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【バリスタおすすめ】人気のインスタントコーヒー10選&おいしく飲むコツ

  • 2023年09月29日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

お湯をそそぐだけで完成する、おいしい「インスタントコーヒー」。最近は、ノンカフェインコーヒーや、カフェラテ、キャラメルマキアートなど、お好みのバリエーションを楽しむことができます。

そこで、バリスタとして活動する今野直倫さんに、インスタントコーヒーに使われているコーヒー豆の特徴から、インスタントコーヒーの選び方、おすすめのインスタントコーヒーを教えてもらいました。

※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

監修者紹介

【バリスタ兼ライター】今野直倫(こんのなおみち)

全国各地で出張カフェを開催しながら、WEBライターとしても活動。本州一周車中泊をしながらコーヒーを淹れて回ったり、各地でコーヒーオフ会を開いたりと精力的に活動。出張バリスタとしての知識や経験を活かして、ブログや他社メディアでコーヒー関連記事を中心に執筆している。
今野直倫

インスタントコーヒーの選び方

インスタントコーヒーとは?タイプと飲み方の違い

瓶タイプのインスタントコーヒー

瓶入りタイプのインスタントコーヒーは、大容量で、コストパフォーマンスに優れています。詰め替えタイプのものも多く、さらに安価に楽しめる点も特徴です。

味わいに関しては、濃さを自分のお好みに調節できるのがメリット。パッケージに記載されている適量を基準に自分で調整すると、お好きな濃さのコーヒーを淹れられます。ただし、一度開封すると劣化しやすいので味が悪くなるのが比較的早いといった点もあります。

スティックタイプのインスタントコーヒー

持ち歩きにも便利なスティックタイプのインスタントコーヒーは、瓶タイプに比べればコストパフォーマンスが特別優れているというわけではありません。

一方で、保存性に優れていて味わいや香りの劣化が遅い点はスティックタイプの大きなメリットです。それほど頻繁にコーヒーを飲まない人、職場でコーヒーを飲む人には、スティックタイプがおすすめ。

気になる!インスタントコーヒーの味や香りは?

インスタントコーヒーの味や香りは、豆や粉から淹れるコーヒーに比べれば劣るというのが一般的な印象でしょう。

実際、インスタントコーヒーを飲んでコーヒー嫌いになっても、豆や粉からドリップして入れたコーヒーなら飲めたという人もいます。

ただし、インスタントコーヒーは「手軽にコーヒーを楽しめる」というところが最大のウリです。その中でも、なるべくおいしいコーヒーを見つけられれば、飲みたいときに手軽にインスタントコーヒーを楽しめるでしょう。

おいしいコーヒー選びのひとつのポイントとして、インスタントコーヒーの豆の種類や産地を知っておくのもひとつです。そこで、ここでは豆の種類について触れてみます。インスタントコーヒーに使われている豆は、基本的にブレンドが多いのが特徴です。

アラビカ豆

アラビカ豆は、品質が良く、基本的に味わいや香りが優れているといわれています。ブラジルやコロンビアで生産されている豆はほとんどがアラビカ豆。最近では、アラビカ豆100%のインスタントコーヒーもたくさんあります。

ロブスタ豆

ロブスタ豆は、頑丈で病気に強く、安定的に生産されるためコストを抑えられます。ただし、苦味が非常に強くアラビカ豆に比べれば香りや味わいは劣る傾向があります。ベトナムやインドネシアなどで生産されています。

リベリカ豆

希少性が高く、西洋を中心に消費されています。日本にはほとんど出回っていないため、日本のインスタントコーヒーにブレンドされていることはほぼありませんが、コーヒー3大原種のひとつでもあります。

焙煎の深さ(種類)で選ぶのもひとつ!

インスタントコーヒーは、焙煎の深さで選ぶのもひとつの方法です。なぜなら、コーヒーの味わいの大切な要素である「苦味」はほとんど焙煎度で決まるから。

苦味の好きな人は「深煎り」を、苦手な人は「中煎り」「浅煎り」を選ぶと良いでしょう。

香りは実際に試してみることが大切!

