建築家 オウチーノ

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コンクリートステインにより着色されたRC壁の新しいアプローチ空間

この作品を手がけた建築家

清水裕子+清水貞博+松崎正寿
(有限会社atelierA5建築設計事務所)
【清水裕子+清水貞博+松崎正寿】
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がその家で暮らし始める時、10年経た時にでも、依頼して良かったと絶えず実感して頂けるような家をつくりたい...
依頼主の要望 敷地は自然豊かで海が望める、広々とした邸宅街に位置している。
その一画の築35年の既存建物を、海の望めるロケーションを最大限に生かした週末住宅へとリノベーションしたいと考えた
建築家のコメント この敷地の大きな魅力である海への眺望は、老朽化したウッドデッキや、視線を遮る植栽、外構フェンスによって阻害され、その魅力を活かしきれていなかったため、新たにタイル貼りの広々としたテラスを、LDKから既存のプールへと連続させ、更に、外構フェンスを傾斜したガラス手摺に変更することで、海へと繋がる眺望を最大限に活かしている。
また、もう一つの課題であった既存建物へのアプローチ部分は、高い木々に囲まれた階段によって、薄暗い雰囲気を持っていた。それらの樹木や階段を撤去し、新たに、コンクリートステインにより着色されたRC壁を設置することで、邸宅街から建物へのアプローチとしての顔となる形状に改修している。
工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築
建物の種類 一戸建て
総工費(目安) 4200万円
所在地 神奈川県
設計・デザインのポイント 既存建物や、敷地が持つポテンシャルを、最小限に新たな物を付加することで最大限に活かし、週末にそこに訪れた人々が、高揚感がありながら建物が持つ経年変化の味わいを感じられる、居心地の良い週末住宅へと生まれ変わっている。
構造 2×4工法
施工面積 -
築年数 35年
ロケーション 海の近く
施工前の間取り
沿線 -
工期 -
メディア掲載 -