建築家 オウチーノ

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犬と共に暮らす家

室内に光を届けるリノベーション

この作品を手がけた建築家

堀紳一朗
(忘蹄庵建築設計室)
【堀紳一朗】
東京都文京区小日向2-20-7
長く使い続けていただける心配りの行き届いた居心地のよい建築空間をご提供したいと考えています。和モダン、和風建築、茶室にも対応します。 新築だけでなくリフォームやリノベーションの実績も多数あります。既存住宅状況検査や耐震診断などを行って中古物件に価値を生み出すことも大切にしています。
依頼主の要望 ご依頼いただいたのは築15年の2階建ての木造住宅に3匹の犬と暮らしている奥様から改修工事でした。
改修に当たってご要望は3つありました。①犬中心の生活のため人を招くことができない状況であるのを打開すること、②犬に快適な環境とすること、③1階リビングなど主要空間が暗いので明るくする方法を検討することでした。
建築家のコメント 既存の階段トップライトからの光が1階に行き渡るようにリビングを移し、階段吹抜けに面した2階の各部屋には回転窓を設けて採光と通風の環境を整えました。来客時・在宅時・外出時に応じてゾーン分け出来るようにし、今まで犬から守るため押入れに隠していたピアノを階段下に収納して必要なときに弾けるようにしました。
工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築
建物の種類 一戸建て
総工費(目安) 900万円
所在地 東京都 杉並区
設計・デザインのポイント 愛犬と快適に暮らす住まいの設計ポイントは、①関節疾患を予防するために床を滑りにくくし、段差を解消する。②皮膚疾患を予防するためにシックハウス対応の徹底と通風、採光のよい空間にする。③愛犬がくつろげる場所をつくる一方で、触れて困るものは触れられないようにする。愛犬家仕様の住まいの工夫は、高齢者や子供を対象にしたバリアフリー住宅の工夫と似ています。愛犬にとって快適な住宅は、人間にとっても快適なのです。
構造 木造軸組み工法
施工面積 -
築年数 15年
ロケーション 都市部
施工前の間取り
沿線 -
工期 -
メディア掲載 -