インスタントコーヒーの香りは、やはり実際に飲んでみることが大切。スティックタイプのインスタントコーヒーも数多く販売しているので、少量パックなどを購入して、様々な種類を試してみることが、自分のお好みの香りを選ぶ近道です。

アイスコーヒーやカフェオレなど、試してみたいコーヒーは何か

コーヒーを楽しむスタイルで選ぶのもポイントです。
たとえば、夏場にアイスコーヒーとして飲みたいときには、溶けやすいインスタントコーヒーが便利ですし、カフェオレが飲みたいときには、インスタントタイプのカフェオレを選べば手軽です。

カフェインが気になる人は、デカフェコーヒー(カフェインレス)を選んでみて

最近は、話題のカフェインレスのインスタントコーヒーも揃っています。
カフェイン摂取をなるべく控えたいというときには、コーヒー豆に含まれるカフェイン成分をできるだけ除去したカフェインレスのものを選びましょう。

製法の違いで選ぶ

スプレードライ方式

コーヒー液を高温で素早く乾燥させて作る製法です。フリーズドライ製法に比べて、安価なものが多いのが特徴。熱をかけて作るため香味が出ますが、その分、香りや味が飛びやすく、保存性は高くはありません。

フリーズドライ方式

マイナス40度以下の冷凍庫でコーヒーを一瞬で凍らせ、砕いたあとに真空乾燥させます。特殊な製法のため、スプレードライと比べるとやや高価。ただし、熱をかけずに処理するため味や香りが飛びにくく保存性も高い点が特徴です。

おすすめのインスタントコーヒー10選

バリスタの今野さんに、豆や焙煎方法にこだわったおすすめのインスタントコーヒーを厳選してもらいました。

ネスカフェ「香味焙煎 豊香」

焙煎がもたらす豊かな“香り”とコクを最大限引き出すことに徹底的にこだわり、 ネスカフェ独自の 「香味真空氷結製法」を採用したコーヒーです。

濃厚で豊満な香りが感じられ、飲む際にも深みを重ねたコク、透明感に満ちた後味が特長です。

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ネスカフェ「ゴールドブレンド」

淹れたての味わいを楽しみたいという方におすすめ。ネスカフェ独自の挽き豆包み製法で、淹れたての上質な香りとマイルドな味わいを楽しめます。

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Maxim(マキシム) 「ちょっと贅沢な珈琲店」

出典:Amazon

しっかりしたコクを楽しみたい方におすすめのインスタントコーヒーです。コク深い味わいながら、酸味や雑味がなく後味がすっきりしています。

これはブラジル最高等級豆をフリーズドライ製法で仕上げているためです。クセがなくコーヒーのコクをたっぷり楽しめるインスタントコーヒーです。

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UCC「おいしいカフェインレスコーヒー」

出典:楽天

コーヒーが好きだけどカフェインを控えたいという方におすすめ。カフェインを98%除去しながらも、上品な香りと程よい酸味を実現しています。

アラビカ豆を100%使用、液体二酸化炭素抽出法で作っています。睡眠前のリラックスタイムにもぴったりです。

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AGF 「Blendy」

出典:楽天

カフェオレが好きな方におすすめなのが、CMでも有名なBlendy。お湯だけでなく水や冷たいミルクにもさらっと溶ける点が特徴です。

徹底的に管理された焙煎方法で、香りを引き出しつつもバランスの取れた味わいに仕上がっています。ミルクとの相性が良く、クセのないインスタントコーヒーです。

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キーコーヒー「スペシャルブレンド」

出典:楽天

クセがなく飲みやすいコーヒーが好きな方におすすめです。ブラジル・コロンビアの中南米産コーヒー豆をフリーズドライ製法で仕上げています。

酸味と苦味のバランスが取れていて、劣化も遅いのが特徴。風味の豊かさをゆっくり楽しめるコーヒーです。

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ハマヤ「ブルーマウンテンブレンドNo.1」

出典:楽天

コーヒーの香りを楽しみたいという方におすすめです。すっきりした飲みやすさと豊かで上品な香りが特徴。

世界中のコーヒーの中でも特に優れた品質のブルーマウンテンをベースにブレンドで、マイルドながら香り高いインスタントコーヒーです。

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マウントハーゲン「オーガニック フェアトレード カフェインレス」

