建築家 オウチーノ

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English House A

玄関でティータイム。薪ストーブのあるイギリスの田舎家。

この作品を手がけた建築家

北原啓子
(エス・デザイン一級建築士事務所)
【北原啓子】
神奈川県相模原市中央区中央1-4-1
完璧な人がいないように、完璧な建築素材・工法などはありません。ですから、それぞれのメリット・デメリットをしっかりお伝えし、ご理解していただき、ご自身で納得の建材・工法等をお選びいただき、それぞれのお客様のこだわりを整理しまとめ上げ、デザイン性と住みやすさを形にすることが、私の仕事です。 時代を...
依頼主の要望 田舎なので、ご近所付き合いがとても重要なので、家の中に上がらずに、お茶を飲めるスペースを設けてほしい。 南側に山があり冬の寒さが厳しく、また底冷えがするので、断熱にこだわり薪ストーブで家中を温めたい。 お菓子作りとパン焼きを娘さんたちとしたいので、アイランドキッチンを設けたい。
建築家のコメント 100年以上前には、お蚕をしていらしたとのことで、小屋裏に入ると、素晴らしい太鼓梁が使われていました。 そこで、6本の梁を選び、製材所で製材し、土間の框の下にあった地袋の戸が素晴らしかったので、その4枚も再生利用することをご提案しました。お施主様のK様ご自身が、私のリクエストに応えて下さり、バーナーで梁を焼き、磨き、表面の炭化をして下さいました。その梁を、玄関ホールや吹き抜けに付け梁として利用し、和室の地袋の戸として蘇らせました。玄関内のティ-スペースは、オープンですが、ダイニングやリビングからは、見えないプランとし、ご近所の方々にカフェ見たいだと好評だそうです。創りながら、田舎暮らしの良さを改めて感じました。
工事の種類 注文住宅
建物の種類 一戸建て
総工費(目安) -
所在地 神奈川県 愛甲郡愛川町
設計・デザインのポイント 100年以上の古家解体後、梁・地袋の戸等再生利用したイギリスの田舎家と言うコンセプトで創り上げました。
床は、無垢のパイン材、壁は、珪藻土。アレルギー対策にこだわり、子供部屋は紙クロス。断熱にもこだわり、底冷えがする立地状況から基礎断熱もしました。
田舎なので、ご近所付き合いが深いとのことで、玄関ホール内で、お茶を飲めるスペースを創りました。お施主さん参加で、梁の加工をしました。
構造 木造軸組み工法
施工面積 -
築年数 -
ロケーション 山地、山の近く
施工後の間取り 5LDK
沿線 JR相模線
工期 設計:3ヶ月間  施工:6ヶ月間
メディア掲載 -