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3DKから2LDKに間取りを変更し、プライベート空間をしっかりと確保しながら家族で快適に過ごせる共有スペースを充実させました。 キッチンには新たにカウンターを設置。洗面所にあった電気温水器を取り除き、トイレの扉も洗面所内から廊下側へ移設し独立させました。ゆったりとした洗面スペースで格段に使いやすくなりました。

広々としたLDKの一角には畳コーナーを設置。たっぷりしまえて出し入れしやすい納戸・収納棚を新設し、室内をすっきり広々使えるようにしました。 また結露を防ぎ、空気環境をよくするために炭塗装を採用しました。天井・床･壁の下地全面に炭を塗った上に，通気性のあるクロスを貼って仕上げました。

特に注目したいのは、リビングに置く畳ユニット。これを集めて4.5畳の畳コーナーにしたり、横に長く並べてソファ代わりにしたりとフレキシブルな家具に。もちろん、中はたっぷり物がしまえる収納ボックスとしても使います。

約30畳の大空間にゆったりと配されたリビングとベッドスペース。床のパイン材をはじめ、竹や杉、大理石といった天然材をふんだんに使った空間が、心身を優しく癒してくれます｡ 窓を二重ガラスにして断熱性を高め、弱い冷房で自然な空気環境を創り出せるよう、工夫をこらしました。

リビングの壁面は、梁を少し手前に出してダウンライトとアッパーライトを埋め込み、ギャラリー風の照明効果が楽しめるようにしました。 キッチン側の壁にはアメリカ製ブラケット照明を付けて、インテリアのアクセントに。半透明のペーパーを巻いたようなデザインがお洒落な印象です。床はカバザクラ材のフローリング。やや赤みかがった自然な色合いが美しく、足に優しい適度な弾力性も魅力です。