出典:楽天

カフェインレスコーヒーを選ぶなら、高地有機栽培のコーヒー豆をカフェイン0.3%未満まで除去したオーガニックのカフェインレスがおすすめ。

超臨界二酸化炭素抽出法を採用しており、カフェインを除去しながら豊かな味わいと香りを残すことを実現。身体に優しくおいしいコーヒーです。

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AGF「Blendy スティック ブラック」

出典:楽天

インスタントコーヒーをとにかく手軽に飲みたいという方におすすめ。一杯ずつスティックになっており、保管も簡単で持ち運びも手軽なのが嬉しいポイントです。

また、水や冷たいミルクにもサッと溶けるのでアイスコーヒーやカフェオレとしても楽しめます。シーンを問わず、手軽に楽しめるインスタントコーヒーです。

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ネスカフェ「プレジデント」

出典:楽天

華やかでフルーティな香りを楽しめるインスタントコーヒー。嫌な酸味はなく、コーヒー本来の酸味と苦味のバランスが取れています。

その理由はネスカフェの「挽き豆包み製法」により、微粉砕したコーヒー豆を閉じ込めているから。淹れたてに近い味わいを再現した香りが良くバランスの良いコーヒーです。

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インスタントコーヒーをおいしく飲むコツ

インスタントコーヒーは、手軽さもウリですが、さらにおいしく飲む工夫ができる飲み物です。おいしいと感じるポイントはそれぞれかもしれませんが、一般的に多く試されている方法をご紹介します。

お湯は少し覚ましてから注ぐ

沸かしたての熱湯をそのまま注ぐのではなく、少し冷ましたお湯を使うのがコツ。なぜなら、温度が高ければ高いほど苦みや渋みが出やすくなるからです。具体的には、沸かしたケトルから別のケトルに移し替えたり、水を足したりすると良いでしょう。

インスタントコーヒーをテフロン加工のフライパンで煎る

やや時間が経ってしまったインスタントコーヒーは、フライパンで煎るのもひとつの手。香ばしさがアップするので味や香りが飛んだり劣化したりしてしまった場合に効果的です。ただし、焦げないように注意してください。弱火で1分30秒ほど煎るのがおすすめ。

ミルクや砂糖を加える

インスタントコーヒーは、どんなに品質が良くても、強めの苦みを感じるものが多いといわれています。そんな苦みを活かす方法が、ミルクや砂糖を加えるということ。

ミルクの甘みとコーヒーの苦みがマッチして、ブラックとはまた違った味わいを楽しめます。

ビンの蓋(紙)は少し残して保管する

インスタントコーヒーの瓶を開封した時に、瓶を覆っている紙は全て剥がさずに端を残すようにしよう。なぜなら、コーヒーを劣化させる湿気や空気が隙間から入ってきてしまうからです。瓶に隙間を作らないようにすることで劣化を防ぎ、おいしいコーヒーを長く楽しむことができます。

いかがでしたか?
インスタントコーヒーの最大のポイントは、手軽なところ。その分、味のクオリティが気になる方も多いかもしれません。 インスタントコーヒーにも様々な種類やこだわりがありますので、まずはインスタントコーヒーをよく知り、自分のお好みやライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

※2020年1月6日時点の情報です。

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この記事を書いた人
くらしをもっと楽しく!かしこく!
ヨムーノ 編集部

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