴です。地面に接する部分が少ないため、地盤の強い敷地で多く採用されています。
一方ベタ基礎は、土台部分だけでなく、建物の底面全体にコンクリートを敷いた形の基礎です。建物を基礎全体で支えるため安定しており、耐震性が高いのが特徴です。またベタ基礎には、少々軟弱な地盤にも採用できるというメリットがあります。
ただし、基礎の形状がベタ基礎だからといって安心してよいというわけではありません。これらの基礎にクラック(亀裂)が入っていないかどうかをチェックしてみましょう。幅が0.5mm以下のクラックがいくつか見られる程度であれば、樹脂などを注入して補強する程度で問題はありません。それ以上の大きなひび割れが見つかった場合は、基礎を増打ちするといった対策が必要になります。基礎の補強は大がかりな工事になりますので、事前に専門家と充分相談を重ねて検討するようにしましょう。

鉄筋のない基礎はどうやって補強するの?

古い住宅の布基礎には、鉄筋の入っていないコンクリートの基礎も存在します。耐震診断の結果、鉄筋が無いことが分かった場合は、基礎の側面に鉄筋コンクリートの基礎を新たに抱き合わせるように増設する方法が一般的です。敷地に余裕がある場合は既存の基礎の外側から、そうでない場合は床を解体して内側から補強します。
また、古民家や農家などに見られる玉石基礎(石の上に柱を立てただけの基礎)は、基礎に柱が固定されていないため、耐震性能は非常に低いと考えられます。このようなケースでは、玉石基礎を埋め込むような形でベタ基礎をつくり、強固につなげる補修が必要になります。

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