技術「2」の不器用でも合格!?セルフビルド「ログ加工初級テスト」に挑戦@千葉県長柄町

  • 2021年10月01日更新

こんにちは、学生時代の技術の成績は「2」!ヨムーノDIY女子部、不器用担当のヤギコです。

私は2019年12月から、ヨムーノDIY女子部として、とっても壮大な「女子が森でゼロから!家を作るプロジェクト」に参加しています。

実は私、今回「セルフビルドサポーター初級」の「ログ加工初級テスト」を受けて合格しました!

そもそもセルフビルドサポーターって何?不器用な主婦でも大丈夫?
最初は、そんな思いを抱いていました。しかし、全くのDIY初心者かつ不器用な私でも合格できました、今回は、その道のりをレポートします。

「ゼロからの家づくり」スタートから約1年半

現在、千葉県長柄町でログハウスづくり中の私たち。
チェーンソーで木を切るところからの家づくりは、もはやイチからではなく「ゼロ」から!

生い茂ったまま放置された森林が問題になっているこの地域。荒廃した森林が台風被害を大きくし、私たちの暮らしにも影響を及ぼしているんです。今回、木を有効活用した家づくりで、そうした課題解決や、地元を元気にしたい!という思いから始まりました。

チェーンソーで木を伐り、乾燥させ、木の皮を剥ぎ、グラインダーで木の薄皮を剥き、丸のこやのみで加工を重ね......。1年半をかけて、柱や梁を作ってきました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動休止の期間もあり、作業に遅れも出ました。やっと木材加工も終盤が見えた頃、なんと、テストを受けることになったのです。

私たちに加工を教えてくださっている2人の先生が、待ち構えていたように「セルフビルドサポーター資格制度の初級テストを行いましょう」と告げたのです…...!

「セルフビルドサポーター資格」って?

「セルフビルドサポーター資格制度」は、特定非営利活動法人ふるさとネッツが認定する民間資格です。取得すれば、セルフビルドを通じて、林業の啓蒙活動をする事ができます。
今回受けたのは、その「ログ加工初級テスト」です。

自分たちのやってきた経験が、"資格"というかたちになるんですから。それは喜ばしいことですよね!
部員たちは手を取り合って大喜び(私以外はね…)!
だって、学生時代の技術2。クラスで1番不器用だった私。不器用すぎて「ぶき ぶきこちゃん」というあだ名が付けられていたことも。

そんな私には、練習中も不安しかありません(よく見るとがたがたな、私が作ったホゾ)。

「試験なんて見せしめです!無理無理!」
合格できる気なんて、さらさらありませんでした。

続々と合格する部員たち

喚き声もむなしく、やってきました試験当日。初級の試験内容はログハウスの5つの加工、「垂木転び止め加工」「柱ホゾのオス」「柱ホゾのメス」「土台蟻つぎのオス」「柱蟻つぎのメス」です。

※作業は、各回のレポートがあるのでぜひ読んでみてくださいね。

合格基準は、5つの作業を正確に仕上げること、かつすべてを合計7時間以内に作ることでした。

タイムを計ることなどこれまでなかったため、開始前はみな、緊張した面持ちでした。しかしやりはじめると「いつも通りにやれば、いける!」に意識が変わり、作業場はいつも通りの雰囲気に。私以外の皆が、軽やかに、加工をこなしていきます。

それに対し、私は頭の中がパニック(あれ、これ、どうしたらいいんだっけ?の連続)

結果、私以外は試験施行日に無事合格することができました。しかし今回合格できなかった私も、引き続き自主的に試験を受ける権利をいただけました。

やればやるだけうまくなるのは、みんな同じ

私以外はこれまで、活動日以外にも自主練の時間を捻出し、長柄町に足を運んでいた部員たち。みるみる差がつくのも歴然です。

自主練をしていたメンバーは、

  • 「せっかく工具に慣れても、間があくと次使うときに恐怖心が湧きそうだったから」
  • 「はじめは工具を準備(設定)するだけでも手間取ったから、もっと練習したかった」

など、実はみんな、工具の使い方を忘れないためにしっかり勉強をしていたのです。

私は、人一倍不器用なのに、不器用なことを免罪符にすらしていました。これじゃあ受からない!と猛省。
ということで、私も自主練をはじめることに!

3回の自主練後、ついに合格…!

短い期間で、先生にお願いして練習&試験日を設けていただきました。
暑い日も土砂降りの日も、先生は付き合ってくださいました。

つまづくところも丁寧に見てもらい、改善点を教えてもらい、よりきれいに仕上げるためには何が重要かを教えてもらいました。

何度も「正確なもの」に達せず、やり直し。
とくに丸のこを縦にして作る「柱ホゾのオス」作業は、私は5回も受け直しました。結果、粘り勝ちのような合格を、なんとかいただくことができました。

この先生たちだから、合格できた!

今回、超絶不器用な私がなんとか合格できたのは、先生たちのお人柄が大きかったと思います。私をあきらめず、何度も挑戦させてくれました。

正直、先生たちには、何度も同じ事を言わせてしまいました(工具がまっすぐになっていない、真正面から工具を見れていない、など)。

しかも、私が失敗したせいで、全て初めから木の加工をやり直すことになる事態も2回ありました。私が先生の立場なら、絶対に“ぶち切れ案件”でしょう。

でも先生たちは、私のマイナス思考をいつも笑い飛ばしてくれました。何度も「できないなんてことはないさ」と言ってくれました。

だから私も、自分のできなさに落ち込むことはあっても、追い打ちでメンタルがやられることはありませんでした。

幾度の挑戦を認めてくれた先生だったから、不器用な私でも初級を取得することができました。 不器用を理由に何もしないよりも、頑張れば無理だと思っていたことを乗り越えられるとわかった瞬間でした。

さらに【中級】を目指す仲間も!

ヨムーノDIY女子部は、全員「セルフビルドサポーター資格」の初級に合格しました。しかし既に「中級を受けてみたい!」と、意欲的に試験内容を習っている部員もいます。

例えば、ゆっこさんは「せっかくここまでできるようになったので、もっとたくさんの事を学んで、できることを増やしたい!自分の家の家具を作れるようになったら最高だなと思ってます!」と目を輝かせています。

ちなみに、今回の初級のさらに上、中級にあたる「ノッチ」という加工方法に、チェーンソーがまた登場。木を伐るだけではない、チェーンソーの幅広い使い方を学びましたが、ゆっこさんはこの作業も難なくこなすヨムーノDIY女子部の職人!その背中を追いたいです。

次回は、いよいよ「上棟式」!

次回からは、柱や梁を組み上げる棟上げ作業から、上棟式へと進めていきます。
今後もヨムーノDIY女子部の活動に、大、大、大、大、大注目ですよー!

※本記事は、2021年6月の活動記録です。緊急事態宣言中は公式活動を中止しています。

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